2014/3/23 中摩殿畑山「なかまとのはたやま」(991.2m)
岩伏P-市平両畑林道-大野々林道-尾根取付点-中摩殿畑山頂上(往復)
▲山頂から英彦山方面の眺め
▲山頂の石祠 
 2014年3月23日(日) 天気晴れ
■出発時間:7時30分(小倉南区Hさん会社)
■メンバー:男性6名 女性7名  計13名
 中摩殿畑山・・・・なんと言っても山名が変わっている。私はこれをいつのまにか「なかまどんはたやま」と読んでいたが、ガイドブックにも現地の案内板にも「なかまとのはたやま」とある。
 この辺りは「中摩村」と言う地名で中摩殿畑山(とのはたやま)と解釈した方が良さそうである。また、山頂には「八大竜王(はったいりゅうおう)」を祀っていて別名「龍王山」とも呼ばれているそうだ。ま、とにかく殿を「どん」と読んだ方が、面白いと私は思うのだが・・・・・
 5年前のこの時期に今回のルートを登ったが、その時は砂防ダムの工事中で登山道が変わろうとしていた。今回、GPSの軌跡を見てもわかるが、地図上の登山道から全く違うルートになっている。昔の登山道は、おそらく自然の力で亡失してしまったのだろう。
 この砂防堤の工事のおかげで登山道は作業道となり、しばらく続くので自然を満喫という趣ではないが、舗装された市平両畑林道(いちびらりょうばた)を横断してからは苔むした大きな石などの植林帯を歩くことになる。さらに大野々林道(おおのの)の直下からブナの原生林らしき自然林になる。
 山腹を走る大野々林道をしばらく西に下り気味に歩いて山頂への登山道へ取り付く。ブナの巨木を見ながら急斜面をジグザグに登ると尾根に取り付き、時折、犬ケ岳などを遠望しながらシャクナゲの尾根を歩く。残雪が溶けてぬかるんだ道は滑りやすく慎重に歩くが、ワイワイガヤガヤと賑やかで鳥の囀りなど静かに聞こうにも聞こえない。
 急に明るくなると山頂に出る。狭い頂は、鳥居や祠があって我々のように賑やかなである。
 先客のお二人とお話をすると、いつも私のホームページを見ていただいているとのことでしかも励ましのお言葉までいただき本当にありがたいことである。感謝!感謝!(これからもよろしくお願いします)
 頂上からの展望は北側が開けていて英彦山鷹ノ巣山の稜線のデコボコが何とも言えず、手前に刈又山の尖った三角形が妙にバランス良く鎮座している。
 のんびりと食事を楽しみ往路を無事下山し、駐車場に荷物を置いて天の岩戸西京橋を見学する。案内板はあるものの整備された道は途中で崩れたのか、一般の観光としてはあまりにも危険である。天の岩戸を見てさらに上部を目指すと西京橋がある。もちろん天然の石の橋である。皆感動していたようで・・・本当に良かった。ホッ
 今日も無事で・・自然に山にそして地元の人に感謝!!
<コースタイム>
 駐車場-(45分)-市平両畑林道(35分)-大野々林道-(30分)-山頂-(30分)-大野々林道-(30分)-市平両林道-(40分)-駐車場※休憩時間含めず。全行程で約4時間。なお、西京橋見学は約45分要しました。
今回のコース(クリックで拡大)
駐車場で登山準備(9:45)
この道を山手に歩く 岩伏のバス亭がある のんびりと歩き始める
桜が咲いている ブナの原生林の説明 道標が要所にある
ここにも駐車スペースがある きれいな植林 この作業道をとにかく歩く
雪の重みだろうか 作業道から一旦植林帯へ 植林帯を進む
再び作業道に出て林道に出る 市平両畑林道で一息(10:35) 急斜面を一登り
少々道が不明瞭 大きな石が多くなる 道標がある
わかりにくいが筆立岩のような岩がある 苔むした岩の中を歩く 巨石が多くなる
大きなブナの倒木を見ると・・・ 大野々林道に出る(11:14) 雪が未だ残っている
林道をしばらく歩く 登山口が見えた ここから登る(11:30)
ブナの原生林であろう 尾根に取り付く(11:36) 雪が結構ある
北側の展望 足元が悪い シャクナゲが多い
大きなブナの倒木 山頂(11:49) 石祠
八大龍王(はったいりゅうおう)を祀っている ここで昼食 全員で
下山は往路を戻る(12:20) 大野々林道に出る 林道を戻る
大野々林道出合いまで来た(12:50) 市平両畑林道で見た大きな落石(13:18) ここまで車が入っていた
下山時で見た形の良い山 漫画の鬼太郎に出てきそうな・・・・・ 無事下山(13:56)
天の岩戸を見学に ちゃんと案内板はあるが・・・ 枯れ沢を慎重に登る
到着 天の岩戸の中 さらに上に登ると
お疲れ様でした
これが西京橋 帰路に道の駅「やまくに」に立ち寄る(15:00)
     
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