2012/11/23 犢牛岳(690.6m) ・岩石山(446m)
福岡県田川郡赤村
 岩石山から見た犢牛岳(奥)
 ▲チョックストーンを持ち上げるカラス
2012年11月23日 天気 雨のち曇り
 ■出発時間:午前8時00分(自宅)   
  ■メンバー:家内と私
 銀杏の黄葉がとてもきれいな時期になると、もう冬が近い。今年は入院で一番良い時期を山に行くことができなかったが、前回の英彦山で紅葉をとりあえず満喫させていただいた。そして今日は小雨模様だが、ドライブがてら妻と近場の山へと出かけることにした。
 福岡県田川郡赤村は、もちろん緑豊かな村であるが、レジャー施設「源じいの森」やトロッコ列車など観光としても面白そうだ。そう言えば、10年ほど前に子供会でキャンプに来たことを思い出す。(夜、飲みすぎたなぁ)
 山は、以前から地図を見て気になっていた「犢牛岳」。なぜか、私は「こっといだけ」とすぐ読めた。それがなぜなのかがわからないので余計に気なる。ネットで調べると結構歩いている人が多いようで情報は入手できた。時間に余裕があれば、岩石山赤村からのルートで歩いてみよう。
 と言うことで義母を病院に送り出した後、出発である。途中、いつものコンビニで弁当を仕入、さらに赤村特産物センターに立ち寄る。9時半だが、既に新鮮で安い野菜がたくさん販売していて家内は大喜びで両手にぶらさげて店を出る。南には、犢牛岳へと連なる峰々が見えてきて車に乗って登山口を目指す。いつのまにか九州自然歩道を車で走っていることに道票を見て気付いた。やがて目の前に燃えるような紅葉が飛び込んできた。そこにはトイレと駐車スペースがある。ここが琴弾の滝である。ちょっと立ち寄ることに。右岸より階段状の道を歩いて滝の傍まで行く。落差はあまりないが滝の名の由来が納得できる雰囲気である。
 車に戻り、先を行く。カーブの手前の左手に今度は「大音の滝」と道票があるので入り込む。すぐに橋があって駐車スペースがあるので停める。ここも歩いてすぐに滝がある。こちらも落差はあまりないが、結構迫力を感じる滝で不動明王が祀られていた。
 静かな滝巡りは予定外であったが、それなりに楽しんだ。Y字路は右に真っすぐ、左の方が本線に見えるが、この先は工事中で行きどまりだった。しばらく進むと犢牛岳と書かれた道票が右手にあるが、「私有地につき立入禁止」とある。どうしたもんだ。車は手前の路肩に停めさせていただき民家の横を静かにそっと歩くことにした。(ごめんさい)しばらく舗装道を歩くと目の前に建物があって九州電力の田川中継所と表札がある。その手前右手が登山口である。ここは田代からの合流点のようで道票があった。尾根を今歩いて来た舗装道を右下に見ながら登って行く。植林帯から自然林になると勾配もきつくなり、大きな岩も目に付く。登りきるとここが頂上だと言わんばか人口的に石が置いてある。良く見ると何か文字が刻んでいるようだが、読めない。ここは事前情報で小犢牛岳とわかる。この先にもう一つピークがある。一旦降って登り返すと犢牛岳頂上に着く。狭い山頂には、690.6mの標高表示がある。展望もないので記念写真を撮って早々に小犢牛岳まで戻り、昼食とした。下山は往路をそのまま戻る。車に戻ったのがちょうど13時。未だ時間があるので岩石山へ立ち寄ることにする。とりあえず岩石トンネルを目指し、車で移動する。トンネル手間から左に入ると岩石山の登山口がある。駐車場はトンネル手前の標識の対面だが、登山口に停めさせていただいた。登山口から暗がりの登山道を歩き、大きな石に不動明王が祭られている。さらに階段を上がって行くとうわさのチョックストーンが現れた。そのあと次々と巨石郡が現れ楽しませてくれた。東屋を過ぎ、尾根道を高度を上げ、階段を登りきると八畳岩にたどり着く。ここからは、何度も訪れた場所である。国見岩まで行き、山頂はパスして往路を戻った。14時45分、無事登山口へ。今日も自然に山に感謝。
<コースタイム>

 Y字路(立入禁止の標識)-(12分)-登山口(九電中継所)-(18分)-小犢牛岳-(7分)-犢牛岳-(6分)-小犢牛岳-(24分)-Y字路 [車で岩石山登山口へ移動(約15分)]
 岩石山登山口(赤村)-(24分)-東屋-(16分)-八畳岩などの巨石-(12分)-東屋-(18分)-登山口※休憩時間は含まず。
犢牛岳のコース(クリックで拡大)
赤村特産物センター
犢牛岳手前の峰々
箕田商店から左に入り、ここは右へ 銀杏の黄葉が眩しい 平山方面へ
紅葉が目に入る 車を停め琴弾の滝へ 琴弾の滝
紅葉とカラス 左に入ると大音の滝 橋を渡って駐車
大音の滝 ここは真っすぐ(左は工事中) この先が登り口
立入禁止なのでここから歩く 椎茸の原木かな この右手が登山口
付き辺りは九州電力 田川中継所 登山口標識 田代1.2kmとある
植林帯と自然林の尾根 大きな石が目に付く 徐々に勾配がきつくなる
かなり急斜面 一息 小犢牛岳頂上
記念に 東の展望が望める 少し降って登り返す
犢牛岳頂上 小犢牛岳まで戻って昼食 巨岩とカラス(復路にて)

岩石トンネルへ
舗装道を戻る 民家の横を静かに抜ける
岩石山が見える 岩石トンネルを左に(駐車場有) 岩石山登山口(赤村)
不動明王 階段が整備されている これがうわさのチョックストーン
針の耳とある 奥が先ほど歩いた犢牛岳 とにかく巨岩が多い
こりゃまたすごい 立入禁止とある 尾根を歩く
またまた階段 八畳岩についた 大砲岩
紅葉は褐葉に 国見岩 添田町
記念に 梵字がある 実物はもっと赤い 
黄葉もきれいだ 再び八畳岩で 東屋を通過
何が嬉しいのか・・・・・ ・・・・・ 無事登山口
END
岩石トンネル手前にある説明板 駐車場がある
 
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