2012/06/03 立中山(1464.4m)
納池登山口付近〜くたみ分かれ〜鉾立峠〜立中山頂上〜鉾立峠〜くたみ分かれ〜納池登山口付近
ミヤマキリシマ満開
 ▲立中山頂上にて(左奥は平治岳)
  2012年6月3日 天気 曇り
「自然観察とボランティアの山の会」の7月例会登山は、星生山(九重)の計画だ。今日はその下見と言うことでいつものようにHさんの会社に集合した。
■出発時間:6時30分 
■メンバー 男性3人 女性4人
 瀬ノ本から国道422号線(旧小国街道)を竹田方面へと走る。くじゅう花公園手前で沢見方面へ左折し、納池登山口を探すが、よくわからない。狭い農道を車で行くと牧場があってどうやらこの牧場から谷間を詰めればきっとくたみ分かれに出るだろうと地形図を見ながら予想した。10時00分、車は、既に1台停めてあるので私たちも置かせていただき準備をして出発。予想通り牧場を抜けて樹林帯に入ると自然歩道に取り付いた。あまり歩いてないようで草が茂っていた。10時16分、すぐにくたみ分かれに着いた。沢見からよりも圧倒的に早いようだ。木道から平坦な泥の道となりとても歩きやすい。上りになると石がごろごろしてきた。苔むした石だらけの場所を過ぎるとジグザグの急坂となり10時54分、鍋割坂に着く。一息ついてさらに高度を上げ、再び岩の多い場所にぶつかると石仏や岩の壁を見て11時07分、鍋割峠に着く。ここから一旦降るとすぐに樹林帯を抜け、私の好きな湿地帯、佐渡窪へ飛び出る。周りは山で囲まれているのにここだけは砂と土と草しかない。木道は、水位が上がった時に流されたようで所々無くなっていた。佐渡窪を歩いて再び樹林帯に入ると石のごろごろした道から階段状の上りとなり、木の階段を上がる頃には視界が開けてくる。今歩いて来た佐渡窪も小さく見える。頭を上げるとピンクに染まるミヤマキリシマが見事である。下見なのにこんな贅沢なことで良いのだろうかとつい思ってしまう。11時59分、鉾立峠は風の通り道なのかじっとしていると寒いくらいだ。荒々しい白口岳とやさしく大きな三俣山が印象的である。立中山は、東側に取り付き点がある。狭い登山道を降ってくる人と譲り合いながら登り、稜線に出るとまたミヤマキリシマが見事に開花している。大船山を見ながら頂上を目指す。12時24分、ミヤマキリシマの花の中にたくさんの登山者で賑わう頂上に着く。展望は360度である。ようやくここで昼食とした。ほぼ食べ終わる頃、ヘリが坊ガツルから大船山への登山道辺りで旋回している。どうやら事故のようだ。(あとで調べると防災ヘリ「とよかぜ」だそうだ)メンバーのHさんが望遠鏡を持っていたのでしばらく様子をみていたが無事救出されたように見えた。12時50分、下山開始。往路を戻り15時00分、無事牧場に着く。今日も自然に山に仲間に感謝。
この後、少し先に正規の納池登山口を見つける。また、牧ノ戸長者原は山開きとあって車が駐車場から溢れていた。
<コースタイム>
 牧場-(15分)-くたみ分かれ-(50分)-鍋割峠-(45分)-鉾立峠-(24分)-立中山-(17分)-鉾立峠-(45分)-鍋割峠-(50分)-くたみ分かれ-(15分)-牧場
※休憩時間は含まれていません。全行程で約.5時間かかりました。
今回のルート(地図上クリックで拡大)
道の駅、豊前お越しかけで休憩
牧場に停めさせていただく この谷間を進めば佐渡窪だ 道がない?いやあった!
ちゃんと道標がある 沢見からの合流点のくたみ分かれ 木道を歩く
歩きやすい道がしばらく続く 鍋割坂 岩場を歩く
再び岩場 鍋割峠 佐渡窪に出た
木道が延びる 白口岳山頂はガスっているようだ 佐渡窪を抜けて樹林帯に入る
鉾立峠まで400m 石がごろごろとした道 階段状になる
正面が立中山 ミヤマキリシマが満開 振り返ると佐渡窪が見える
木の階段を上がる ミヤマキリシマが見事 鉾立峠から白口岳を望む
鉾立峠から三俣山を望む マイヅルソウ 立中山登頂中に見た白口岳
大船山を見ながら見ながら しばらくミヤマキリシマの花に見とれる
立中山頂上から大船山を望む
昼食 救助ヘリ 事故か? ピンクに染まる平治岳
 
 ▲左から白口岳、稲星山、中岳、三俣山
 
 ▲左から平治岳、右は大船山
鉾立峠から法華院を見る ドウダンも満開か 無事下山
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