2014/11/16 黒岩山(878m)・障子ケ岳(948m)
英彦山大権現〜黒岩山〜大南林道〜障子ケ岳〜大南林道〜英彦山大権現
 
 ▲大南林道から見た南岳と中岳
 ▲林道を歩きながら紅葉鑑賞
 
2014年11月16日(日) 天気 曇り
 ■出発時間:午前5時40分(自宅)→小倉駅経由   
  ■メンバー:単独
 職業柄、土曜日が休めず仕事になることが多い。昨日は秋晴れの登山日和であったが今日はどんよりとした曇り空である。 今朝早く、家内と娘たちが旅行に行くので小倉駅まで送り、その足で英彦山方面へと向かう。紅葉を期待しての山であるが、先週から風邪をひいてしまい、本調子でないため近場の英彦山でもと考えたが、混雑を考え、周辺の黒岩山障子ケ岳を歩くことにした。障子ケ岳は以前歩いたことがあるが、黒岩山は初めてである。初めての山はやはりワクワクする。
 つい最近までしゃくなげ荘から英彦山大権現までの林道は通行止めであったが、解除され英彦山大権現の駐車場まで車が乗り入れた。
 英彦山大権現の紅葉は今が最高のようで道路までが赤く染まっているように見える。
 林道をばらく歩くと左手に玉屋神社の入口である鳥居が見えてくる。その反対側の沢(汐井川)のほとりに小さな木札に「黒岩登山口」とある。これがなかったら気が付かないだろうが、以前はこの先に木橋がかかっていてキャンプ場があったのでその木橋を目印にしていたのだが今は朽ち果ててしまっている。
 沢を渡渉して赤テープやケルンを目印に進むと植林帯のしっかりとした登山道となる。
 杉林が終わると鞍部に出て左手が黒岩山だ。植林から自然林へと変わると紅葉がちらほら目に付く。稜線沿いに東に進むと先端が山頂だ。そしてここから急斜面を降り、大きな岩壁にぶつかると左に巻いて行く。ここから露岩のヤセ尾根がしばらく続く。このルートのハイライトである。大きな岩の上に立つと中岳南岳が見える。「いいねぇ」と独りつぶやく。
 尾根を真っ直ぐ降ると林道に出て次は障子ケ岳を目指す。大南林道の道沿いの紅葉を見ながらのんびり歩き、登山口へ。ここからは再び急斜面を喘ぎ、山頂へ。三角点は山頂から西へ降るとあるが前回歩いたので今回はここまで。のんびりとランチを終え往路を戻る。途中、1組のパーティに出会う。その後、岳滅鬼山登山口から谷間を降り黒岩山の取り付き点から再び往路を戻る。登山者も少なく静かな山行だったが英彦山大権現に着くと大勢の人が紅葉を楽しんでいて駐車場は満車状態であった。
■コースタイム
 英彦山大権現-(7分)-登山口取付き点-(25分)-鞍部黒岩山取付き点-(30分)-黒岩山頂上-(20分)-林道-(26分)-障子ケ岳登山口-(20分)-障子ケ岳頂上-(17分)-障子ケ岳登山口-(18分)-岳滅鬼山登山口-(30分)-英彦山大権現※休憩時間は含めず。全行程で約4時間でした。
今回のコース(クリックで拡大)
英彦山大権現をスタート(8:25)
玉屋神社入口の右手が取り付き点 黒岩山登山口と小さな札(8:32) まずはこの沢を渡る
キャンプ場の跡 道の跡 寒くてダウンを着ている
ケルンが所々ある きれいな杉林を歩く 巨木も目に付く
紅葉もちらほら 巨石の間を抜ける 鞍部が見えてきた
鞍部から左の斜面が黒岩山(9:00) 雪の重みで倒れたのだろう かなり急登だ
紅葉がきれいだ 上が見えてきた カエデの紅葉
尾根に取り付く 巨石がある 山頂にて(9:30)
山頂から急降下 鞍部で大きな岩が立ちはだかる 左を巻く
岩の露出したヤセ尾根歩き なかなか面白い でかい松の木
岩の上に立つと 絶景・・・英彦山中岳と南岳 松と一緒に
尾根を降り切ると 大南林道に出る(10:00) しばらく紅葉鑑賞
・・・・・ のんびりと歩く 岳滅鬼への登山口を通り過ぎる(10:08)
バックに青空が欲しいところだが 実際にはもっときれいなんだが・・・ カメラが悪いか腕が悪いか
樹の間から障子ケ岳が見える 障子ケ岳の登山口(10:26)  杉林の急斜面 
 自然林になる 三四?と石柱がある  シャクナゲが多い 
 稜線を少し歩く 障子ケ岳頂上(10:46)  山頂にて・・早いが・ランチタイム
 西に少し歩いてみた 落ち葉がきれいである  下山中に見た中岳と南岳
 無事登山口に下山(11:27) 南岳と中岳が見える   樹林の間に黒岩山が見える
 岳滅鬼登山口の反対側から降る(11:45) 谷間の広い道を進む  ここ降雪の被害か? 
 沢を渡渉する 緩やかな登り  黒岩山の取り付き点に着く(11:55)ここから往路を戻る 
今日も自然に山に感謝!!
 沢を渡り林道に出る(12:08) 英彦山大権現の駐車場は満車状態(12:15)   
     
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