2017/4/16花牟礼山(1170.3m)〜ながみず山(1310m)
駐車スペース〜牧野道終点〜花牟礼山頂上〜分岐点〜ながみず山(往復)
 ▲フクジュソウ(福寿草)
 ▲九重連山のパノラマを楽しむ
平成29年4月16日(日) 天気晴れ
 ■出発時間:6時頃(自宅) 
 ■メンバー:家内と二名
 フクジュソウの自生する山と言えば、九州では
仰烏帽子山」か「岩宇土山」なのだが、北九州からだと登山口まで行くのにかなり時間がかかる。そこで近場でないかとネット検索すると花牟礼山がヒットした。私は過去2度訪れたことがあるが、家内は初めてである。
 それならばと言うことで良く調べることに。フクジュソウは花牟礼山から続くながみず山への従走路に自生しているとのこと。
 もちろん場所の特定しているホームページはない。とにかく歩いてみるしかない。
 ただ、少々気になってたのはスズタケ漕ぎがあるとのこと。
 自宅を出てコンビニで食料を調達し、東九州道から大分道由布I.Cで降りる。ナビに従い南下する。国道から湯平温泉へと進み、花牟礼山への登山道の標識から林道に入る。
 狭い道は高度を上げ、駐車スペースに車を停める。先客は3台の車。
 ここから黒岳大船山が顔を覗かせている。
 この辺りは牧場なので作業道は「牧野道」と呼ぶことにする。(これはガイドブックにある)
 牧野道はジグザグに続く。桜の木も多く、タラの木もある。(残念ながら芽はほぼ摘まれていた)牧野道が終わるとUターンするように杉林の尾根にとりつく。柵に沿って急斜面を歩くといつのまにか杉から檜になって視界が開けてくると何とも気持ちが良い。
 ススキの道をピークを目指す。左手には九重連山のパノラマが広がる。足元にはキスミレが可愛い。ちょっと広場みたいな場所は「ながみず山」との分岐点、まずはこの先の花牟礼山へ。細くなった稜線に三角点の石柱がある。崩落している道には注意だ。
 山頂にはご夫婦と思われるお二人が眺めを楽しんでいた。私たちは写真を撮ると往路を分岐まで戻り、ながみず山を目指して急斜面を降る。
 登山道とは言えない灌木帯の木の枝にムチ打たれながら鞍部に着く。ここから急斜面はスズタケ漕ぎになる。「もう止めようか」と思わず言ってしまう。
 何とかがんばって杉林を抜けるとススキの広がる稜線歩きとなる。遠くにながみず山と思われるピークが見えてくる。
 一旦降って、再び平らで広い稜線を歩き、灌木帯を行くと賑やかな声がしてきた。山頂は近い。
 ようやく山頂に着くと先客のパーティがちょうど食事を終えて下山するところだった。
 ま、あのスズタケの中をよく来たもんだと感心する。(自分も歩いたのに)
 展望はないが、背が高いススキの中でも同じなのでランチタイムをここでする。
 下山は往路を戻るが、スズタケの急斜面には苦労した。
 目的のフクジュソウは見れて満足だが・・・・・・。
 今日も自然に山に感謝!!
 ■コースタイム
  駐車スペース-(30分)-牧野道終点-(35分)-花牟礼山頂上-(80分)-ながみず山-(60分)-分岐-(25分)-牧野道終点-(30分)-駐車スペース※休憩時間含めず。全行程で約6時間かかりました。距離8.53km、標高差532m
 
本日のコース(クリックで拡大)
湯平温泉から来た道
ここから山道へ、花牟礼山と小さな表示がある(8:29) 
ここは左に(8:31) ここが駐車スペース(8:55) 邪魔にならないように停めて出発(9:07)
黒岳、大船山 牧野道をしばらく歩く 標識あり
桜の花が満開 タラの木も多い牧野道 アセビの花も咲いている
ここは右手に 牧野道終点から尾根にとりつく(9:44) 杉林の尾根道
ツクシショウジョウバカマ こっちはピンク色 杉林が続く
結構急だ 黒岳と大船が見えた いつのまにか檜林に
足元はクマザサ 視界が開けた 可愛いキスミレ
目の前の山を後で登る 九重連山を見渡す 展望抜群
ハルリンドウ アセビ 四等三角点
左側が崩落している 花牟礼山頂上(10:31) 分岐から「ながみず山」目指す
振り返る 鞍部から黒岳を見る スズタケ漕ぎが続く
スズタケを抜けても急斜面は続く ようやく視界が開ける(11:27) ながみず山の頂上が見える
南西の眺め 振り返る この中を来た
「ながみず山」に着いた!(12:12) ランチタイム 山頂から縦走路は未だ続いている
この辺りの木の幹には苔が付いている 山頂はあまり展望は良くない 再び往路を戻る(12:40)
ながみず山を背に ひたすらススキの中を歩く スズタケ漕ぎを終えて振り返る
 目の前が花牟礼山 振り返る  キスミレ
 分岐手前・・・ガスって来た(13:46)  牧野道終点まで戻った(14:15) のんびりと歩く 
 桜がきれい 無事下山(14:53)   見事な桜の大木
▼フクジュソウ 
     
     
     
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