2021/7/22  大船山(786m)
 𠮷部有料P~吉部登山口~暮雨の滝~坊ガツル~段原~大船山~段原~坊ガツル~大船林道~吉部有料P
  令和3年7月22日(木)~23日(金)天気 霧雨
■出発時間:午前6時20分(自宅) 
■メンバー:2名(Y氏とカラス)
 いつものメンバーを誘ったが、急な話なので結局ヨッシーと二人だけの山行となった。天気予報は「曇り時々晴れ」、坊ガツルならテント泊も頑張ることができる。それはなぜか?、法華院温泉山荘の自販機だ。何しろアルコール類を担がなくて済む。ビール、酎ハイ、清酒と酒類の種類も揃っている。しかもサーバで生ビールもあるのだ。とにかくつまみさえあれば大丈夫。
と言うわけでヨッシーに迎えに来てもらい我が家を出発。東九州道の
北九州空港I.Cから上毛スマートで流出し、山国川沿いに耶馬溪深耶馬溪玖珠色彩ロードを経て吉部登山口手前の駐車場に到着。車中で見た九重の峰々はガスで覆われているようだが、『きっと朝霧だろうから午後は晴れ間もでるだろう』なんて軽はずみな発言をして登山口へ向かう。
 
吉部登山口からしばらく急勾配が続く。平坦になると鳴子川沿いに山腹をひたすら歩く。途中、暮雨の滝へ立ち寄り大船林道の合流点からは砂利道を歩く。草原が広がると右に三俣山、左に平治岳が望めるはずだが、ガスでちょっと先しか見えない。風があるのでガスも上がるだろうと期待して坊ガツルに到着。重い荷物を下ろし、早速テント場を確保し設営する。軽く昼食をとり、ザックを軽くして大船山に向けて出発。その頃にはガスは抜けるどころか霧雨になってきたのでこれが私だけなら登頂を諦めるところだが、ヨッシーは「初めての大船山」なのでガスでも行ってみようとなった。段原(だんばる)までガンバルできつい登りを耐えて大船山まで、幸い風がなかったので岩場も楽にクリアできた。山頂は、期待はしていたがやはり360度、真っ白。ここからの遠望は私は何度も見たのでその素晴らしさを想像できるが・・・・・。ヨッシーには、「また天候が良いときに登ろうと」言うしかなかった。
 早々に下山した私たちは、
法華院温泉山荘に直行。生ビールでとりあえず「乾杯!」、 テントに戻って再び「乾杯!」とホロ酔い気分になっていると青空が・・・・。でも一瞬だった。
 いつ寝たかわからないが、結局一晩中フライシートはポツポツと音を立てていて朝起きても霧雨の中、食事をしてテントをたたむことになった。天気は下り坂のはず、今回は下山することに。帰路は
大船林道を降った。
 今日も山に自然に仲間に感謝!!。昨日の朝、𠮷部から何台も車が林道に入っていったが、それは九電の植生保護活動のためだったようだ。

■コースタイム
 �P-(5分)-�吉部登山口-(50分)-暮雨の滝-(25分)-大船林道合流点-(23分)-坊ガツル-(70分)-段原-(25分)-大船山-(60分)-坊ガツル-(23分)-大船林道分岐-(70分)-登山口-(10分)-P ※休憩時間含まず。1日目約5時間、2日目約2時間。距離約14km、標高差約800m
  
  
本日のコース(地図をクリックで拡大)
吉部有料駐車場に車を停める(8:40)
出発(8:50)
登山口(8:53)
急斜面は木の根が露出して痛ましい 平坦になるが・・・・ また急斜面
ようやく平坦になる(9:23) こんにちは 川沿いに山腹を進む
ウバユリ 暮雨の滝へ(9:44) 暮雨の滝
巨樹 歩きやすいが長い 広い場所に出た(10:15)
林道に出た(10:21) 大船林道との分岐を過ぎ砂利道に ガスっている
ハンカイソウ(樊会草) ホタルブクロ 長者原からの合流点
川を徒渉 オトギリソウ ノハナショウブがたくさん咲いていた
坊ガツルに到着(10:46) テントを設営し昼食を済ませる 大船山へ向けて出発(11:31)
タマゴダケ 広い場所もあるが、ほぼ狭い道 岩場もある
立中山からの合流点(12:06) こんなところも 美味しそうなシモツケの花
ノリウツギかな? 段原(12:42) 山頂目指す
ヤマアジサイ ゴロゴロとした石の急斜面を登る 幸い風がない
マイヅルソウが群生している 頂上部がかすかに見える 山頂にて(13:12)
何も見えないので早々に下山(13:20) あれ?いなくなった 避難小屋に立ち寄る(13:36)
立派な建物になっている 中も板張りだ イブキトラノオ
段原(13:40) 無事坊ガツル(14:40) とりあえず、ビールだ!
三俣山の麓が見える 水量は増えていない 法華院温山荘
乾杯! さ、テントに帰ろう 前回の大雨で崩れてきた跡
テント場とロッジ この草原がなんとも気持ちよい ミソハギ
オカトラノオ 雨模様だが賑やかだ テントに戻って再び乾杯!
一晩中、雨がポツポツと・・・・・
おっ!青空だ! 再び霧雨に
翌朝朝食後下山開始(7:50) 帰りたくないなぁ~ 来た道を戻る
鹿だ! 分岐点・・・・ここから右へ(8:17) すぐに鳴子橋
 もちろん鳴子川 長い林道歩き  ここから登山道へ(8:45) 
 緩やかな下り  石がたくさんある 川へと急降下 
河原を歩くことに 崩落している   笹が枯れていた
踏み跡はしっかりとある 無残だ 林道に出る(9:26)
無事駐車場(9:36)    
   
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