2012/05/20 星生山(1762m)
牧ノ戸峠〜扇鼻分岐〜星生山手前〜久住分れ〜北千里浜〜すがもり越〜大曲
強風のため山頂手前で断念・・・・・
  2012年5月20日 天気 曇り
「自然観察とボランティアの山の会」の6月例会登山は、星生山(九重)の計画だ。今日はその下見と言うことでいつものようにHさんの会社に集合した。
■出発時間:6時30分 
■メンバー 男性2人 女性5人
 9時40分、大曲に車を1台停めて牧ノ戸峠より出発。売店前には、中学生の団体がいて賑やかである。天候はあまり思わしくない。気温もこの時期にしてはかなり低い。メンバーは皆上に雨具を着てコンクリートの坂を歩く。階段になると周りにイワカガミやミヤマキリシマが咲いていて立ち止まって写真に撮る。展望所ではガスの間からわずかに見える展望を楽しみ、沓掛山を過ぎ、広い縦走路を歩く。学生たちに追い越されたり追い越したりしたが、扇鼻分岐あたりからは、既に下山者とすれ違うことが多くなる。11時00分、星生山への取り付き(別れ)より西千里浜へと向かう。星生山の稜線はガスがかかっている。おそらく強風で雨も考えられるためここで雨具を上下とも着る。西千里浜より岩の急斜面を登り稜線に出る。下を見ると西千里浜の湿地帯が何とも言えない姿である。風はやはり強い。ヤセ尾根から広い稜線に出ると体を持って行かれそうなくらい強風となる。星生新道(現在通行禁止)のケルンを見てさらに上るが、登頂を諦め、山頂手前から縦走路へと降る。縦走路は登山者がたくさんいて賑やかである。12時20分、久住分れ手前の非難小屋で昼食とした。追い越してきた学生たちも既にここで弁当を食べていた。薄着なので寒そうだ。ガスの心配もあったが、コンパスをセットして北千里浜へと降る。岩にはペンキがはっきりとしていて迷うこともないだろう。北千里浜をのんびりと歩き、すがもり小屋へと上り返す。13時40分、小屋に着く。ここも強風で小屋の中も吹きさらしで非難小屋としては、あまり役に立たないようである。硫黄の煙を左に見て岩場を降り、砂防ダムを見て道路に出る。舗装道に出るころには風が無くなっていた。下界はどうも天気が良さそうだ。アセビの葉が黄色と赤色に染まり、紅葉のようできれいである。ミヤマキリシマもこの辺りでは開花して下見とは言え、楽しんだ山行だった。
14時30分、無事大曲に下山した。このあと牧ノ戸峠に車を取りに行き、帰路に着いた。今日も自然に山に仲間に感謝である。
コースタイム
 牧ノ戸登山口-(70分)-星生山取り付き点-(40分)-縦走路への分岐-(30分)-久住分かれ-(50分)-すがもり小屋-(50分)-大曲登山口
※休憩時間は含まれていません。全行程で約4.5時間かかりました。
今回のルート(地図上クリックで拡大)
牧ノ戸峠から登り始める
学生がたくさんいた ベニドウダン イワカガミ
若い人たちに説明をする ミヤマキリシマ
もう咲いていた 岩場を歩く
シャクナゲの花が未だ咲いていた 沓掛山頂上 広い縦走路となる
休憩ポイントだが風が強い 正面が星生山(ここから左に) 西千里浜を見ながら
西千里浜を見下ろす 稜線の先が山頂 かなり風が強い
山頂は諦めてここから降る 縦走路まで降る 風が弱まる
久住分かれへと 久住分れ手前の非難小屋横で昼食 北千里浜へと降る
ガメラんのようだ 北千里浜(ガスって見えない) ここからはのんびりと歩ける
この先がすがもり越と法華院の分岐 分岐標識 すがもり小屋(風が吹きさらす)
ペンキの通りに 硫黄の煙が立ち上る 舗装道を歩く
アセビの葉の色がきれいだ ミヤマキリシマ
お疲れさまでした
大曲の登山口 帰りに立ち寄る
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