2020/1/11 尻付山(587.3m)・ハジカミ山(570m)  大分県 国東半島
神社〜西狩場登山口〜二本松越〜尻付山〜二本松越〜ハジカミ山〜二本松越〜西狩場登山口〜神社
▲ハジカミ山頂上からの眺め(右から 両子山、文殊山、熊ケ岳、千灯岳) 
▲ハジカミ山からの眺望(手前に夷耶馬の奇峰と鷲巣岳、そして奥に姫島)
  令和2年1月11日(土) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時00分頃(自宅)
■メンバー:単独
 初めての山は、いつもワクワクする。どんな風景でどんな発見があるのか、地図やガイドブックではわからないことがたくさんある。もちろん道迷いなどのリスクもある。
 初めての山を歩くには、やはりネットよりもガイドブックのような「本」が良い。他の人がどうかはわからないが、何も悩まずに利用できる。
 昨年入手した「
国東半島・山ガイド」は、豊嶺会(大分の山の会)が作成したもので国東半島の山が60座も掲載されている。入手したからには登らないわけにはゆかない。そこで今年から全山完登を目標に少しずつでも歩いてみることにした。
 今日は、そのスタートであるが、60座の内、既に12座は歩いている。また、今月の山の会の山行は
両子山の計画だ。両子山は、過去一度歩いているが、どうも登山口までどう移動したか記憶がない。せっかくだから確認を兼ねて国東の山へ行くことにした。
 
東九州道宇佐I.Cで降り、まほろば物産館で弁当を仕入れる。そしてまずは両子寺走水観音へ。
霊水が有名であるが、ここに登山口がある。当日は
両子寺登山者用駐車場からここまで歩いて周回する予定だ。ここまでの道程を確認できたので近くの山にでもと思ったが、前々から気になっていた尻付山ハジカミ山に行くことにした。ところが登山口までが意外に遠い。小一時間かけてようやく登山口手前の神社に着く。地図で見る限り距離的に近くても国東半島は海側から中心部に向け道がある。だから一旦海に降りてぐるっと回って再び中心部へと向かうわけだ。地図を見ていて気づいたが実は中心部が両子山のようだ。
 ともかく無事神社に車を停めさせてもらいスタートした。
二本松越まで来るとまずは右手に尻付山、かなり急な斜面だ。頂上でランチタイムを過ごし、往路を二本松越まで戻り、今度はハジカミ山。植林帯の中が頂上だが、その先で絶景が見れる。両子山文殊山千灯岳の峯々、眼科には夷耶馬、遠くに姫島までも見える。しばらく眺めていたいのでコヒータイム。「山はいいなあ」と独り言。下山は往路を戻る。今日は少々淋しく誰一人として出会うことはなかった。
今日も山に自然に感謝!!
■コースタイム
神社P-(7分)-西狩場登山口-(30分)-二本松越-(30分)-尻付山-(20分)-二本松越-(25分)-ハジカミ山-(17分)-二本松越−(22分)-神社P※休憩含まず。全行程で3.5時間でした。距離5.24km標高差378m
まほろば菟狭物産館(8:26)
まずは、山の会の下見として走水観音P(9:25)
 トイレがある  お社がある 裏に霊水が 
 
下見を終え、尻付山登山口へ移動
意外に遠かった
 登山口を確認して移動   中山仙境入口を右折する(10:15) 
今回のコース(クリックで拡大) 廃屋の前に神社がある(10:34) ここに駐車させてもらう
車は通れそうだが、通れない 道は細くなる 石積みがたくさんある
西狩場登山口()見逃さないように(10:40) すぐにこの標識 石積みが続く
石がゴロゴロとあるので歩きづらい 山の神の祠() かなり崩れている(10:47)   杉の枯れ葉の下はコンクリートの道
 谷を詰めると鞍部が見える  二本松越(11:05)右に尻付山  足下の石仏を回り込んで登り始める
木が倒れているのは強風のせいか? 尾根道を行く 大分県の石柱
きれいな尾根道だ 真玉町とある(11:28) 倒木が行く手を阻む
尖った巨石が面白い お地蔵さんに手を合わせ 尻付山頂上(11:40)
この中には登頂記録のノートがある 山頂は広い 何とこの弁当380円
猪群山だろう 青空が見えてきた 往路を戻る(12:08)
今にも動きそうだ ハジカミ山 二本松越に戻る(12:28)
今度はハジカミ山へ 登山道は広くしっかりしている ロープが設置されていた
ここも木が倒れている 杉林の山腹を西から北へと回り込む 真っ直ぐと東へと進む
行き止まりから急斜面を登る 山頂に到着(12:27) 山頂の先は絶景
姫島も見える 文殊山と両子山 山頂にて・・・・下山開始(13:19)
二本松越(13:36) 可愛いキノコ きれいな杉林
ケルンが結構ある 無事登山口(13:51) 神社前からの眺め

帰路につく
神社に到着(13:58) ハジカミ山(左)と尻付山(右)
夷耶馬(えびすやば)・・・中山仙境 この辺りも奇峰が 「兄弟割石(西夷)」とある
   
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