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2020/1/26 両子山(721m) |
アタック山の会 新年例会登山 |
登山者用P〜走水観音〜郡境尾根〜とんがり山〜両子山北峰〜両子山〜町境尾根〜〜奥ノ院本殿〜登山者用P |
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令和2年1月26日(日) 天気 曇り
■出発時間:午前7時00分頃(小倉南区津田付近)
■メンバー:男性6名、女性4名
アタック山の会では、毎年新年例会は「干支の山」としているが、鼠が含まれる山はなかなかない。全国探せば少しはあるようだが、近辺にはない。確かに熊本に大鼠蔵(おおそぞう)と言う山があるようだが標高が44mと言うから登るにはあまりにも低すぎる。そこで悩んだ挙げ句、「子」が付く山にしようと考えた。となると結構ある。すぐに思い浮かんだのが、2010年10月に歩いた国東半島の中心部に位置する「両子山」だ。もう10年も前のことなのであまり覚えていないが、特に危険な所もなかったし、きつい思いをした記憶はない。
高速は宇佐インターで流出し、まほろば菟狭物産館に立ち寄る。ここは朝8時開店なのですごく助かる。両子山の駐車場はたくさんあるが、砂利が敷かれた登山者用駐車場に停めさせていただく。ここから走水観音へと車道を歩く。昨夜までの雨は止み、青空が雲の切れ間からのぞく。やきもきしたが、天候は持ちそうだ。走水観音で霊水を味わっていよいよ登山道に入る。道は谷間を行くが方向は両子山とは逆方向に南へと進む。途中で北へ向かうはずなのだが・・・・少々不安を抱え、林道に出ると間違いなく北へと進む。途中、工事で以前と雰囲気が違うが立派な標識が新しく立っていて登山口は明確だ。登山口からルンルン気分の尾根歩きだが、すぐに息が切れるほどの急斜面が繰り返し始まる。トンガリ山から両子山北峰までも急降下と急登だ。なかなか手強いルートだった。車道に出て両子山頂上に着く。残念ながらガスって眺望を楽しむことはできそうにない。昼食を終えてもガスは抜けず、下山開始。町境尾根を降る。何のことはない尾根道と思いきや、これがまたまた急斜面の連続で前日の雨もあってズルズルと滑るわ滑るわ。降り終えて鬼の背割りと言う場所に出て道標を見ると「難コース」とある。先にこれを見ていれば、別のルートを降ってきたのにと思うが、メンバーは意外に「面白かった」と言ってくれた。針の耳をくぐって奥の院本殿の横の不老長寿の霊水を口にする。言葉では「長く生きなくても良い」と言いながら行動は伴っていない(笑)。石段を降りて阿弥陀様を拝み、境内を抜け、無事駐車場に着く。今回のルート、10年前にはどってことなかたはずが、今回はかなりハードだったのは、歳のせいか、前日までの雨のせいか。とにもかくにも、今日も自然に山に仲間に感謝!!
■コースタイム
駐車場-(20分)-走水観音-(20分)-林道出合-(20分)-両子尾根入口-(60分)-トンガリ山-(20分)-両子山北峰-(10分)-両子山頂上−(60分)-鬼の背割り-(30分)-奥の院本殿-(25分)-駐車場※休憩含まず。全行程で5.5時間でした。 距離7.31km 標高差389m
■両子寺について
国東半島の中心部に位置し、天台宗の寺院。特に子授けに御利益があると伝わり、全国から参拝者が訪れる。 |
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今回のコース(クリックで拡大) |
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まほろば菟狭物産館(8:00) |
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途中で見た岩峰群 |
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登山者用駐車場(9:20) |
走水観音へ向けスタート(9:27) |
車で通って来た道を戻りここを左へ |
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この標識がある(9:30) |
車道をしばらく歩く |
おっ!青空らが |
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走水観音に到着()・・・ここでトイレ休憩(9:50) |
お堂の裏に水汲み場 |
ロングトレイルの標識がある |
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並石ダム方面へ |
苔が付いた杉 |
林道に出る(10:12) |
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シダの観察中 |
両子尾根入口に入る(10:30) |
これも林道? |
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すぐに登山道入口 |
木が斜めになっている |
ツルシキミを観察中 |
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両子山頂とある |
ロープがかけられている |
急登を登る |
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今度は降る |
面白い! |
これまた急だ |
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ピークに出た(11:06) |
地籍図根三角点 |
尾根を降る |
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急斜面を降る。奇木が目に付く |
今度は急登 |
ツチグリみつけた |
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ヤセ尾根、左は切れ落ちている |
トンガリ山670m(11:35) |
急降下 |
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今度は急登 |
未だ未だ急でロープがある |
両子山北峰(11:54) |
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ジグザグに急斜面を降る |
コンクリートの道を行く |
山頂(12:04) 展望台があるがガスって見えない |
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展望台から見えるのは目の下だけ |
ランチタイム |
全員で(12:37) |
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南へ、町境尾根を降る(12:45) |
これまた急だ |
巨木 |
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巨石 |
ずるずると滑る |
岩壁 |
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結構迫力ある |
ズルズルが続く |
ようやく平坦な場所に(13:46) |
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面白い岩だ |
尖っている |
降り終えると道標に「難コース」(13:50) |
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鬼の背割りと名付けられている |
見上げると |
尖った岩が多い |
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針の耳 |
離れてみる |
岩壁には 百体観音 |
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「これよりお山巡り:両子山七不思議」とある |
名前を付けたくなる大きな岩 |
石段を 鎖を頼りに降りる |
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奥ノ院本殿(14:20) |
横に洞窟があって不老長寿の霊水がある |
絵馬は子授の祈願 |
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大きな立派な鳥居 |
小川を渡る |
観光ガイドマップ |
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境内を出て |
広い駐車場にはトイレもある |
梅が咲いていた |
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帰りもほろば菟狭物産館に立ち寄る |
お疲れ様でした |
無事下山(14:54) |
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