|
令和6年3月16日(土) 天気 曇り
■出発時間:午前7時頃(自宅)
■メンバー:単独
先々週に続き国東半島の山巡りに出かけた。今回は前回予定していた残りの山、登山口の確認は終わっているので迷うことなくスタート。まずは落合山、古く荒れた作業道を歩くが、途中でなくなったり道が分かれたりで地図がないととんでもない場所に行きそうだ。荒れた道は小石がゴロゴロして歩きにくい。急勾配を避けてジグザクに進めるのは救いだ。いよいよ終点間近の場所で「道がない」。地図を確認するが方向的には間違いないし、他に踏み跡もない。踏み固まれていない斜面は、頼れる樹もなく石もない。まともに歩くとズルズルと滑る。油断するとあっという間に谷底に滑落するであろう。「しょうがない這って行くか」と決断し進む。幸いその距離は短く、すぐに道らしき道に辿り着く。ほっとして数メートル進むと作業道終点で赤テープがたくさんある。ここから右の斜面に取付き登り切ると鞍部だ。鞍部から東へ尾根を行き落合山頂上。城跡なのか平坦で広場のような場所がある。落合山から往路鞍部まで戻り、今度は稲川山を目指す。一旦北方向へ進み尾根に取付くと西へと進みピークから一旦西南へと降る。再び登り返すと稲川山だ。南側が開けて展望が良い。休憩には良い場所だ。そして次は大嶽山、今度は北へ延びる尾根を降る。鞍部から登り返して広い山頂だ。展望はないが、切り開いた頂上は明るく広い。少々早いが、一人でランチタイム。今日も誰一人出合うこともない寂しい山だ。独り言を言いながら静かなひとときを楽しむ。下山は西へと降るが岩場の急斜面でトラロープはあるものの頼れない。持参した補助ロープを使い、無事に鞍部へ降りた。整備されていない登山道を単独で歩く場合はヘルメットとロープは必須だ。鞍部から南へと降る。まともな道がなくテープも見失ったが無事棚田跡に出る。登山口に出ると車道を20分程度歩き、スタート地点に戻りコーヒーを淹れ休憩。そして弥箇岳登山口へ。古いガードレールの先が登山口。ゴミを捨てる人がいるのがとても残念だ。川沿いに入り込み左の山手に取付く。何と苔むした岩だらけの斜面には驚く。そしてその石の中を進む。斜めに山腹を行くと土の斜面になる。とても不思議な地形だ。急斜面を喘ぐと細い尾根になる。時折巨石が現れる。急峻な尾根が続き緩やかな尾根に出ると頂上だ。樹林帯に中の狭い場所で三角点があるとは思えない。頂上から西へ延びる尾根は歩いてみたくなる明るい樹林帯だ。両子大橋の方へ出るはずなのでそちらからのルートができれば面白いかもしれない。下山は往路を戻るが、この急斜面は下山の方が神経も足の負担も大きい。無事下山したのは良いが、運転中に足をつってしまった。やはりクールダウンが必要だと反省。今日も山に自然に感謝!!
■コースタイム
<落合山・大嶽山>落合山登山口P-(50分)-作業道終点-(10分)-落合山-(8分)-鞍部-(20分)-稲川山-(14分)-大嶽山-(20分)-鞍部-(24分)-大嶽山登山口-(15分)-落合山登山口P※全行程で3時間15分でした。
<弥箇岳>登山口P-(40分)-山頂-(28分)-登山口P ※全行程で約1時間10分でした。 |
|