2011/08/15 目丸山(1341.3m) | ||
登山口〜山頂〜登山口 | ||
2011年8月15日 天気 雨 初盆で忙しかったが、盆休み最後の休日である。本来ならば家でおとなしくしていないといけないのだろうが、どうも落ち着かない。家内の以前からの要望で国見岳へキレンゲショウマを観に行こうということになり、早朝出発した。ところが林道は今年の10月まで通行止めである。とりあえず、下見のつもりで行けるとこまで行ってみようと悪路を時速20KM程度で走る。左に発電所をみて登山口手前2km近くまで行けたが、目の前に大きな石と倒木が道を塞いでいた。雨も本降りとなってきたため、これ以上は無理と判断し、林道入口まで戻ることにした。下見のつもりなので諦めは早い。来年は工事も終わり開通するだろう。 しかし、このまま帰るのももったいない。何しろ4時間近くかけてここまで来たのだ。雨は小降りになってきたので隣の目丸山に行くことにした。 ■出発時間: 午前5時(自宅) ■メンバー: 家内と私の2人 午前10時、ようやく目丸山登山口に着いた。広い駐車スペースには、車が1台もない。やはりカタクリの花もヤマシャクヤクの花もない季節だし、この雨模様では、よっぽど物好きしかこないだろう。靴を履いて雨具を着て10時20分出発。登山口から杉林の植林帯をしばらく歩く。傾斜は緩やかである。山腹を右に巻くように歩いてゆくと自然林となってやや急な斜面となる。緑滴る気持ちの良い登山道だ。ブナやヒメシャラの巨木に驚き、急登するとピークらしきところに出る。ここから尾根歩きとなる。巨木は一段と大きくなってきたような気がする。その大きさが後でわかるように妻に木の横に立ってもあらい写真を撮る。緩やかな尾根道から整備されていた(敢えて過去形、現在は崩れている)木の階段を上って急登を喘ぐと稜線に飛び出た。標識には「馬子⇔目丸」とある。左は馬子岳への縦走路のようだ。一呼吸して進路を右にとり、目丸山山頂を目指す。稜線の登山道は少し下るところもあるが、なだらかな上りでカタクリなどの保護のためロープで柵がしている。この時期、ママコナの花がたくさん咲いてくれていた。雷の音がこの辺りから近づいてきたので少々心配である。周りはシダやバイケソウが多い。11時50分、いつのまにか山頂に着く。標識があるので山頂とわかるが、なければ間違いなく通り過ぎてしまう。林の中なので展望はもちろんない。林の中なので雨の登山にはもってこいだ。雷も怖くない。雨も直接当たらない。記念写真を撮って、ここで立ったまま腹ごしらえをしてすぐに下山だ。雷が益々頻繁に鳴り出した。豪雨になるかもしれない。下りは急ぎ足だが、滑りやすいので慎重に下る。13時、無事に車に戻れた。雨で濡れたのか、汗で濡れたのかわからないが、結構びしょ濡れになったので車の中で2人で着替えをした。誰からに見られたらきっと怪しむだろうと話しながら・・・・。帰路はきっと渋滞するだろうと思いながらやっぱり、高速道で帰ることにした。予想通り、Uターンラッシュでやや渋滞したが、それでも17時に帰宅できた。今日は歩いた疲れよりも運転に疲れた1日であった。 ■コースタイム 登山口-(70分)-稜線(馬子岳との分岐)-(20分)--山頂-(60分)-登山口 ※休憩時間は含くまれていません。全行程で約2時間40分でした。 |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
コンビにで食料確保 | ||
途中で見た霊台橋(レイダイキョウ) | ||
内大臣橋(ナイダイジンキョウ) | 木の橋があるが・・・ | ここを右に(左は国見岳だが今は通行止め) |
登山口の先に駐車スペースあり | 登山口 | 杉の植林帯 |
自然林を気持ちよく歩く | 急斜面を喘ぐ | でかい |
おそらく1162mのピーク | 自然林が素晴らしい | ヒメシャラの巨木 |
タマゴダケもある | でかいサルノコシカケ | 尾根を歩く |
ササが枯れている | 巨木が多い(赤いのが家内) | 道はなだらかだ |
ここから急登となる | 稜線に出た(右に目丸山) | ママコナの花がたくさん咲いていた |
柵が山頂まで設けられている | シダとバイケソウが多い | 倒木が多い |
山頂から京丈山への縦走路も柵がある | 山頂にて | 立ったまま腹ごしらえ |
おわり | ||
帰路は往路・・・・ 無事下山 | ||
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