2020/8/23  下泉水山(1296m)・上泉水山(1447m)・黒岩山(1502.6m)
 長者原〜下泉水山〜上泉水山〜黒岩山〜牧ノ戸峠〜自然歩道〜長者原
  令和2年8月23日(日) 天気曇り時々晴れ
■出発時間:午前6時15分(小倉南区津田付近) 
■メンバー:7名(男性5名、女性2名)
 
東九州道は、上毛(こうげ)スマートで降りて耶馬溪玖珠と下道を走り四季菜ロードを経て長者原に着く。気温は24度くらい、駐車場は予想外に空いている。前回(8月14日)に訪れた時は満車だったが、夏休みが終わったからだろうか、意外にガラガラだ。
 駐車場から草原に出るまでの道が少々わかりづらいが道標をしっかりと見つけていけば問題ない。森林と草原(牧草地)の際の坂を歩く。陽射しが強いので暑い。時折風がなびくと死んでもいないのに「生き返ったぁ〜」を口にする。高度を上げると見晴らしが良くなるが、今日は晴れているのに霞んで遠望がきかない。せっかく皆に景色を楽しんでもらおうと思っていたのにとても残念だ。
 そのことを口にすると「雨にならなくて良かったじゃない」と他メンバーから励まされた。
 アセビの森に入るとぐっと涼しくなる。
下泉水山の岩の上で童心に戻ったメンバーは元気で明るい。とても高齢者とは言えない。
 背丈まである笹の縦走路に
上泉水山の頂上はある。狭くて長居できない。ハーケンが打たれている岩のピークでもちょっとはしゃぎ、昼食場所をどこにするかと先を進む。結局、黒岩山の手前の分岐点まで行ってランチタイム。少々陽射しを受けるので暑いが、それでもカップ麺を食べれる暑さだ。昼食を終え、黒岩山の岩に立つが、視界はさっぱり。と言うかガスで覆われ何も見えない。
 天気予報では午後より下り坂。私たちも
牧ノ戸峠への下り坂を行く。降りきると大きな東屋がある。そこで大休憩。するとゴロゴロと音が鳴る。誰かが「自衛隊の演習じゃない」と言うけど私には雷に聞こえる。するとそのゴロゴロがどうも近づいているようでやっぱり「雷」だ。
 稜線歩きを終えていたので本当に良かった。
牧ノ戸峠から自然歩道を歩く。ほぼコンクリートの道だ。何度か車道に出たりして無事長者原。雨がポツポツと降り出したがすぐに止む。しかし、南の空は雨雲が見える。きっと阿蘇の方は雨が降っているのだろう。今日も自然に山に山仲間に感謝!!
■コースタイム
 長者原-(90分)-下泉水山-(40分)-上泉水山-(60分)-黒岩山-(35分)-牧ノ戸峠-(60分)-長者原
 ※休憩時間含まず。全行程で約5.5時間でした。距離9.93km 標高差479m
本日のコース(地図をクリックで拡大)
長者原P(8:30)
体操をして出発(8:50)
バードウッチングを楽しむ方達がいた いつもより澄んでいるように感じた これが見えなかった
涸れ沢を横断してこの道標から草原へ ママコナ(飯子菜)ハマウツボ科 コバギボウシ(小葉擬宝珠)キジカクシカ科
牧草地が見えた 草原と森林の際を歩く 結構長い距離を歩く 花はシムラニンジン?
北側の眺め ヤマハギ(山萩)マメ科 サイヨウシャジン(細葉沙参)キキョウ科
左にカーブする ホソバシュロソウ(細葉棕櫚草)ユリ科 オトギリソウ(弟切草)オトギリソウ科
ギボウシが結構ある シモツケソウ(下野草)バラ科 ここより樹林の中へ(9:43)
急な坂道を行く アセビのトンネル 下泉水山に到着
全員で(10:04) 涌蓋山 これから歩く稜線
笹の茂る稜線を歩く ニガナ 花がついた穂
コオニユリ 日が陰ると涼しい 上泉水山(10:50)
三俣山はガスで覆われてる 上泉水山を背に ミヤマキリシマ
陽射しが強くなく涼しい あの先の岩のピークを目指す 大崩ノ辻への分岐点(11:13)
樹林帯を抜けたところ サイヨウシャジンがたくさん咲いていた 平らで広い場所でランチを楽しむグループ
岩のピークに到着(11:22) ハーケンが打たれている 高いところが皆好きだ
奇岩 岩から降ってくるメンバー 皮が剥がれた
草原の先が黒岩山頂上 合流点で昼食タイム 黒岩山頂上へ
もうちょっとで頂上だよぉ〜 黒岩山頂上にて(12:17) 下山開始
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)タデ科 ガスで覆われている 牧ノ戸峠が微かに見える
急斜面を降る 平坦になる ママコナがたくさん咲いていた
東屋で休憩 牧ノ戸峠へ 牧ノ戸峠(13:00)
九州自然歩道の道標から入る コンクリートや木道が続く カエデも多いようだ
ゲンノショウコ 要所に道標がある コンクリートの道が苔だらけ
何度か車道に出る 赤くなっている川 無事長者原(13:58)
   
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