2011/03/12 指山(1449m)・三俣山北峰(1744.7m)
長者原〜指山〜三俣山北峰〜雨ケ池〜長者原
 ▲三俣山北峰の西壁から黒岩山と泉水山、その後ろに涌蓋山
 
 2011年3月12日 天気 曇り
 
遊山歩の3月度例会は、マンサク鑑賞と言うことで九重の指山を歩く計画であるが、何分例年に比べ今年は厳冬で、開花は遅れているようだ。それでも少しの期待をして歩くことに。メンバーはMORIさん夫妻、信ちゃん夫妻、あずきさん、ふくろうさん、あこちゃん、そして私たち夫婦の9名である。午前8時30分に長者原集合であるが、私たちは高速休日料金を利用して高速道を走ったおかげで2時間半かからずに到着した。今回のコースは、指山から三俣山北峰を目指す予定である。
<コース詳細>
 長者原登山口から三俣山へのコンクリート道をしばらく歩き、指山自然観察路入口から登山道へと進みます。15分程度歩くと指山山頂と標識があり、平坦な道から上り斜面の道となります。ジグザクに樹林帯の中を高度を上げます。マンサクはこの辺りが多いのですが残念ながら開花はしていませんでした。潅木帯を抜けると指山山頂三俣山が見えてきます。振り返ると黒岩山泉水山が横たわっていてるという感じです。指山で集合写真を撮ってもらい、次は三俣山北峰を目指します。一旦鞍部まで下り、真っ直ぐと登り返します。しばらくすると左側が崩落した谷間に出てロープがかかった昔の登山道が目の前に現れます。ここは右に巻いて岩の下を抜け、岩場をトラバースし、ほぼ垂直の岩場を5mほど足掛かりに苦労しながら登ります。岩場をクリアするとシャクナゲの多い潅木帯となり、目の前が開けて右手には三俣山本峰が姿を見せ、三俣山本峰からとの登山道に出てすぐに北峰山頂です。360度の景色は、難所をクリアしたこともあり、気分は最高です。ここで大鍋を挟んで三俣山本峰南峰を眺めながらランチタイムです。最近はバナーやガスを持ってくるのが面度なのでテルモスのお湯でいつものミニカップ麺です。余談ですが、年のせいか、通常サイズのカップ麺だと汁を全部飲み干すことができなくなり、捨てるわけにも行かず、仕方なしにミニにしました。(ま、どうでも良いことですが・・・)ランチタイムを終え、下山です。下山ルートはMORIさんが以前歩いたという尾根を降りることにしましたが、雪のため道がよくわからず、切れ落ちた崖に出て危険なため、一旦山頂まで戻り、はっきりした雨ケ池コースを降ることにしました。山頂から稜線沿いに東へと右手に大鍋小鍋を見て歩きます。しばらくすると雨ケ池の標識がありますので左(北側)の斜面を下ります。滑りやすいので注意です。下りきって樹林の中を抜けると湿地帯に出て左(西側)に踏み跡をたどると池(通称「天ケ池」)に出ます。少し氷結していました。池を左に回りこむと木道のある雨ケ池に出ます。ここからは、よく整備された自然観察路を長者原まで歩きます。

<コースタイム>
 長者原登山口-(15分)-指山観察路入口-(15分)-指山山頂分岐-(40分)-指山頂上-(90分)-三俣山北峰-(15分)-雨ケ池への分岐-(60分)-雨ケ池-(70分)-長者原P
※休憩時間は含まれていません。全行程(探索含め)で約5時間かかりました。
長者原から星生山を見る
長者原から指山と三俣山を見る 
 
出発準備完了
コンクリートの道をしばらく歩く 指山自然観察路入口 霜柱
黒岩山・泉水山 雪が未だある 指山の頂上が見えてきた
三俣山と星生山 振り返ると泉水山と涌蓋山 指山山頂(バックに三俣山)
荒々しい三俣山の西壁 指山にて 樹林の中を歩く
岩場を慎重に 崩落した谷間 凍り付いている ロープがかかっている旧登山道
岩場をトラバース この下は切れ落ちている 足掛かりに苦労する
シャクナゲの蕾 もうすぐ山頂 潅木体を抜ける
やったー山頂だ 素晴らしい景色(大船山) 三俣山北峰にて
▲北峰から南側の峰々を見る(左が南峰、右が本峰) 
三俣山を見ながら昼食 下山開始 道なき道を降るが・・・・
下に雨ケ池が見えるが 雪は深く倒木も多い・・・ 戻ることに 正規のルートを下山
右に大鍋、小鍋を見る 分岐(自己責任で降る) 雪が未だ多い
降りきった 振り返る 湿地帯を歩く
 池がある 雨ケ池の木道   自然観察路を歩く
かなり整備されている  指山への分岐  無事登山口 
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