2014/9/21 平治岳(1642.8m)
NO1
吉部登山口(ゲート)〜平治岳北登山口〜平治岳頂上〜大戸越〜坊ガツル分岐〜大船林道〜暮雨の滝〜吉部登山口
 ▲ミカエリソウの群落
2014年9月21日(日) 天気 曇り
■出発時間:AM6時00分 自宅
■メンバー:家内と2人
  「暑さ寒さも彼岸まで」と言うが、確かに暑さも和らぎ朝晩は肌寒さを感じる今日この頃だ。
 吉部登山口で車を降りると寒いのでウィンドブレーカを着る。
 今日は平治岳を歩く。平治岳は「ヘイジダケ」ではなく「ヒーヂダケ」と読むが私は昔から「ヒジダケ」呼んでいたのでこれが抜けきれない。山名の由来は面白いもので当て字が多いので漢字に意味がないことが多い。平治岳もどうもそのようである。
 有料駐車場には、簡易トイレもあるのでちょうど良く使わせてもらった。
 一組の若いカップルが登山準備をしていたが、私たちの方が先に出発だ。
 林道の脇に登山届けのBOXがある吉部登山口を通り過ぎる。家内が「どこ行くの?」と聞く。
 事前に説明したはずなのに・・・・。橋を渡った所にゲートがあるので左の脇から登山道に入る。
 この道は上りで1度、下りで1度歩いているのが、記憶では真っ直ぐに道があったはず。
 ところが、どうも違う。山道は自然の力によって変化するし、正規とは言えないルートなので踏み跡や赤テープをよく見ながら地図を確認し無事林道に出る。
 林道をしばらく歩くと左手にいかにも「登山口だよ」と棒と赤テープがある。ここからもきっと行けるんだろうと探索してみることにした。
 道は平治岳とは反対に南に向かっているので地図を見ると1328mのピークがある尾根へと登っているようだ。「んん・・・止めとこ」と引き返す。かなり遠回りになりそうだからだ。
 予定通り、大船林道から左に大船山4号集材路に入りしばらく歩く。集材路と言うからには材木を集めるところだろうと予想できる。確かに杉の植林帯が近くにある。
 右にカーブする場所の左手に小さな標識で平治北登山口とあるが、以前これを見逃してしまい行き止まりまで歩いてしまった。地図を見ていればV字の谷間を行くので見当はつくはずである。
 登山道は谷間に沿って山腹を東に進む。狭いが歩きやすい道だ。登山道の脇にはツリフネソウやアキチョウジ、ミカエリソウの花がたくさんあって賑やかで飽きない。自然林から植林帯となると急斜面になって今度は巨木もある。高度を上げるとアルミの梯子が見える。「んん何か臭いぞ」獣の臭いがする。鹿の糞があるので鹿が近くにいるのかもしれない。梯子をクリアするとずるずるした泥の急斜面で滑る。臭いは滑るはでしばらく格闘するといわゆる「窓」に出る。展望所らしき場所があるので一登りして立ってみるとガスって何も見えない。残念。ページへ
今回の歩行コース(クリックで拡大)
有料駐車場に停める(08:37)
ツリフネソウがお出迎え 林道を歩く(08:43) オタカラコウ
吉部登山口を通り過ぎる(08:45) ブクブクと噴出している 橋を通過する
鳴子川 ゲートの右から登山道へ(08:50) 登山道
コブだらけの木だ 石は苔だらけ 川沿いに歩く
シイタケのようだ このキノコがたくさんある シラネセンキュウ
本流からはずれる 右岸を登る アキチョウジ
ミカエリソウ 山腹を歩く 右手が開けてきた
歩きやすい道 川が見える 広い道になった
瑞々しいキノコである 左に進む 林道に出る(9:46)
林道を南に歩く オタカラコウの群生 赤テープがあるのでちょっと探索
なんとギンリョウソウが 大廻になりそうなので引き返す 林道に戻り左に集材路へと進む(10:05)
トリカブト
▲アケボノソウ(曙草・リンドウ科センブリ属) 集材路を歩く
右カーブする場所の左手に標識(10:15) ここからもミカエリソウが咲いている アキチョウジも
谷間の左岸側を歩く   ツリフネソウもたくさん ミカエリソウの群落 
 杉の植林帯の中を歩く 巨木も多い  アルミの梯子あり(10:42) 
 ずるずると滑る きつい登り  大窓と言われる場所だろう(10:50) 
展望は・・・・ガスって何も見えない  緩やかな道となる  潅木帯の心地よい道だ 
 この辺りにもミカエリソウが フウロがきれいだ  平治平に出る(11:05) 
 アキノキリンソウ 笹を掻き分け歩く   「ここにも・・ここにも」
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