2022/7/3  城山(369m)・許斐山(271m) 福岡県宗像市
 城山のルート 教育大登山口〜三郎丸分岐〜山頂〜石峠〜尾降神社〜教育大登山口
許斐山のルート  八並東登山口〜金魚池〜山頂〜鳥居〜登山口〜公園P
▲ウスキキヌガサタケ
  令和4年7月3日(日)天気 曇り
■出発時間:午前6時00分(小倉南区津田付近) 
■メンバー:U氏と私、はまちゃん、ムサシさん
 U氏からキヌガサタケを見たいと言われ、以前私が平尾台で目にしたのでそれらしきところを散策したが見つからなかった。ならば見れる確率が最も高くて近場の山と言えば、宗像市城山(じょうやま)だ。そこで最新の情報を得るため、山友でもある「はまちゃん先輩」に相談すると案内をしていただけると言うではないか、これはもう鬼に金棒、天の助け、是非にもお願いしますと言うことになり、待ち合わせ場所にU氏と一緒に朝7時に集合した。さっそく城山の森林に入り込み、まずは白色のキヌガサタケをU氏が発見。何と「匂いがした」と言う。それからしばらく「はまちゃん先輩」の案内でうろうろしたが、既に終わったものが多く、きれいに開いたキヌガサタケはなかった。そして教育大登山口から登ろうとしたときに「はまちゃん先輩」の知り合いからとても良い情報を得たのでその場所へと向かう。そしてそれは何と車道沿いにとても立派でしかも一番良い状態(網が開いている)の黄色のキヌガサタケ。いかにも私たちに撮影してくれとばかりに良い位置に姿を現していた。さすがの「はまちゃん先輩」もこれには驚いていた。私たちは初めての城山のキヌガサタケを見に来たのにこんなタイミングで見れるとはとてもラッキーなことなのだ。
 既に目的を達成したので今度はのんびり登山。U氏からタシロランなど希少な植物が多いことを教えてもらう。それぞれ花の時期にまた訪れるときっと楽しめるであろう。
 
城山の頂上に立つと何と沖ノ島がかすかに見えるではないか。大島で見た時よりもはっきりとしている。下山は石峠へと降り尾降神社に立ち寄り登山口へと戻る。登山口のテーブルで少し腹ごしらえとなったが、私とU氏は弁当は持参してなかった。しかし、ムサシさんの差し入れもあって十分に腹ごしらえはできた。はまちゃん先輩からの提案で私が一度も歩いてない許斐山を歩いてみようとなり移動する。すぐ近くだと思っていたが同じ宗像市でも福津市と跨がるようで意外に距離がある。登山口は複数あるとのことだが、ここでもキヌガサタケを見れるかもと言うことで八並東登山口から登る。途中ではまちゃん先輩は車に戻り、許斐山公園で待つとのこと。要するに縦走させていただく訳だ。いやー何から何まで・・・・・。許斐山の頂上も記帳所が建てられていて地元の方のお世話が行き届いていることがわかる。また、王子神社の石祠があり説明板に歴史的な事柄が書かれている。展望は北側が開けていて宗像四塚連山が一望できる。下山は階段が続く。許斐城の馬場と説明板もある。さらに降ると手洗い場と書かれた札が立っていて横に社のような建物がある。そこにも説明板があり、見上げると尖った岩が見える。もしかしてこれが説明板にある三尊石(さんみこといし)だろうか。歴史を勉強?しながら降って行くと今度は墓石と思ったら熊野神社と書かれているではないか。すぐに鳥居があるのでこの辺りに神殿があったのだろうか。再び階段になると許斐神社ともある。よくわからなくなったが史跡が多く残る山だと言うことは間違いない。公園に着くとはまちゃん先輩が待っていてくれてしかも冷たいソフトクリームを用意してくれた。いやあもう脱帽である。冷たいソフトクリームを頬張ると何とも幸せな気分だろうか。今日はお二人には感謝しかない。目的のキヌガサタケ、そして初めてのルート、初めての許斐山と一日貴重な時間を割いてくれて本当にありがたいことである。
 今日は、はまちゃん先輩とムサシさんにとにかく感謝!感謝! 

■コースタイム
 <城山>教育大登山口-(25分)-三郎丸分岐-(20分)-山頂-(30分)-石峠-(35分)-尾降神社-(30分)-教育大登山口 ※休憩時間含まず。全行程で約3時間 <許斐山>八並東登山口-(20分)-金魚池-(7分)-山頂-(20分)-鳥居-(12分)-登山口-(5分)-公園P ※休憩時間含まず。全行程で約1時間40分。  
  
本日の城山のルート (地図をクリックで拡大)
教育大登山口にはトイレもある(8:00)
ムサシさんの案内で歩く
十本杉とあるが・・・・
三郎丸分岐(8:26) 三郎丸側に少し行くと黄色のキヌガサタケ ちょっとだけ展望
ベンチが何カ所もある チシャノキとヤブツバキが合体 巨樹が多い
南側の展望 ここには登頂三万回碑とベンチがある 山頂に到着(8:51)
山頂は城跡 海が見える 立派な方位盤
沖ノ島がうっすらと 南側の展望 石峠へと下山
気持ちの良い尾根歩き このカゴノキの模様はちょっと気持ち悪い 急降下
石峠(9:52) 分岐点 いつのまにか林道歩き
舗装された道になる ここからも登れる 神社の境内にあるノダフジの棚
古そうだ 前足が細くて長くない? 尾降神社とある(10:30)
ここに出ると左に 陽射しが暑い ここも左に
この道はすぐに上り坂となり登山口へ キヌガサタケ(衣笠茸) タシロラン(田代蘭) ラン科

許斐山へ移動
 ツチアケビ(土木通)ラン科 本日の許斐山のルート 
八並東登山口P(11:46) 案内板を見ている 山頂まで1.2kmとある
キヌガサタケは見つからなかった 階段だ 竹林を進む
ギボウシが見ごろ 杉林の中を行く とても歩き安い道
神々しさを感じる樹木 王丸らくらくコースとの分岐(12:21) 金魚池(12:22) 水は無い
城跡のような地形だ 山頂(12:29)  宗像四塚連山
 立派な記帳所  山頂は広い 下山は、このみ公園方面へ階段を下って行く(12:40) 
 馬場とある  なんじゃこら・・・・  巨石を見上げている
巨石が見える   銀杏の大木  階段が続く
 熊野神社とある  鳥居がある(13:03) 竹林でも散策
公園のような場所に出た     案内板がある
 登山口(13:15) 公園内に入ったようだ  公園の駐車場に無事到着(13:21) 
     
   
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