2019/8/24 黒岳(九重)
一泊登山
男池〜ソババッケ〜風穴(往復・・・・雨のため途中で断念)
 
 ▲黒岳の麓は原生林が残っている
  令和1年8月24日(土) 天気 雨
■出発時間:午前6時15分(小倉南区田原付近) 
■メンバー:11名(女性5名、男性6名)
 降水確率100%の予報、それでもよほどのことがない限り、中止にしないのが当山の会の方針だ。と言ってもやはり安全第一なので危険なルートや無理なことはできない。今回は、
男池からスタートし、ソババッケ、風穴を経由し、黒岳最高峰の高塚山を登頂した後、風穴に戻り、黒岳の裾野を反時計回りに進んで白水鉱泉(しろみず)の黒嶽荘をにゴールするという計画であった。しかし、雨は強まるばかりでぬかるむ道、滑る岩場と歩行時間は極端に遅くなる。そのため予定していたルートは、時間的にも体力的にも無理と判断し、風穴で折り返すことにした。初めて歩く道を期待していたメンバーには申し訳ないが、やはり安全第一だ。それでもメンバー全員、夜の楽しみがあることもあって愚痴る人も出ず、雨を思う存分楽しんでいた。さすが、長年歩いてきた仲間だ。皆、協力的で頼もしい。
さて、
男池の登山口から入山するが、すぐにキツネノカミソリが群生している。何度も来ているのに初めて見る光景だ。そしていつもなら水が溜まることがない沼は池になっていた。かくし水手前で他のグループが下山してきた。当会メンバーの知り合いがいたようでやはり北九州からのようだ。「物好きだなあ」とまたしても自分たちのことを棚に上げて・・・・・。話を聞くとかくし水まで行って戻って来たとのこと。これから散策をしてバーベーキューだそうだ。ソババッケが、どうなっているか、泳いで渡るほど水があるのか・・・などと想像を膨らますが、実際には水は溜まっていない、ただ、ぬかるむ。靴もズボンも泥だらけだ。シャクナゲの多い原生林の中を歩く、緑がきれいだ。岩が滑る。慎重な進行は、普通の倍近く時間を要する。ようやく風穴の近くまで来た。ここで雨粒と一緒に昼食だ。そしてここで引き返すことを決断する。男池に無事下山し、黒嶽荘へ、ずぶ濡れになったので風呂が有り難い。3〜4人ずつしか入れないが良いお湯だ。何しろ炭酸水だ。部屋ではビールで乾杯!夕食は地鶏の炭火焼きと山菜やエノハ(ヤマメ・アマゴ)の塩焼きとご馳走だ。夕食後は部屋で二次会。楽しい夜を過ごした。
 翌日、朝食を終え、宿にお別れをする。この二日間、自然に山にそして宿の方たち、仲間に感謝!!(コースタイム省略)
 
男池登山口から入山(9:28)
キツネノカミソリが群生していた
透明度が高い 沼が池になっている 神々しさを感じる
緩やかな上り 緑がきれいだ 別のグループとすれ違う
ソーセージのようなツチアケビの実 花を付けたモミジガサ かくし水(10:03)
ここで雨具を着る 徐々に勾配がきつくなる 可愛い実だ
ソババッケ(10:45) オタカラコウ(雄宝香)キク科 北大船山と平治岳
大きな岩が多くなってきた シャクナゲの群落 巨木が乱立する
苔むした岩、ここに何年前からあるのだろう 大戸越への分岐 大きな岩を歩くに苦労した
ようやく石の道が終わる 風穴手前で昼食をして折り返す 往路を慎重に戻る
もちろんヘルメット着用 転ばないように 童心に帰って
カメラのレンズに雨が・・・・・ 再びソババッケ(14:10) 根にも注意
平坦な道が有り難い 水が増えてない? 男池までもう少し
キツネノカミソリを今一度(15:15) お世話になる黒嶽荘
炭酸水をいただく 夕食はご馳走 部屋で二次会
これまた豪勢な朝食 二日酔いの人はいないようだ 結構メニューがある
   
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