古処山(859.5m)
 2018/8/26
遊人の杜キャンプ場〜奥の院〜古処山〜遊人の杜キャンプ場
 平成30年8月26日(日) 天気晴れ
 ■出発時間:午前7時(小倉南区津田付近)
 ■メンバー:14名(男性7名、女性7名)
 集合場所から九州道を経て国道200号バイパスを3台のSUVが連ねて走る。
 外気温は既に30度だ。覚悟して出発点の遊人の杜キャンプ場に着く。
 車のドアを開け、外に出ると「ん?意外に涼しい・・・・」
 子どもたちの声が聞こえるのは、夏休みだからだ。これなら昨夜もきっと過ごしやすかっただろう。
 ここから入山する場合は、キャンプ場の管理等で登山届を出すのが決まり。久留米から現地集合で来てくれたHさんに代筆をお願いする。体操を済ませ出発。森林の中は、本当に涼しい。途中から奥の院への直登コースを辿る。初めてのルートでワクワクする。痩せた尾根は勾配がきつい。何度も呼吸を整えて登る。苔むした岩が現れると今までと全く違って「もののけの森」のようである。 そしてすぐに岩壁にぶつかる。 ここからは鎖場が連続する。最初の難所をクリアすると岩の割れ目から冷風が顔を覆う。ここが奥の院だ。しばらく冷風に当たっていたいとこだが、後続がすんなり登ってくる。
 厳しい岩場は、力のある男性群が、か弱い?女性群をサポートし、岩壁で囲まれた部屋「大将隠し」に無事到着。ここで皆で写真を・・・・・おっと私だけ写ってないじゃないか・・・・・
 さて、縦走路に出ると何とこれまた涼風が何とも気持ちよく、時間があるのでしばらく休憩することにした。今日はのんびり登山だ。これなら熱中症も心配ない。
 メンバーが思ったよりスムーズに岩場をクリアしたので時間は予定より1時間も早い。
 「ま、暑いので早く帰宅してビールでも飲もう」と口には出さずにいたのだが・・・・・・。
 お目当ての花は既に終わっていたようだが、玉虫のようなキラキラしたカメムシには皆ハシャイだ。
 古処山の頂上は、他の登山者で賑やかだ。話してるとどうも初心者も多い。雑誌のおかげか。
 ゆっくりと昼食をして下山開始。今度は前回歩いた道だが、階段が流されていた。この前の豪雨だろうか。階段が流されるとこれが障害物に変わるのだ。
 キャンプ場が近づいて陽を浴びると都会ほどではないがやっぱり暑い。炊事棟をお借りして精算を済ませ帰路に着く。
 途中で「カッホー馬古屏」に立ち寄る。「残り物には福がある」と自分をなだめて野菜を手にする。
 帰宅は予定よりもちろん早かったのでその分、ビールも予定より多めにお腹に入る。
 今日も自然に山に中間に感謝!!
 ■コースタイム
  キャンプ場-(10分)-奥の院との分岐-(50分)-奥の院-(15分)-縦走路-(30分)-古処山頂上-(15分)-縦走路分岐-(60分)-キャンプ場  ※休憩含まず。全行程で約 時間でした。距離4.2km、標高差358m 
今日のコース
遊人の杜キャンプ場P(8:30)
キャンプ場を出発(8:54) 沢を横断 奥の院ルートへの分岐点ここから左に入り込む(9:03)
入り込むと道標がある 急斜面の尾根が続く これを過ぎると
もののけの森のようだ(9:39) でかいキノコ発見 急登を終え一息
ここから鎖場のある岩場(9:43) 花が終わったようだ サポートをするメンバー
カラマツソウ 奥の院(9:58) 大将隠しにて(10:13)
サルオガセ ニシキキンカメムシ(福岡県の準絶滅危惧種) 山頂の岩の上から
山頂にて(11:32) 耳納山脈を眺める 下山開始、庭園のような山頂付近(11:42)
鳥居は朽ちていた 避難小屋も老朽化 石仏は伸びた木々で見えなくなっている
 ツチアゲビ  栗の季節だ この分岐から左に(11:57) 
 階段が流されていた 観察しながらの登山です 往路との合流地点(12:36) 
お疲れ様でした
 ここをちょっとだけお借りして精算(12:55)  カッホー馬古屏に立ち寄る(13:30)  
     
     
   
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