2012/04/29 井原山(いわらやま982.4m)・雷山(955.4m)
渓流の里入口〜井原山〜雷山〜布巻林道〜雷山林道〜渓流の里入口
▲コバノミツバツツジ
 2012年4月28日(日)晴れのち曇り
 ■出発時間:午前7時00分(自宅)
 ■メンバー:家内と私
  今年のGWは遊山歩の例会で宮崎に3泊4日の予定だが、義父が入院しているため家内は留守番となる。そこで妻思いの私は、月末の連休をどこかに連れて行くことにした。土曜日は快晴で山日和であったが、くやしいことに仕事だった。家内にリクエストしてもらうと「ミツバツツが見たい」と言うことで少し早い気がしたが、井原山雷山の縦走をすることに決めた。ただ、今まで何度も歩いているので今回は佐賀県側からの初コースを行くことにした。前夜の準備になったので結構夜遅くなってしまったが、楽しみだ。
 九州道を福岡I.Cから都市高速で野芥で降りて三瀬峠を目指すが、間違って三瀬トンネルに入ってしまい、大回りして目的地である渓流の里入口に8時50分に着く。ただ、間違いも幸いして途中の北山シャクナゲ園を見てこれた。駐車場にいた女性に聞くと約8千本あるらしい。花はちょうど見ごろであった。狭い林道を上り詰めるとT字路にぶつかる。たくさんの車が既に駐車済みでここが登山口だとすぐわかる。このT字路から左に橋を渡ると渓流の里入口井原山登山口への標識がある。また、車道はそのまま雷山への登山口に伸びており、今回はここから井原山雷山と縦走し、林道を歩いてここまで廻ってくることになる。9時10分、準備をして出発。民家を左に見て歩くとバンガローのような建物が廃墟のようになっている。しばらく舗装道を歩く。道がなくなると川原のような場所にぶつかる。どうやら登山口のようだ。蛙がゲコゲコ鳴いている。きっと夕方から雨かも知れない。杉林を抜けると未舗装の林道にぶつかり、視界の中に大きな鉄塔が現れた。鉄塔の下に井原山への標識がある。階段から真っすぐなクマザサの多い道へとなると勾配がきつくなるが、スミレの花やミツバツツジの花もちらほらあって明るく気持のよい道である。林を抜けると視界が広がり、山頂はもうすぐだろう。ミツバツツジの花も多くなり、写真を撮りながら10時ちょうど井原山頂上に出た。展望は最高だ。朝は青空が広がっていたが、薄い雲に覆われ陽がやさしく風邪も心地よい。写真を撮って雷山へと歩きだす。登山者が急に多くなる。縦走路のミツバツツジは未だ蕾が多いが、それでも咲き始めの花を見れて満足だ。雷山までアップダウンを繰り返し11時35分雷山頂上に着く。既にたくさんの登山者が展望を楽しんだり、ランチをしていたりで賑やかである。私たちもここで展望を楽しみながらランチにする。下山は縦走路を少し戻ると「古場」への分岐標識がある。少し降ると植林帯となり、これが結構続く。自然林に出ると木の橋があって車道に出た。後でわかったが、これが布巻林道とのこと。ここからは林道歩き。途中で割と大きい滝があるが、降りて見る場所はない。林道はT字路に出る。チェーンが掛けられていて雷山の標識がある。林道は雷山横断林道となる。左にしばらく歩くと古場岳山荘などが見えてきて橋を過ぎると出発地点の渓流の里入口に着いた。時計を見ると13時ちょうどだった。帰りは雷山林道三瀬峠まで走る。道は結構広くマイクロバスでもOKだ。今日も自然に山に家内に感謝である。
<コースタイム>
 渓流の里入口-(25分)-鉄塔-(30分)-井原山頂上-(25分)-洗谷合流点-(35分)-944mピーク-(25分)-雷山頂上-(5分)-古場分岐-(25分)-布巻林道出合-(10分)-雷山林道出合-(20分)-渓流の里入口※休憩時間は含まず。全行程で約4時間でした。
今回のコース(クリックで拡大)
北山シャクナゲ園 
渓流の里入口前の三叉路に停めさせてもらう
渓流の里入口 分譲の別荘地だとか 舗装道が終わると登山道に
植林帯を歩く スミレ クマザサに覆われてくる
登りつめると未舗装の林道に出る 送電線の鉄塔がある 鉄塔の下に標識が
階段を歩く 急だが歩きやすい これもスミレ
林を抜けると 視界が広がる ミツバツツジの花も咲いていた ハイ ポーズ
未だ蕾が多いが その分色が濃い 山頂だ!
井原山にて 遠くに脊振山 こちらは雷山側
雷山目指し出発 アンの滝からの合流点 見事に開花
ニシキゴロモ(錦衣)しそ科きらんそう属 縦走路にはたくさんのミツバツツジがある
カンアオイの花 これもスミレ ツゲの木も多い
洗谷からの合流点 シロモジの花 クマザサが広がる
ヤナギの種類だろう 快適な縦走路が続く ヤマザクラの花も未だある
足元に巨石 かなり降るところもある 樹林帯に入る
福岡方面 巨木と遊ぶ 振り返る
944mのピーク(カニが食べたい?) ヤマルリソウ 帰路はここから降る
お!雷山山頂だ 山頂にて たくさんの登山者がランチタイム
 
佐賀県側の展望 
下山は少し縦走路を戻る ツクシタニギキョウ  古場方面へと降る
杉林を歩く 変わった石 植林帯が続く
ようやく自然林に出たが 木の橋を渡ると林道に出た これはクロモジかな?
 布巻林道とある(ここに出る) 古場岳山荘付近   「しおいがわはし」とある
渓流の里入口に戻ってきた 無事下山   帰路に立ち寄った「鳥飼豆腐」
     
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