2022/5/22  岩井川岳(1522.0m)
 瀬ノ本P〜登山口〜扇ヶ鼻分岐〜岩井川岳頂上〜巨石〜扇ヶ鼻分岐〜登山口〜瀬ノ本P
 アタック山の会例会山行
 
▲岩井川岳の頂上付近のミヤマキリシマ
  令和4年5月22日(日)天気 晴れ
■出発時間:午前6時40分(小倉南区津田付近) 
■メンバー:11名+1名(現地集合)
 5月下旬と言えばそろそろ九重のミヤマキリシマの開花の時期である。しかし、花を期待すると咲いてなかったときは、とてもがっかりする。そこで今回の例会山行ではミヤマキリシマと言う単語を一切記載しない案内文(行程表)を作成し配布しておいた。もちろん今回の山行のテーマにもしていない。さて、この時期九重は、どの登山口も大混雑する。昨年末に年間山行計画を作成するに辺り、メンバーのM氏(ガシンさん)より提案があった。(これがとても良い案だったと言うことは後でわかる。)それは瀬ノ本から岩井川岳(イワイゴタケ)へのルートである。私はこのルート、ずいぶん昔に歩いたことがあるが、登山口に駐車場がなかったはずである。しかし、最近?近くに駐車場ができているとのこと。それならばと年計画に組み込んだ。
 集合場所に集まったメンバーは今日は降水確率0%なのでとてもウキウキしているように見える。今日の行程を説明し、車の割り振りを阿弥陀くじにしたのだが・・・・。結局、いつものグループに分かれてしまった。何と言う偶然か、それとも呪いか。
玖珠の道の駅でトイレ休憩をして四季彩ロードを行く。八丁原地熱発電所を過ぎ、一目山&涌蓋山の登山口駐車スペースは既に満車状態、スキー場ではシャコンタンの車やドレスアップした車がたくさん集まっていた。何かイベントがあるようだ。もしかして瀬ノ本の駐車場は満車かもと気は焦るが、着いてみると何とガラガラだった。ガシンさんの案がとても良かったわけである。
 今回のルートは、
扇ヶ鼻まで行きたいところだが、自然観察を楽しむには、時間的にも体力的にも少々厳しい気がした。と言って岩井川岳のピストンだけだと少々物足りない気もする。かなり悩んだが、暑さも考慮し岩井川岳の往復登山とした。
 駐車場から車道を少し歩いて登山口から入山。林道を行く。この林道は、谷間から尾根へと取付き、1174mの地点まで延びている。尾根沿いの林道はあまりないが、何のためか気になるところだ。林道が終わると急斜面となりなだらかになるとミヤマキリシマの花が迎えてくれた。灌木帯になると絶景が目に入る。これがあるから山はやめられない。目の前にドンと鍋蓋のような
扇ヶ鼻が現れる。よく見てもピンク色のミヤマキリシマの花は見当たらない。きっと未だ蕾だろう。扇ヶ鼻との分岐からUターンするようにだだっ広い笹原を行儀良く一列になって歩く。亀の甲羅の形をしたピンク色のミヤマキリシマが点在している。その広い笹原のとても頂上とは思えない場所に頂上標識がある。南側はミヤマキリシマが結構咲いている。時間があるので西へと笹原を進むと大きな岩がポツンとある。乗ってみると360度のパノラマが一段と広がる。『キモッチイイ〜』と思わず叫ぶ。後ろから来たメンバーに席を譲り、皆童心に返って楽しんでいた。日陰のない場所だが心地よい風が吹くのでここでランチタイムを過ごす。帰路は往路を戻るが、マムシクサのことでU氏から面白い話が聞けた。登山口から車道に出ると朝も見た蜂蜜を移動販売している車が未だあったので立ち寄り1瓶購入した。地元の養蜂家が直販なので市場価格の半分以下と言うが本当に国産純粋のレンゲ蜂蜜なのか少々不安だ。連絡先などをちゃんと配っていたので間違いないと思うが・・・・・。無事駐車場に着いて車での帰路も往路と同じ道を走る。今日も自然に山に仲間に感謝!!
■コースタイム
 P-(10分)-瀬ノ本登山口-(120分)-扇ヶ鼻分岐-(6分)-岩井川岳頂上-(5分)-巨石-(10分)-扇ヶ鼻分岐-(85分)-瀬ノ本登山口-(10分)-P ※休憩時間含まず。全行程で約5時間。距離約8km、標高差約554m
  
  
本日のコース(地図をクリックで拡大)
駐車場は空いていた(9:15)
出発(9:32)
この先が登山口
登山届BOXも設置されていた 林道を歩く 結構林道が長い
登山道になると急斜面 巨樹も多い ギンリョウソウ
杉林を進む 雑木林になる 巨石
ミヤマキリシマが咲いている 緩やかな坂道になってきた
結構咲いている 満開だ 岩井川岳の先端が見える
猟師山方面を眺める 岩井川岳 振り返る
しばらくミヤマキリシマの花鑑賞
扇ヶ鼻が見えた 分岐から岩井川岳へ
ミヤマキリシマが点在している 広い草原 岩井川岳頂上を通過(11:36)
先端まで歩くと巨石がある 絶景だ! 巨石に立つ・・・この辺で昼食
星生山方面 山頂にて(12:29) 往路を戻る
再びミヤマキリシマ マイヅルソウ チゴユリ
しばらく鑑賞
急斜面を降る 林道に出る マムシソウ
登山口(14:11) 車道を注意して歩く 無事駐車場(14:20)
   
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