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令和5年11月26日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前6時45分(小倉南区津田付近)
■メンバー:15名(男性6人、女性9人)
アタック山の会11月例会山行は大分県宇佐市の鹿嵐山。「鹿嵐」を「かならせ」と読める人は少ないだろう。私個人的には過去何度か訪れたことがあるが、秋は初めてである。紅葉が美しいかどうかはわからない。この山が最も賑わうのは、おそらくシャクナゲの時期であろう。私が初めて訪れた時はシャクナゲとミツバツツジの花が満開で大勢の登山者で賑わっていた。晴天の中、駐車場に着くと何と一番乗りで他の登山者はいない。準備体操をしていると2組の登山者が駐車場で登山準備を始めた。お地蔵さんに見送られて橋を渡り登山道に取付く。植林帯の急坂から雑木林になり、稜線に出る。雌岳は樹林に囲まれて展望はない。一旦降り鞍部に降りきると見事な紅葉が迎えてくれた。登り返して鹿嵐山頂に到着すると先客チームがランチタイムを楽しんでいた。北側の展望は仙岩山などの宇佐の峰々と色づいた峰々にしばらく見とれてしまう。私たちもここでランチタイム。狭い頂上はたちまちデパ地下のように混み合ってしまう。先客と入れ替わりに後続の別のチームがやはりここでランチタイムとのことでいつもは静かなはずの頂上は満員御礼となった。ランチを終え、いよいよ万里の長城と例えられている地蔵峠の景へと進む。鹿嵐山頂上から急斜面を降る。かなり手強い斜度で慎重に降らないと数珠つなぎなので大惨事になりかねない。声をかけながら無事鞍部に。ここからは多少のアップダウンとヤセ尾根歩きとなる。そして視界が開けると露岩帯を通過して奇岩怪石の乱立する景観を目にする。何度見ても感動する光景だ。しばらく全員この景観を楽しんで峠へと降り、第二登山口に降りて舗装道を出発点まで緊張から放たれせいか、賑やかな一行となった。帰路に鹿嵐山頂上から見た仙岩山の側に立ち寄る。これまた耶馬溪一目八景に勝るとも劣らない圧巻の景観だ。
今日もメンバー全員の協力で怪我もなく無事下山でき家陣つくことができた。本当に感謝である。そして山に自然に地元の人にも感謝だ。
■コースタイム
第一登山口P-(85分)-雌岳-(15分)-中央登山口出合-(18分)-鹿嵐山頂上-(100分)-地蔵峠-(20分)-第二登山口-(30分)ー第一登山口P ※全行程で
約5.5時間でした。 |
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