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平成31年3月24(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時30分(小倉南区津田)
■メンバー:
アタック山の会の3月例会山行は、大分県中津市の「中摩殿畑山」。変わった名の山で「なかまとのはたやま」と読むのだが、なぜか私は「なかまどんはたやま」と覚えていた。
今回、当山の会でも2回目で私個人としては4回目と意外に何度も訪れている。
さて、この面白い山名の由来を「中摩は地名でその殿様の畑の山」と勝手に想像をしてみる。今は杉林となっているが、石垣を組んだ棚田は、もしかしてそのまた昔は段々畑だったのかも知れない。
登山口の岩伏には、天岩戸、西京橋と言う名称があるため駐車場の確保もされている。この名所は帰路に立ち寄る。
駐車場から少し車道を歩くとブナの原生林の説明板がある。民家を過ぎてそのまま舗装道を歩きつめる。
棚田と思われる石組みが目に付く、現在は杉の木に覆われている。砂利道になって舗装された林道に出る。
道の反対に「登山道入口のご案内」と書かれた説明板がある。これは前回来たときはなかった。
ようやく登山道らしき道に入る。杉林を過ぎると勾配はきつくなり、帰路もこの坂を降るかと思うとちょっと気が重い。
道が緩やかになると今度は舗装されていない林道に出る。右手に眺めが良い場所があるので足を延ばすとここまでちらほらと雪があったが、ここでは結構雪があった。
青空が広がる気持ちの良い林道歩きを少し楽しんで再び登山道へと取り付く。
樹林帯は、時折大きなブナの木を見つける。稜線に出ると足下には雪、そしてシャクナゲが続く。
残念だが、花芽はほとんどない。
鳥居が見えるとそこが山頂で狭いが明るくて北側の展望が良い。なにしろ英彦山が間近に見えるし、鷹巣山の凸凹がくっきりと見えて最高である。
ここでランチタイムを眺めに摂り、下山は往路を降る。そして天岩戸と西京橋へと立ち寄るのだが、残念なことに道は荒れて少々危険である。また、木の柵もボロボロで頼りにすると崩れてしまう。整備をしないなら撤去した方が良さそうである。ただ、西京橋は必見なのでぜひ安全な道を確保してほしいと願う。
帰りは、朝も立ち寄った豊前おこしかけで精算をして無事帰宅した。
今日も自然に山に山友に感謝!!
■コースタイム
駐車場-(40分)-舗装林道「登山道入口」-(35分)-砂利の林道-(30分)-山頂-(15分)-砂利の林道-(35分)-登山道入口-(35分)-駐車場 ※休憩時間含めず。全行程で4時間でした。なお、天岩戸・西京橋の見学は往復で45分程度です。
距離8km、標高差526m
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