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令和3年4月25日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時00分頃(小倉南区津田付近)
■メンバー:9名(男性5名、女性4名)
アタック山の会の4月例会登山は予定通り大分県杵築市の津波戸山(つわどさん)。国東半島の根元のところにある。JR日豊本線の西屋敷駅からも近いのでアクセスはとても良い。
私が前回訪れたのは2010年8月のようで11年も前のことだ。
いつものように小倉を出発してまほろば菟狭館に立ち寄る。そして国道10号線を下ってJR西屋敷駅の先に「津波戸山登山道入口」と書かれた大きな看板より左折し、登山者用の駐車場に辿り着く。地元の方のおかげで広くて整備された駐車場に停めることができる。今日も草刈りをしてくれている。感謝である。準備体操は、いつもより念入りに行う。何しろ今日は歩くだけでなく岩をよじ登ったりと全身を使うはずである。そしてヘルメットをかぶり出発。舗装道が終わり登山口の案内板より入山する。新緑がきれいな林だ。旧海蔵寺跡に着くと登山道がない。入り口まで戻ると右手に道標が見えたので進む。谷間の道を進むと東尾根との分岐点にぶつかる。今回は順番通り回ろう。谷を詰めると2番の大師像から左に尾根に取付く最初の鎖場だ。登り切ると視界が開け、岩壁や岩峰が目に飛び込む。ここから高度感たっぷりの岩歩きが始まる。霊場を次から次へと巡り、スリリングな鎖場をクリアしてゆく。まるでロールプレイングゲームのように。針の耳へ一旦降り、再び岩尾根に出てまた谷へと降る。そして谷を登ると水月寺奧院に着く。正面には座禅岩と言うのがあるので座禅を組んでみた。特に何も起らないし、気持ちに変化もなかった。きっと修行が足りないのだろう。
ここから急斜面を直登するがすぐに広い鞍部に出る。これを右に行くとこの山の最高点があると言うが登山道はないのでパスする。左(西)に進み展望所をちらっと覗き、山頂も通過し、西展望所へ。時計はちょうど正午を指していた。皆、腹が減ったようなので山頂も展望所も立ち止まらなかった。
青空の下の展望を楽しみながら昼食タイム。これも山の楽しみだ。
下山は、山頂で集合写真を撮り、水月寺奧院までは往路を下る。そこからの斜面は落石し易く、何度か「ラク!」と叫ぶ声が発せられた。夫婦岩から実物大とも思える弘法大師像を拝んで夫婦杉を見て六十五番の大師像より尾根に取付く。いよいよクライマックスだ。
岩尾根に出ると絶景にまたまた見とれる。ミニ霊場として巡る人も多いとは思うが、おそらく当会メンバーは童心に返ってこのスリリングなアスレチックを楽しんでいるに違いない。八十八番で霊場巡りは終了で「お疲れ様」の看板が立てられていた。尾根から急斜面を滑りながら降り。分岐点(合流点)に出ると往路を駐車場まで戻る。それにしても前回よりもハードに感じたのは歳のせいだろうか・・・・。他のメンバーもそう感じた人が多かった。とにかく事故もなく楽しめて良かった。今日も自然に山に仲間に地元の人に感謝!!
■コースタイム
P-(20分)-登山口-(10分分)-旧海蔵寺跡-(15分)-分岐点-(55分)-針の耳-(55分)-水月寺奧院-(15分)-鞍部-(15分)-展望所-(4分)-山頂-(4分)-西展望所-(4分)-山頂-(16分)-水月寺跡-(23分)-夫婦岩-(30分)-八十八番=(15分)-分岐点=(18分)-登山口-(15分)-P※休憩時間含まず。全行程で6約時間。距離9.0km 標高差468m |
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