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令和1年8月26日(土) 天気 曇り
■出発時間:午前6時40分(小倉南区田原付近)
■メンバー:15名(女性10名、男性5名)
九重はやっぱり涼しい。ただ、その「涼しさ」は昔とは明らかに違うと感じる。
計画では黒岳の一つのピークである前岳を黒嶽荘から往復するはずであったが、四季菜ロードから黒岳に近づくにつれ黒い雲が、黒岳を覆っているのが見えてきた。さらに霧雨が降ってきたので男池の駐車場で車を降りて他のメンバに今回は「男池から風穴までにしないか」と提案する。反対者はなく、決定した。今日の目的はもちろん登山であるが、やはり一泊となると夜が楽しみである。従って歩ければどこでも良いのかもしれない。しかしながら今回のルート、侮ってはいけない。昔のように歩きやすい登山道は崩壊してゴロゴロとしたガレ場が続いたりソババッケは泥沼化し、真っ直ぐに渡れることができず、奧セリの先の石は濡れていて滑りやすく風穴までの石畳のような登山道もとても歩きにくくなっている。メンバーもずいぶんと高齢化も進んだので歩行速度は年々遅くなるようで風穴まで3時間半もかかってしまった。下山は多少早いとしても3時間近く必要だ。計算上、風穴に到着した時間はギリギリセーフ。風穴が初めてのメンバーに穴を覗き込んで冷風を体験してもらい、集合写真を撮ったら下山開始。それにしてもソババッケ〜風穴間で他の登山者に出合うことがなかったのは少々不思議である。下山は往路を戻る。雨が心配だったが、結局駐車場に着いて空を見ると峰々からガスが湧き上がって消えてゆきその先には青空が広がっていた。山から降りて疲れたはずだが、山荘でビールが飲めると思うとウキウキ気分だ。山荘に着くと交代で入浴し、持参したクーラーBOXの冷えたビールをいただく、そして楽しみの夕食。豪華な食事と宴会が始まる。幸いにも他の宿泊者がいなかったので誰にも迷惑をかけることはなかった・・・はず。翌日は、男池、旧豊後森機関車庫、道の駅と立ち寄り、無事集合場所で解散。この二日間、メンバーの協力で事故もなく楽しい山行となり本当に感謝である。そして山に自然にさらに山荘の方達に感謝!
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