2023/2/28  黒岩山・泉水山(1780m)
牧ノ戸峠〜黒岩山〜大崩の辻〜上泉水山〜下泉水山〜長者原
アタック山の会例会山行 ミヤマキリシマ鑑賞
▲大崩の辻のミヤマキリシマ 
  令和5年5月28日(日)天気 曇り
■出発時間:午前6時00分(小倉南区津田付近) 
■メンバー:14名

 九重山系のミヤマキリシマ開花時は、大混雑が予想される。それもあって、今回リーダを買って出てくれたM氏は、事前調査の上で綿密な計画をしてくれた。おかげで快適で楽しい山行ができた。特に
長者原から牧ノ戸峠までのバスの件。今回、たまたまではあるが「くじゅうラウンドバス試験運行」ということで牧ノ戸長者原をバスで移動できる。縦走にもってこいである。色々悩んでいたがこのバスのおかげでとてもスムーズな行程となった。            北九州市を出発し、長者原には8時40分頃に到着。予想に反して駐車場は十分空きがある。天気予報は「晴れ」であったが、周りはガスで覆われている。長者原のヘルスセンターの隣には、シェルパが運営しているモンベルのお店があってそこがバスの出発地点。(確か昔は酒屋だったと思う)。予約していたのは私たちだけのようで貸切で出発。牧ノ戸峠につくと霧雨が降っていたので雨具の上着だけ着る。ガスの中を一列になって黒岩山目指す。ミヤマキリシマの花が早速迎えてくれて賑やかな山行が始まった。黒岩山の岩の上に立つメンバー、素晴らしい眺望を目にすることができるはずだったが、残念である。縦走路は、虫害で満開とは言えないがミヤマキリシマの花を楽しみながら進む。大崩の辻への分岐点から西へと山腹を巻くように歩く。シャクナゲの群生地を抜けて鞍部に出て登り返す。斜面のピンク色のミヤマキリシマの花は期待以上だ。そして山頂標識まで行くと目の前に広がるミヤマキリシマには思わず感嘆の声をあげた。ガスってなければ、もっと遠くまで見渡せたであろう。風が少々強いが、ここでランチタイムを過ごし、集合写真を撮って往路を縦走路へと戻る。再び稜線歩きで右手に九重連山の峰々を眺めながらを想像して歩く。上泉水山では狭い頂上だか何とか集合写真を撮って下泉水山では2組に分かれて岩場に立って楽しんだ。草原に出るとあとはのんびりと長者原へ。これまで何組かの別の登山者と出会ったが、登山者の渋滞はなかった。おそらく来週がピークであろう。今日も自然に山に仲間に感謝!!
■コースタイム
 牧ノ戸峠-(40分)-黒岩山-(30分)-大崩の辻分岐-(35分)-大崩の辻-(25分)-大崩の辻分岐-(20分)-上泉水山-(33分)-下泉水山-(45分)-長者原※休憩時間含まず。全行程で約6時間でした。(バスでの移動時間含め)

  
本日のコース(地図をクリックで拡大)
長者原駐車場(8:45)
この稜線を本日歩く予定
試験運転と言うことで無料のバスに乗車(9:15) 牧ノ戸峠を出発(9:35) ミヤマキリシマの花が迎えてくれた
急登する 溶岩 足下も花
虫害のようだ 岩に生えている ガスで視界が効かない
面白い形だ ベニドウダン 黒岩山にて(10:15)
ツクバネウツギ 結構群生している
岩とミヤマキリシマは相性が良い感じ 草原を進む 九重連山を想像して歩こう!
巨石が見える 虫害で咲かずにいるミヤマキリシマ しばらく花を見ながら
アップダウンは少ない マイヅルソウ 大崩の辻へ(11:02)
チゴユリ 山腹を西へ この辺りも群生している
アセビの森の中を抜ける 再び原っぱ 森の中へ
シャクナゲの花が残っていた シャクナゲの群落の中を少し降る 鞍部に出る(11:23)
登り返す ひぇ〜 素晴らしい
大崩の辻にて(12:17) 昼食後 往路を戻る 再びシャクナゲの群落
分岐まで戻ったら再び稜線歩き アセビの中を進む 上泉水山(13:06)
ドウダン 急降下 アセビの森
すげぇ! ギンリョウソウ 泉水山(下泉水山)13:43 岩場に登ってみる
あれが大崩の辻 草原に出る(14:03)
 森との境を真っ直ぐに降ってゆく チゴユリ   結構距離はある
 無事長者原に下山
お疲れ様でした
 森に中へ入る もうすぐ長者原(14:38)   
   
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