2016/6/26  黒岩山・泉水山
牧ノ戸峠登山口〜黒岩山〜大崩の辻〜上泉水山〜下泉水山〜長者原登山口
 
 平成28年6月26日(日) 曇り時々晴れ
 ■出発時間:6時45分小倉南区役所横公園  7時00分JR下曽根駅(南口)
 ■メンバー:男性7名女性7名 計14名
 黒岩山の斜面はガスで覆われている。レインジャケットをロングスリーブの上に着るが寒い。初夏なのにこんなに寒いとは・・・・ウグイスの鳴き声は私たちから離れようとせず、登り切るまでついてきた。黒岩山の頂上もガスで覆われ、眺望を想像するしかない・・・・・・。
 小倉を出発したときは、天気予報が今日だけ晴れなので当然、青空の広がる九重を期待した。しかし、由布院インターを降りてやまなみハイウェイを走ると厚い雲が峰々を覆っているではないか。ま、梅雨だからしょうがいないと覚悟して出発地点である牧ノ戸峠に到着する。運転手三人は、下山場所の長者原へ車をデポし、再び牧ノ戸峠に戻り、メンバーと合流し歩き始める。
 黒岩山から縦走路に合流し、泉水山の手前で大崩の辻に向かう。
 登山道はクマザサに覆われて道筋はわかるが足元が見えない。この場合は摺り足で進むのが賢明である。
 途中でアセビの群落に入り込み登山度は消えた。あの立派な大崩の辻と書かれた道標があるのにそれより先は全く印がない。地図と踏み跡だけが頼りである。いったん戻り、道が分かれていることに気づく。再びクマザサの中を歩き、暗い樹林帯に入り込み、山腹を巻くように進むとテープで印された分岐点がある。ここからシャクナゲの谷間を少し降ると急に開けた鞍部に飛び出る。ほっと一息つく場所である。
 そこから緩やかな草原の斜面を登り切ると大崩の辻と言うピークに立つ。
 予定通り、ここでランチとする。風が冷たく、雲は速度を増したように流れてゆく。青空がたまに現れる。
 ランチタイムを終え、集合写真を撮って往路を泉水山との分岐点まで戻り。縦走路歩き始める。その頃には青空も頻繁に現れ、三俣山を背に九重連山の峰々が次第にはっきりと眺められるようになった。上泉水山頂上は、登山道脇に標識があるがこの標識がなければ通り過ぎてしまうような頂である。平坦な縦走路から泥土の階段の登山道を降り、緩やかな登りから平坦で明るい登山道となってアセビのトンネルに入ると下泉水山の道標がある。岩上が山頂のようなので全員登って集合写真を撮る。残念であるが三脚をセットする場所がないので私が犠牲になる。
 下山はやはり泥土の滑りやすい登山道を降り、草原に出ると樹林帯と草原の境目を長者原向け降ってゆく。沢を渡渉して橋を渡るとゴール地点の長者原である。
 六月も終わりなのにとても涼しい山行であった。また、今回はチューさんの親戚で初参加のYさん(男性)はメンバーの中では若いので高齢化の進む当会でぜひ新しいメンバーとして活躍してほしいと願う。 今日は天候にも初参加者にも期待する日であった。
 今日も山に自然にメンバーに感謝!!
 ■コースタイム
 牧ノ戸峠-(45分)-黒岩山頂上-(40分)-分岐-(30分)-大崩の辻-(25分)-分岐-(23分)-上泉水山-(35分)-下泉水山-(50分)-長者原※休憩時間含まず。全行程で約5時間でした。
今回のルート(クリックで拡大)
準備体操をして出発(10:00)
 ガスで視界が悪い
肌寒い 頂上部が見えない シライトソウ
ずいぶんと登ってきた 少し明るくなってきた まさに溶岩
ネジキの花 頂上付近まで登ってきた 黒岩山頂へ
イブキトラノオ 黒岩山頂上(10:45) 岩の上に立つが何も見えない
ドウダンがまだ咲いていた 雲の切れ間から青空 平原が見える
従走路に合流(10:57) アセビが多い 岩峰のピークへ
ここまで平坦な道だった 泉水山が見えてきた 振り返る
面白い形だ この山の山腹に大崩の辻への分岐点 分岐点は左に(11:26)
クマザサの中を歩く シャクナゲの群落の中をくぐり 開けた場所に出て登り切ると
大崩の辻(12:00) 寒いけどここでランチタイム 大崩の辻にて(12:33)
再びシャクナゲの中を 樹皮が赤くなっている 往路を戻る
従走路に戻って泉水山を目指す 時折陽が差す ゴリラのような岩
上泉水山にて(13:23) 三俣山 階段を降る
下泉水山が見えてきた  平坦で明るい道だある  松の巨木
 歩きやすい アセビのトンネル  すごい 
 クネクネして面白い  下泉水山の岩上に立つ(14:00) 歩いてきた峰々 
 三俣山 気持ちいい  上泉水山
 急斜面を滑らないように 長者原へ(14:17)  シモツケ 
 夏らしい景色だ  オカトラノオ 草原と樹林帯の堺に沿って降る 
 沢を渡渉する ツチアケビ発見  橋を渡ると長者原(14:56)
     
     
     
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