2022/7/17  涌蓋山(1499.5m)
八丁原登山口P〜みそこぶし山〜〜涌蓋越〜女岳〜涌蓋越〜みそこぶし山〜八丁原登山口P
 アタック山の会臨時山行
  令和4年7月17日(日)天気 曇り
■出発時間:午前6時15分(小倉南区津田付近) 
■メンバー:10名(男性3名、女性7名)
 猛暑が続く中、少しでも涼しい山を求めると我が町北九州からだとやはり九重だ。九重久住山を中心とした九重連山を指すことが通常だろうが、熊本県との境目にある涌蓋山、私としてはこの山も九重に含めている。涌蓋山は、ルートの大半を360度の展望を見渡しながら歩ける。しかもタイミング良ければたくさんの花々をみることもできる。
 さて、アタック山の会の臨時山行として企画したのは良いが、梅雨のような天候となり、雷雨も心配だ。毎度のことだが、前日まで天気予報と睨めっこが続き、今日だけ何とか「曇り」となった。朝、集合場所に集まると全くもって心配ない天候だ。移動している内に青空も覗いてきた。ところが、色彩ロードに出ると何と
涌蓋山はすっぽりと雲に覆われているではないか、このようなことは山では度々で下界は好天だけど山だけは厚い雲に覆われている。今回も同じだ。夏山ではよくあることだ。車を停め、準備体操を済ませ出発。順調にみそこぶし山涌蓋越と進み、森を抜け勾配がきつくなってくるとガスに覆われ風も強くなってくる。女岳まで来たが風は益々強い、視界は効かず、登頂を諦めることにした。メンバーの中にはお初の人もいたので頂上からの展望を楽しんでほしかったと悔しさが残るが、安全第一だと撤退を決めた。そんな思いを察してか、他のメンバーからは「雨に遭わないだけ良かったやない」「涼しくて良かったとか・・・・」。涌蓋越でランチタイムを過ごし、往路を戻る。やはり涌蓋山頂上付近は未だ厚い雲に覆われたままだ。涌蓋山のリベンジは過去一度ある。「また来いと言うことか」と自分に言い聞かせた。今日は皆の気遣いをとても感じた山行だった。今日も山に自然に仲間に感謝!!
■コースタイム
 P-(60分)-みそこぶし山-(30分)-涌蓋越-(36分)-女岳-(30分)-涌蓋越-(30分)-みそこぶし山-(60分)-P ※休憩時間含まず。全行程で約5時間。距離約10.55km
  
本日のコース(地図をクリックで拡大)
駐車場スペース(9:08)
まずは準備体操
出発(9:17) ママコナ 登山口
少しだけ樹林の中 草原に出る 平坦な道
少しだけ坂道 みそこぶし山が正面に 最初のきつい上りだった
みそこぶし山(10:19) ガスっている イブキトラノオ
ノハナショウブ きれいなカール 広がる草原は牧場でもある
ゆっくりと降る 湿地帯を通過 ひぜん湯からの道と合流する
ゲートがある 森を抜けると 涌蓋越(10:52)
大きな赤松が迎えてくれる 森を抜ける ウツボグサ
勾配がきつくなる シライトソウ ガスって見えない
女岳(11:32) キスゲが1輪だけ咲いていてくれた  往路を戻る
再び涌蓋越(12:02) 砂利道でランチタイム 再びゲート(12:37)
オカトラノオ みそこぶし山に登り返す 再びみそこぶし山(13:02)
八丁原地熱発電所の煙が見える ギボウシは未だ蕾 登山口
チダケサシの種類だろう シモツケソウ ノコギリソウ
お疲れ様でした。
無事下山(14:11)
   
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