2020/8/14  星生山(1762m)・中岳(1791m)
 牧ノ戸峠〜星生山〜久住分かれ〜御池〜中岳〜久住分かれ〜牧ノ戸峠
中岳頂上から久住山と天狗ケ城
 ▲中岳頂上から(久住山、御池、天狗ケ城)
  令和2年8月14日(金) 天気晴れ
■出発時間:午前5時20分(自宅) 
■メンバー:2名(Yさんと私)
 35度と猛暑が続く中、盆休みがやってきた。今年は新型コロナウィルスのため長男や長女の家族は帰ってこない。そこで山の会のY氏を誘い
九重へと出かけることにした。もちろん運転は私よりずっと若いYさんにお願いする。
 自宅から
東九州道に乗り、上毛スマートで流出する。国道に出て山国川の手前から耶馬溪へ。玖珠の街を通過し、四季菜ロードを経て長者原。時刻は7時10分。既に駐車場は混雑。牧ノ戸峠への坂を進む。大曲(おおまがり)手前から路肩に駐車している車が・・・・牧ノ戸峠手前から路肩に車。こりゃ大変だ。レストハウス前の駐車場は満車で一台の隙間もない。周辺の路肩も満車だ。Uターンして路肩に1台だけ入る隙間をみつけた。こんなに混むとは思ってなかった。おそらくミヤマキリシマのシーズンと同じであろう。それに暑さを考え早出なのだろう。
 
牧ノ戸峠でトイレを済ませ登山口で登山届けを提出。コンクリートの坂を歩き始める。未だ身体が馴染んでいないようでとてもきつい。。展望台で一休み。そこからの眺望は久しぶりの澄み切った空気で映し出した景色であることは間違いない。いつも街はPM2.5で霞んでいるのでそれだけでも感動する。真っ青な空に由布岳の尖った東峰西峰が猫の耳のように見える。第2展望台に出るとガスがかかってきたがそれも風のせいかすぐに見晴らしの良い空間に変わる。沓掛山も混むこともなく遠望を楽しみながらこまめに水分補給しながら進む。扇ケ鼻との分岐の先から星生山への道に取り付く。ここからは他の登山者がいなくなる。西千里浜を間近に見て九州にもこんなところがあるんだねとY氏と話しながら岩をよじ登る。この辺りで降ってくる登山者に出合う。ヤセ尾根から開けた稜線になると心地よい風で暑さは全く感じない。大勢のグループとすれ違い星生山頂上に着く。360度の大パノラマを楽しむ。さあここから岩稜歩きだ。ちょっとだけ日本アルプスを歩いている気分になれる。意外にもここでも反対側からの登山者が多いことに驚く。岩歩きを無事終え、久住分かれから御池(みいけ)へと進む。きついガレ場を登って池に着くと何ときれいな湖なんだろうと何度も見た池だが改めて感動する。せっかくなので水際の渕を歩き眺めを楽しむ。そして入口の対岸でランチタイム。時間はたっぷりあるので他の登山者と話をしたりとゆっくりと過ごす。
 ランチタイムを終えると
中岳を目指す。ずいぶんと疲れたが何とかがんばろう。でも中岳頂上に立つとやっぱり来て良かったと思うのである。何しろ九州本土最高峰からの眺めは最高だ。下山は久住分かれまで往路を戻り、本来の登山道を扇ケ鼻分かれまで、そして往路を戻る。牧ノ戸峠に着く頃はもうヘトヘトであった。今日も山に自然にYさんに感謝!!
 ■コースタイム
 牧ノ戸峠-(25分)-沓掛山-(45分)-扇ケ鼻分岐-(35分)-星生山-(35分)-久住分かれ-(17分)-御池-(23分)-中岳-(40分)-久住分かれ-(25分)-扇ケ鼻分岐-(35分)-沓掛山-(20分)-牧ノ戸峠 ※休憩時間含まず。全行程で約6.5時間でした。距離11.6km 標高差465m
本日のコース(地図をクリックで拡大)
牧ノ戸峠(8:00)
トイレを済ませて
登山届けを提出して出発(7:51) 結構きついコンクリートの急坂 展望台から三俣山と遠くに由布岳
展望台から次の展望台へ(8:02) シモツケ(下野)バラ科 シュロソウ(棕櫚草)ユリ科
サイヨウシャジン(細葉沙参)キキョウ科 沓掛山からこれから歩く道を眺める 振り返る
広い道になる コバギボウシ(小葉擬宝珠)ユリ科 オトギリソウ(弟切草)オトギリソウ科
ママコナがたくさん咲いていた ママコナ(飯子菜)ハマウツボ科 日陰に入ると涼しさは増す
あの岩のピークをこれから登る 陽射しは強いが風があるので気持ち良い 扇ケ鼻との分岐点(9:08)
星生山が目の前に タチフウロ(立風露)フウロウソウ科 これを左に進む(道標はない)
ワレモコウ(吾亦紅)バラ科 コガクウツギ(小額空木)ユキノシタ科 踏み跡を辿る
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)キク科 西千里浜 イブキトラノオ(伊吹虎の尾)タデ科
あの露岩のピークを越えて行く 扇ケ鼻を見る 星生山の稜線
眼下に西千里浜 振り返る ハイマツのような樹木
北側の展望 由布岳だ! 山頂は多くの登山者が見える
星生山頂上にて(9:50) 三俣山と北千里浜 阿蘇山(根子岳が良く見えた)
ここから稜線を歩く 硫黄ガスが出ている 岩場を歩く
岩場はなぜか面白い 西千里浜を見下ろす 振り返ると岩だらけ
反対からの登山者が意外に多い ケルンがたくさん 赤土のようだ
これは溶岩が作った? 岩の稜線が続く この岩が下から見ると迫力がある
その岩の上からの眺め 巨石と久住山 トイレが見える
久住分かれ(10:38) 硫黄山と三俣山 中岳へ(目の前は天狗ケ城)
天狗ケ城へと進むが途中で御池へ 御池(みいけ) 池の縁を歩いて反対側へ
天狗ケ城を眺めながらランチタイム(11:00) 中岳目指す 稲星山
中岳頂上にて(11:47) 平治岳と大船山、坊ガツルはテントがたくさん 英彦山が見える!
眺めは最高! 下山開始(12:10) 再び御池
 池の上部の岩場を行く 横顔のように見える   天狗ケ城からの降り
 久住分かれへ 新しく避難小屋ができるようだ(12:48)  狭い道を行く 
 広い道に出た  星生分かれ(13:02) シモツケソウ(下野草)バラ科 
 石畳の道 往路を降る   休憩ポイント(13:27)
 日陰はひやっとする  沓掛山(13:48)  上の展望台に到着(13:54)
疲れたぁ〜
 展望台から来週歩く黒岩山を眺める 無事登山口(14:19)   
 
   
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