2007/1/20 犬ケ岳(1131m)〜求菩提山(782m)縦走 | ||
No2 | ||
犬ヶ岳山頂にて集合写真を撮り、休憩をしたら大竿峠を目指し尾根歩きを進みます。アップダウンしますが、途中のピークがおそらく二の岳でしょうか(ガイドブックではそうなっているが)それとも犬ヶ岳が二の岳なのか、よくわかりませんが山頂から約20分ほどで大竿峠の到着です。一息ついて一の岳を目指します。木の階段を上り、左から右に巻くように稜線を歩き人上りすると一の岳山頂です。ベンチも2つあり広々として食事をするには最高の場所です。展望は西南側が素晴らしく英彦山方面が望めます。今日は陽射しが強く暑いくらいの陽気で食事をしました。食事を済ませ、集合写真を撮り、出発です。ここからは下り主体ですが、アップダウンを繰り返します。素晴らしいブナ林を歩き赤松の林を経て林道を2回横断し、、一の岳から約45分で杉の宿に着きます。杉の宿の案内板には「ここは広い台地になっており入峰のさいの秘密の行法を伝授したと言われている。また山伏の宿場にもなったところである。・・・・」と書かれています。休憩をしてさらに進むと新しい林道の工事が行われていました。なぜ必要なのかわかりませんが、山が傷つけられて痛々しく感じました。道はブナ等の落葉樹から杉や檜木の林となり、杉の宿から約30分で虎の宿に着きます。案内板には「この場所を虎の尾、また虎の宿と言って山伏の峰入の再の行場の一つであった。この下に岩窟がありその名を虎の窟という。ここには座主が発願造立した石仏が安置されている・・・・」とあります。虎の宿から急降下し、長い下りとなり、上り返すと虎の宿から約20分で胎蔵界護摩場跡に着きます。下山はここが分岐になります。ここより求菩提山の山頂を目指します。急登を約10分喘ぐと山頂です。集合写真を撮り下山です。護摩場跡まで戻り、五窟巡りをして求菩提資料館バス停駐車場に降ります。先週は樹氷やつららが見れましたが、このところ暖かいため全く見れませんでした。 <参考コースタイム> 犬ヶ岳登山口−(80分)−笈吊峠−(50分)−犬ヶ岳山頂−(20分)−大竿峠−(20分)−一の岳−(40分)−杉の宿−(30分)−虎の宿−(20分)−護摩場跡−(10分)−求菩提山頂−(60分)−求菩提資料館バス停 ※休憩は含んでいません。あくまでも参考時間です。全行程で約7.5時間でした。 <岩洞窟に立ち寄る> しんでんさんのお薦めで帰りに岩洞窟に寄る事にしました。そこには天井に描かれた壁画があります。「迦陵頻伽」と言う絵です。とてもめずらしいようで上半身が菩薩、下半身が鳥 でインドでは音楽の神とされ浄土では好声で鳴くとされているそうです。高さ約4mの岩天井に描かれていました。 |
||
ブナなどの落葉樹林が続く | ||
大竿峠 | ||
一の岳 | 一の岳でランチ | 一の岳にて(提供MORIさん) |
林道を横断 | 気持ちの良い稜線歩き | 杉の宿 |
すげぇ!大木 | クリックしてみてください | 新しい林道の工事をしていた |
ユズリハ(譲葉) | 虎の宿 | 胎蔵界護摩場跡 |
求菩提山山頂 | 山頂にて(提供MORIさん) | 大日窟 |
「岩洞窟 迦陵頻伽」に立ち寄る 上半身が菩薩、下半身が鳥 インドでは音楽の神とされ浄土では好声で鳴くとされている 高さ約4mの岩天井に描かれている |
||
迦陵頻伽 | この上の天井に描かれている | |
山日記トップへ |