2005/4/24 貫山(711.6m)
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2005/4/24 天気 晴 一般的なガイドブックでは、平尾台側からのコースが紹介されていますが、今回は北側の上貫からのコースを紹介します。 貫山は、バックナンバーの「中峠(平尾台)〜上貫コース」でも紹介していますが、北側(上貫)から見るとその山容は富士のようで「企救富士」とも呼ばれています。また、麓には芝津神社下宮があり、山頂直下には上宮があります。今回は上貫から往復登山しました。 アクセス JR下曽根駅前(北口)より西鉄バス上貫行き(17番)で終点上貫で下車 ※所要時間14分、本数が少ないので事前に確認を・・ タクシーだと1000円程度 コースタイム 上貫バス停−15分−芝津神社−10分−貫山権現参拝道口−20分−登山口−35分−上宮−15分−山頂−35分−登山口−20分−貫山権現参拝道口−25分−上貫バス亭 |
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企救富士と呼ばれている | ||
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今回のコース 上貫バス亭より車道を貫山目指し歩きます。地元豆菓子で有名な「友口」が右手にして進むとバス亭より15分で芝津神社に着きます。芝津神社には「梵鐘(ぼんしょう)」とい県指定文化財が奉納されいます。さらに車道を進むと徐々に道も細くなり行き止まりとなります。古い鳥居をくぐり「たねき」の置物がたくさんあるところが山道への入り口です。(貫山権現参拝道口の標識) しばらくシダの茂る山道を上ると林道(砂利道)に出ます。林道をさらに歩くと幅の広い舗装された林道に出ます。斜め右の向かいに登山口の標識があります。バス亭より1時間弱でこれます。登山口より杉林をしばらく行くとやがて自然林となり勾配も急となり巨岩も目立つようになります。子供たちの手作りの案内板が心を和ませます。 上宮の階段の下には「わき水」と案内板があります。そばにお地蔵さんがあって休憩できるようにベンチがあります。 |
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貫権現芝津神社 | 上宮まで急な石段(数えたら120段ありました)を一登りすると左手が旧道の自然林の中を進むコース、右手は新しく整備された階段状の道とに分かれます。どちらでも同じところに出ますが旧道は滑りやすいので上りに使うのが良いと思います。ここより数分で笹の覆われた道に出てすぐに山頂です。 下山は来た道を戻りますが、上宮で分かれた整備された新しい道の方を下る方が楽に降りられるかと思います。帰りは山頂から約1時間30分(もう少し余裕をみてください)で上貫バス停ですので事前にバスの時刻表を確認しておけば山頂でゆっくりできるかと思います。ちなみに私は家の近くにこのバス路線のバス停があるので帰りは14時42分のバスで帰宅しました。(バスの時間はよく変わるので確認) ※西鉄バス時刻案内 県指定有形文化財「梵鐘(ぼんしょう)」S34.3.31指定 この梵鐘は正平二十年(1365・南朝年号)願阿(井手浦・西光寺に梵鐘を奉納した沙弥祖西の祖父)が貫山権現に奉納したものである。その後天正年間(1573〜1592)兵火で焼失したが、梵鐘だけ残り、宝永年間(1624〜1644)僧栄尊が岳音寺を建立したとき、この寺の軒先につるして現代に伝えたといわれている。梵鐘には鋳工の名前が刻まれていないが、龍頭の技法(龍頭中央の蓮華座の下部左右に透き間を設けていること、龍が大きく開口し上唇は舌状に長く垂れ下がっていること)小倉鋳物師の作と推定される。 梵鐘の規模 総高:86.0センチ 鐘身高:66.0センチ 龍頭高:20.0センチ 口径:48.5センチ 口辺厚:4.5センチ 潼座径:9.0センチ 北九州市教育委員会 |
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県指定有形文化財「梵鐘」 | ||
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八重桜満開 | 古い鳥居 | 貫山権現参拝道口 |
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シダが勢いよく茂る | 林道に出る斜め向かいが登山口 | 「わき水」の地蔵 |
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120段あった | 上宮 | 上宮左コース |
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この先から登ってくる | 山頂 | 山頂は賑わう |
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周防灘 | 変な岩を見つけた | すみれ |