2016/7/17〜18 九重(法華院温泉山荘一泊登山) | ||
初日 長者原〜雨ケ池〜法華院温泉山荘 | ||
▲坊ガツルと九重連山(左から平治岳、大船山、立中山、白口岳、中岳) | ||
平成28年7月17日(日) 晴れ ■出発時間:10時 自宅 ■メンバー:家内と私 九重は、標高が高いと言ってもやはり暑い。特に陽がまともに当たると暑くてそれだけで体力を消耗してしまう。 それでも青空の下に広がる峰々のパノラマを目にすると来てよかったと思うのである。 今回は昨年のアタック山の会で計画したコースと全く同じだが、前回は風雨で予定を短縮し、コースを変更した。(前回の日記へ) 今回は結果的にそのリベンジとなった。 初日は、長者原から法華院温泉山荘までの行程なので時間に余裕がある。自宅を遅めに出発し、やまなみハイウェイの途中の朝日台レストランで昼食をとり、長者原の駐車場に車を停める。 観光客に混じってダテ原湿原を歩き始める。ノハナショウブがわずかに花を残してくれていた。登山届を記入して吸い込まれるように森の中へ入ると涼しさにほっとする。 もう何度も歩いた道だけど季節によって様子が変わる。 何度も休憩して雨ケ池にようやく到着するが、期待の花は何もない。家内に「毎月来ようか?」と言うと「いい考えねぇ」とかえってきた。確かに毎月来るとそれなりに変化を楽しめるだろう。それほど九重は居心地が良い山だ。 雨ケ池から徐々に下山者と離合すようになる。家内が「いつもと違って逆の立場になれる」と面白がっている。 平坦な道はぬかるんだり、ゴロゴロと石があったり、そして下りとなって石畳の道になると大パノラマは近い。 坊ガツルから扇形に峰々が広がる大パノラマは、青空が一層雄大さを醸し出してくれる。 山荘までの砂利道は、車両が通るため広い。広大な坊ガツルに相応しい道でもある。それにしても静かである。通行人(登山者)は少なく、予想以上に山荘宿泊者も少ないかもしれない。 山荘に着くと今日は50人程度の宿泊だとのこと。北アルプス(日本)の小屋で一つの布団に2人以上で寝るような混雑状況を考えると何とも贅沢なことであろう。 チェックインして、部屋に荷物を置く。まずは「風呂?」いやいやまずは「ビールだ。」といつも気が合わない二人だがこの時ばかりは同意見だった。 ビールを飲んで明日の準備をしてゆっくりと温泉につかり、夕食では同じテーブルで初めてお会いする方たちと山談義、アルコールも入って盛り上がる。普通の旅行ではこんなことはあり得ない。 山歩きの楽しみは人それぞれであるが、こんな山旅も楽しいもんだ。 明日へ・・・・・次ページへ |
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今回のルート(クリックで拡大) | ||
朝日台から九重連山を眺める(10:00) | ||
標高1000mの朝日台 | ||
とり天にざるそば | 駐車場はたくさんの車が | 映画にもなった名犬「平治」(12:34) |
坊がつる賛歌の碑 | ヒゴタイ | タデ原湿原と三俣山 |
木道を歩く | ノハナショウブ | オカトラノオ |
この奥が登山口 | 沢とも言える沼 | コンクリートの作業道を通過 |
本格的な登山道 | 巨石もある | アジサイもたくさん咲いていた |
木の階段 | 谷を渡る | ナルコユリの実 |
ウツボグサも未だ咲いていた | 三俣山を見上げる | ショウマのようだ |
三俣山を背に | 雨ケ池(14:10) | 結構水がある |
オカトラノ | シモツケ | 雨ケ池越に三俣山 |
ママコナ | ギボウシ | アップで |
大船山が見えてきた | ぬかるんだ道 | 立中山に白口岳が見えた |
坊ガツル | ハンカイソウ | ヒメジオンだろう |
山荘が見えてきた | 眺めが良い | 今日はここで一泊(15:20) |
今夜の寝床 | 食堂は憩いの場 | 日が暮れる |
翌日 | ||
出発(7:16) | 鉾立峠目指す | |
木道を歩く | 地面は赤色の石ころが多い | 三俣山を背に |
白口岳 | 鉾立峠で一息(7:47) | 白口岳を目指し出発 |
念のためヘルメットを | 今にも落ちそうな岩だ | とにかく暑い |
ウツギの花がたくさん咲いている | 荒々しい岩壁 | 三俣山が低く感じる |
巨石群の中に窓が・・・・ | 平らな岩も面白い | きつい登りも終わりだ |
白口岳の頂上付近は岩が多い | ロープが巻いてある | 白口岳頂上にて(9:40) |
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