九千部山

2022/11/3 九千部山（847.5ｍ）　福岡県那珂川市

グリーンピアなかがわ～うるしが谷登山道～九千部山（往復）

　令和4年11月3日（木）晴れ
　■出発時間：午前7時20分頃（自宅）
　■メンバー：単独
　山の会の来月予定している山が九千部山、6年前に佐賀県側から石谷山を経由して歩いた。さらに15年前には坂本峠からグリーンピアなかがわ（閉鎖中）へと縦走した記録がある。（記憶はあまりないが）
　さて今回は「グリーンピアなかがわ」から周回するルートを予定していたが、通行止めの情報を入手したため急遽、下見にでかけることにした。
　自宅からナビを設定すると太宰府I.Cか都市高速の野多目で降りるか、迷うところだ。金に糸目をつけなければ都市高速を利用する方が早いだろう。結局往路は太宰府I.Cで降りて住宅街を抜けてグリーンピアなかがわに向かったが、信号も多く車も混雑していた。帰りは野多目から都市高速を利用したが、1本道でわかりやすいし、渋滞もせず、時間的にはこちらの方が早いだろう。
　さて、グリーンピアなかがわに着くと張り紙（正確にはプラ板）があって桜谷登山道は令和5年3月15日まで通行止めとなっている。ありゃ、ま、想定していたので坂本峠からのルートを考えていた。ただ、縦走となると車をデポする必要がある。坂本峠からグリーンピアなかがわの往復時間を確認したところ20分要す。ま、しょうがないか。坂本峠への道は2つのルートができていた。ダム湖の西側と東側を行く道だ。とりあえず、東側を行くとモンベルの五ヶ山ベースキャンプ場の多くの人が目に入る。人気があるんだと感心する。坂本峠への旧道入り口には通行止めの表示があるが、坂本峠までは通行可能だ。確認を終え、再びグリーンピアなかがわに戻り、うるしが谷登山道を歩く。現在、グリーンピアなかがわは閉鎖中だが、私は一度も開園中に来たことがない。15年前も閉鎖中だった。荒れてしまった園内の舗装道を歩き、コンクリートの登山道を歩いてコンクリートが終わる展望台のような場所からようやく本格的な登山道となる。と言っても歩きやすい道だ。ホルン五ヶ山展望台と書かれた標識があるので階段を上る。登り切ると目に入った建造物を見て少々驚く。よくもまあこんな所に・・・・・。期待はせずに登ってみると予想通り木々で展望は全くダメ。これも負の遺産となるのだろう。こんな光景を目にするとつくづく人間はおろかな動物だと思う。雑木林が明るい灌木帯とも言える所まで来ると砂利道に出合う。何度か砂利道を横切って標識を見て進むと突然鉄塔というかアンテナ？が現れた。ここからはアンテナ群を見ながら進む。テレビやラジオの中継局や業務用無線の基地局などの施設がある。展望台が見えると山頂だ。手前に三角点がある。テーブルとイスがあるが、登山者だけではなく、ここまで車で来たファミリーなどもお弁当を楽しんでいる。私もここでランチタイムとする。少々霞んでいるが、青空が広がり展望を楽しむことができた。展望台に立つと耳納連山や釈迦御前などが見える。ゆったりとした時間を過ごし下山開始。往路を戻る。紅葉も少しだが見れて下見もできて良かった。帰りはどこにも寄らず安全運転を心がけ家路についた。
■コースタイム
　　ゲート-(30分)ｰコンクリート道終点-(20分)-ホルン五ヶ山展望台-(45分)-山頂-(36分)-ホルン五ヶ山展望台-(10分)-コンクリート道-(15分)-ゲート。※休憩時間や寄り道時間は含まず。全行程で約3.5時間でした。

今回のコース（クリックで拡大）