2012/02/19風師山(362.2m)・矢筈山(266m) | ||
JR門司港駅〜風師山〜矢筈山〜JR小森江駅 | ||
堡塁見学 | ||
2012年1月19日 天気 曇り時々雪のち晴れ ■出発時間:8時30分(門司港駅) ■メンバー:男性4名、女性4名 「自然観察とボランティアの山の会」では臨時山行とし矢筈山にある堡塁(明治初期の要塞)の見学を兼ねて風師山と矢筈山を歩くことになった。たまには、JRを利用しての旅も気楽で良いもので下曽根駅で山仲間2人と待ち合わせをして小倉駅で乗り換え、JR門司港駅に着いたのは8時20分。休憩所では、既に他のメンバーが雨具を着たりと準備を整えていた。今日はとにかく寒い、雪もちらほら降っている。それゆえ矢筈山での鍋が楽しみである。なんでも堡塁ではボランティアの方々が準備をしてくれるそうで本当に有難いことである。門司港駅からとぼとぼ歩いて清滝神社で班編成をしたりして風師山への自然歩道を歩くが、途中からは舗装された車道をひたすら歩くことになる。しかし、歩いて初めて気がついたことも多く、高浜虚子の石碑などは、今まで車で通過しときは全く気づかなかった。車道をワイワイと話しながら歩いてゆくと大きなアンテナが見えてきた。トイレを済ませ広い駐車場から登山道に入る。まずは風頭に立つ。関門海峡には、武蔵と小次郎が決闘をした巌流島が、子どもの頃見たよりも大きくなって見える。それもそのはず、ずいぶんと埋め立てをしたそうだ。入り込んだ道を戻って南に進むと風師山頂上に出る。次は矢筈山だが、100mほど低い。南に下ると右手の眼下に見えてくる。回り込んで西に降る。鞍部に出て再び登り返すと広い道に出て少し歩くと堡塁の入り口である。時計を見ると11時6分だった。早速案内された部屋で堡塁について詳しく説明をしていただき、外に出て説明を聞きながら見学をする。何度かここを訪れたことがあるが、説明を聞いいたのは初めてで改めてこの場所の歴史的価値のすごさを知った。ボランティアの方々に本当に感謝である。部屋に戻り鍋を皆でいただく、今日は寒いので一層有り難い。腹も落ち着き、歌を唄ったりして楽しむ。片づけをしたら帰路につくが途中で救助訓練ということでザイルワークの練習をした。鞍部まで戻り、住宅街を抜け16時10分JR小森江駅で解散。今日も自然に山に仲間にそしてボランティアの人に感謝である。 <コースタイム> JR門司港駅-(20分)-清滝神社-(70分)-風師山頂上-(12分)-奥田峠分岐-(15分)-鞍部-(15分)矢筈山-(15分)-鞍部-(40分)-JR小森江駅 ※休憩時間含まず。全行程(訓練含め)で7.5時間でした。 |
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門司港駅で下車 | ||
JR門司港駅 | ||
門司港の街を抜ける | 清滝神社 | 門司港の街が見渡せる |
高浜虚子の歌碑 | 車道をひたすら歩く | 奇木 |
もみじ谷参道入り口 | 大きなアンテナが見えてくる | 車はこの上まで入れる |
ここにも歌碑が | 風頭 | 関門海峡が見渡せる |
西の眼下に風師山 | 南に風師山頂上 | 風師山頂上にて |
企救自然歩道の標識 奥田峠との分岐 | 矢筈山を目指す | 薄らとした雪がきれいである |
正面に見えるのが矢筈山 | 鞍部 帰りはここから降る | 広い道に出る |
堡塁の入り口 | トンネル? | 説明を受ける |
ここにも部屋があった | 地下壕に入る | こんな感じ |
ここから敵と応戦した | 南側も見渡せる | 砲台跡 |
山頂標識がある広場 | 空気口 | 井戸は健在 |
鍋だ! | 歌を唄い過ごす | 風師山が見える |
鞍部近くでザイルワークの訓練 | 山岳会ではセルフレスキューが基本 | 風師山を見ながら帰路に就く |
小森江駅まで歩く | 茶色いのは雀 | JR小森江駅で解散 |
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