2013/4/14 鹿嵐山(758.1m)かならせやま | ||
大分県宇佐市・中津市 | ||
▲地蔵峠の景 | ||
2013年4月14日(日)天気晴れ ■出発時間:AM6時00分 自宅 ■メンバー:家内と2人 これからの山は、色とりどりの花が咲く季節となる。そして以前歩いた鹿嵐山もシャクナゲやミツバツツジの花のトンネルを楽しませてくれた山である。(過去の日記) 鹿嵐山の魅力は、何といっても奇岩、奇峰が乱立する「地蔵峠の景」である。その景観に見とれながら細い岩稜歩きをも楽しむことができる。 今日も遠出が無理なので自宅から2時間ほどで行けることもあり久しぶりに歩いてみることにした。もちろん花は期待できない。 自宅を出発して途中のコンビニで全く偶然に我が社の社員に出会う。こんなこともあるのかと互いに思ったことだろう。 8時05分、第一登山口駐車場に着く。先客は誰もいない。駐車場の脇にはシャクナゲが咲いている。園芸種は既に開花しているようだ。 登山口の登山届を記入して出発だ。お地蔵さんに安全祈願して橋を渡ると雑木林の登りとなり、 炭焼き跡を見ると植林帯となる。昨夜、酒を飲み過ぎたせいか、どうも今日はきつい。 植林帯が終わると岩が多くなり勾配もきつくなる。両側が少し狭くなり、ここがはっきり尾根だとわかる。山頂まで400mの標識を見るとシャクナゲやミツバツツジが目に付く。しかし、開花には程遠いようである。今年は何でも一週間くらい早いので正直少しだけ期待をしていたが・・・・。 方向を変え、登りきると稜線に出てすぐに石祠のある雌岳の頂上である。わずかに北側の視界が開けていて遠くに八面山、目の前に仙岩山などが見える。 雌岳から急斜面を降る。樹の隙間から雄岳が顔を出す。鞍部に出ると中央登山口との交差点である。そこからまたすぐに苦しい登りが始まる。山頂まで5分の標識を見ると勾配はかなりきつくなり落ち葉で隠れた石を落石してしまい、危うく家内に怪我をさせるところであった。この辺りから風が強いことがわかってきた。 9時54分、鹿嵐山(雄岳)頂上は、かなり風が強い。それでも展望が良いのでここで昼食(2回目の朝食?)をすることにした。 雄岳から地蔵峠を目指し、急斜面を降る。どうも景観が違う。と思っていたら何とも痛々しいほど伐採されて道もできている。杉の植林帯は切り開かれ眺めは良いが、風が強いため砂が舞って目を開けてられない。涙がでるのを悲しいことに置き換えて山にお詫びをしている自分がいた。樹林帯に入ると平坦な道となり、リンドウの花にホットする。露岩をよじ登って振り返ると雌岳の山肌がむき出しになっているのがわかる。思わず手を合わせてしまう。 この辺りからいよいよ絶景と言われる「地蔵峠の景」が現れる。岩のヤセ尾根は、両側が切れ落ちているので注意だ。特に風が強いので少し弱くなったときに速やかに通過する。万里の長城にもたとえられると言うこの景観は、確かに異国の感じがする。 樹林帯に入り少し降るとT字路の地蔵峠に出る。左に行くとお地蔵様、右は登山口である。 植林の中を抜け道路に飛び出す。ここからは舗装道を歩く第二登山口、中央登山口を見て民家が見えてきてのんびりと歩く。今歩いた鹿嵐山の稜線を見上げながら12時10分、第一登山口に無事に着いた。今日も山に自然に地元の人に感謝である。 <コースタイム> 第一登山口-(70分)-雌岳-(10分)-中央登山口への分岐鞍部-(15分)-雄岳山頂-(60分)-地蔵峠-(15分)第二登山口-(20分)-第一登山口 ※休憩時間含まず。全行程で3時間50分かかりました。 |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
第一登山口駐車場 | ||
スミレがたくさん咲いている | ||
菜の花もきれいだ | ここが登山口(登山届がある) | 安全祈願をして出発 |
キランソウ | キケマン | ここは国有林とある |
ひたすら樹林帯を登る | 炭焼き跡 | 植林帯となる |
ミヤマシキミ | サツマイナモリ | マムシグサ |
露岩が現れ始める | かなり急斜面 | よく見るとまな板のようだ |
ミツバツツジが少しだけ咲いていた | 巨木が多くなる | 勾配はかなりきつい |
稜線に出た | 雌岳頂上にある石祠 | 記念に |
遠くに八面山、目の前に仙岩山 | 雄岳が見える | 一旦降る |
鞍部は中央登山口との分岐 | きれいな樹林の中を歩くがすぐに急登となる | ここからがきつい |
急登に喘ぐ | 雄岳頂上 | 記念に |
八面山 | 宇佐の峰々 | 仙岩山 |
今日のランチ | 稜線を歩く | 急斜面を降る |
落石注意 | 滑りやすいにので慎重に | 伐採されて道路も見える |
奇木 | この辺りが広く伐採されていた | 伐採地を降る |
リンドウがたくさん咲いている | 平坦な道となる | 露岩を歩く |
ツバキの花が多い | 露岩を登る | 岩峰が現れる |
素晴らしい景観 | 痛ましい姿になってしまった | 露岩が続く |
シュンラン | 遠くなので何の花かわからない | なかなか色が良い |
風で飛ばされないように | 岩稜歩きはスリルがある | |
奇岩が広がる | 眺めに感動 | |
地蔵峠を目指し下山 | 左に行くとお地蔵さんがある | |
アオキの花が咲いている | 無事登山口 | 道路に出る |
ヤマルリソウ | まっすぐに進む(左に第二登山口駐車場) | ショウジョウバカマ |
田植えの準備が始まっている | 豊前の名水 | アケビの花 |
無事駐車場 | シャクナゲが咲いている | |
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