2022/2/23 小岳378m・熊ヶ岳527m 大分県国東半島
国東の山巡り
 令和4年2月23日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時30分頃(自宅)
■メンバー:単独

 なかなか進まない
国東半島の60座。現在25座、今日は3座登る計画だ。ところが・・・・
 まずは、
小岳。登山口は文殊山の登山口でもある文殊仙寺。まずは、お参り。ガイドブックを読んでその通りに進行する。登山口がよくわからないが、赤と黄色のテープを発見し、踏み跡を辿る。国東半島峯道ロングトレイルの標識を見つけ、風神岩と名が付いた大きな岩の前に立つ。さて左か右か・・・、初心忘るべからずと言うか、ガイドブックの文字だけを見て地図をじっくりと見ていなかったのがいけなかった。反省。しばらく右往左往して迷ってしまい。結果的に風神岩を右に谷を横切るとすぐの尾根を降るところを登ってしまい迷うことになってしまった。「最初から尾根を降る」と言う考えが、思い込みでなかったことが大きい。原点回帰し、今後は気をつけよう。1時間ほどロスして予定ルートに戻り、小岳を目指す。露岩の尾根は、尖った岩峯があって面白い。岩壁のトラバースは少々スリルもある。今日は単独なのでヘルメットをかぶり用心している。滑って落ちて頭を打って気を失ったら大変だ。登山者がほぼいないであろう山で気を失うのは致命的である。
 無事
小岳頂上に立つ。予定では昼には下山していたはずなので今朝仕入れた弁当は車の中、これも油断である。非常食となる菓子はザックの中にあるが、ここはがまんして下山する。今日は3座予定していたが、不覚にも道迷いのため時間オーバー。またこのロスは体力的にも精神的にもかなり疲れを残したようで次の熊ヶ岳でやめておこうと早々に結論が出た。
 さて、食事を終え、
熊ヶ岳へと移動する。今度は地形図をきちんと読む。県道から林道へ入り駐車スペースに停める。ガイドブックでは周回コースとなっていて下山はこの辺りに降ってくるはずと荒れた林道を探すとそれらしきかなり荒れた道らしいものがあった。舗装された林道から県道に出ると水谷峠目指し坂道を歩く。峠の手前に確かに登山口標識。しかし踏み跡も赤テープもほぼない。とにかく尾根を目指し適当に歩きやすそうな斜面を登り、尾根に取付く。ここから尾根歩きが始まる。露岩帯からは眺めが良い。樹林帯に入り再び岩を見るとよじ登る場所もある。樹林帯のなだらかな斜面に出たと思ったら目の前に岩壁。しばらく格闘して岩に囲まれた頂上に着く。頂上と言っても標識がなければ通り過ぎているだろう。ここから下山だが、巨石が乱立した尾根をしばらく北に進み、左手に千燈岳が見えてくるので西側に急斜面を降る。千燈岳との鞍部に出ると右に斜面を降る。道はないので適当に降ると荒れた林道らしき道に出る。ぐちゃぐちゃな道で泥だらけになって進むと車が見えた。車道歩きが多いコースだったが、やはり周回コースが面白い。時間と体力があれば千燈岳とセットにするのも良いかもしれない。今回も他の登山者には一人も出逢わない孤独な一人旅だった。今日も自然に山に感謝!!
■コースタイム
<小岳>文殊仙寺P-(7分)-登山口-(15分)-尾根取付き点-(28分)-山頂-(22分)-尾根取付き点-(20分)ー文殊仙寺P ※全行程で約2時間の予定でしたが40分ほどオーバしました。
<熊ヶ岳>P(14分)-登山口-(40分)-山頂-(15分)-鞍部-(10分)-P ※
全行程で約1時間20分でした。
今回のコース(クリックで拡大)
まほろば菟狭館(8:30)
文殊仙寺駐車場(9:50)
立派な門ができていた 仁王像 本殿でお参り(10:05)
トイレ側へと進む(振り返ったところ) 鐘楼門の前を通過 奧の駐車場の前の墓地横を行くと(10:12)
印があった 踏み跡らしきところ 完全に踏み跡
ロングトレイルの標識に風神岩とある(10:22) この谷を渡ってすぐに(ここから約1時間ロス) この標識がある
標識の反対の尾根を降る(11:15) 明るい尾根だ 鞍部から露岩帯になる
おっ!格好良い 眺めも良い かなり狭い
奇岩の横を行く 滑り落ちないように慎重に 小岳山頂
これも面白い 岩の下部には石仏のように見える
急斜面から平らになる 小岳頂上(11:43) 下山は往路を行く
再びこの岩の前で 目の前は文殊山 ここまで戻り左に(12:19)
登山口(12:24) 文殊仙寺駐車場(12:31) 車内で遅い昼食

熊ケ岳へと移動
文殊仙寺より少し戻ると岩戸寺方面への分岐があるのでそちらを行くと県道544号にぶつかる。左折し水谷峠を目指すが峠の手前のヘアピンカーブの右より舗装された林道に入る。しばらく行くと右側に駐車スペースがある。
林道の駐車スペース(13:15) 走って来た道を歩いて戻る
林道から県道に出て水谷峠を目指す 右手に小さな登山口標識(13:30) 杉林から雑木林へと尾根を目指す
いきなり岩だらけ 尾根に乗る(13:43) 結構ヤセ尾根
石柱が埋められている ゴロゴロと石だらけ 霞んでいるがそれなりに・・・
  熊ヶ岳   巨樹
 歩きやすい  鹿の糞が多い  赤テープもしっかりとある
 倒木多くなって岩壁にぶつかる  ひぇ〜 岩をよじ登る 
 一旦緩やかな斜面 再び急登  巨石が目に入る 
サルノコシカケだ 山頂(14:10) 巨石群
乱立している 巨石群の尾根をさらに進む これも面白い
左手に千燈岳 千燈岳側に急降下 ここにも巨石
かなり降る 千燈岳が高く感じる 鞍部(14:29)
鞍部から右の斜面を降る 凍ったヌタ場 荒れた林道を行く
無事下山
もう1座は諦めて帰路につく
駐車スペース前に出る(14:38)
   
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