2019/10/20 土器山(429.9m)佐賀県
天狗の棲む山と七面草
仁比山公園P〜八天神社〜親不孝岩〜上宮〜山頂 (往復) +干潟よか公園(シチメンソウ)
  令和1年10月20日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時30分(小倉南区)
■メンバー:11名(男性5人女性6名)
■移動経路:
小倉東I.Cより九州道、長崎道は東脊振I.Cで降りて県道31号線、飯町交差点を右折し、仁比山公園へと左折。
 アタック山の会10月の例会山行は、佐賀市神埼町の低山「土器山」と書いて「かわらけやま」。別名「八天山(はってんさん)」と名が付いている。登山口は八天神社仁比山公園(にいやま)の駐車場に車を停めさせていただき、神社まで舗装道を歩く。八天神社には登山者用に清めの塩が用意されていた。全員に振りかけて出発。花崗岩のえぐれた道は、時折ザレ場となり滑りやすい。
 今回は、低山でもあるし、歩行距離も短いのでのんびりと歩く。それにしても湿度が高いせいか暑い。Tシャツ1枚で全く問題ないくらいである。
 休憩所で展望を楽しんで
親不孝岩の岩のテラスに立って絶景を楽しんでそして上宮の御神体の巨石でも高度感を味わい、低山ながらも巨岩怪石を楽しむことができた。
 山頂は開けているが狭いので長居はできない。集合写真を撮ったらさっさっと降りて上宮でランチタイムとした。登山者は、ぼちぼちとやってくる。人気はあるようだ。
 ところで8年前に訪れたときは、
中宮菩薩寺のお堂があったが今は壊れていた。また、御神体には梯子がかかっていたが、無くなっていた。登山道はこの前の台風のせいだろうか、ずいぶんと荒れているように感じた。それでも地元の人がきれいにしていることが予想できる。
 無事、下山して今回のテーマでもある
シチメンソウ(七面草)を見に干潟よか公園に足を延ばす。
 
仁比山公園からナビで28kmの距離だが、車が渋滞して公園に着いたのは15時近かった。
 海岸に出ると赤くなった
シチメンソウが見える。時期的に早いと思ったが、見頃のようである。ただ、他人の話に寄れば、人が保護している部分(手前)がほぼ全滅状態で自然の部分が生き残っているとのこと。復活することを祈るしかない。家族連れで賑わう干潟よか公園を後に帰路につくが、佐賀市内は渋滞で高速も混んで予定より1時間ほど遅れてしまったが、無事事故もなく帰宅できた。今日も山に自然に地元の人に感謝!!
■コースタイム
 仁比山公園P(7分)-八天神社-(50分)-中宮-(12分)-親不孝岩-(7分)-上宮-(2分)-山頂-(60分)-八天神社-(7分)-仁比山公園P※休憩含まず。全行程で4時間でした。 距離4.4km 標高差387m

  
今回のコース(クリックで拡大)
仁比山公園駐車場に到着(9:25)
 準備体操をして出発(9:40)
車道に出ると八天神社へ 土砂が崩れている 八天神社の説明板
安全祈願して出発(9:50) 鳥居をくぐる えぐれた道を行く
三丁とある シダが多い 滑る
人工的に作られたかのように見える溝 蒸し暑いのでこまめにに水分補給 確か「腹切り岩」と名付けられていたはずだが・・・・
ここは腕力が必要 休憩所は、見晴らしが良い(10:24) ナナカマド紅葉開始
休憩所を後に 風の通り道で一息 十二丁とある。ゴールは十八だそうだ
中宮菩薩寺は崩れていた(10:48) 石に囲まれたような道 せっかくの階段だが危険なので横の道を迂回
洗濯岩 親不孝岩へ立ち寄る なぜ親不孝岩?これを読めばわかる・・・コワッ
親不孝岩の上に立つ 佐賀平野は広い! 楽しそうだ
こちらも 階段が見える 手水鉢(ちょうずばち)がある
上宮の御神体・・・・以前は建物があったらしい(11:13) 巨石の上に上がらせていただく 眺めは最高
気持ちが良いね 山頂手前に縦走路への分岐 山頂部
山頂にて(11:28) 背振山が見える ランチを終え下山開始(12:10)
東屋(11:22) 丸太はちょっとね 洗濯岩に洗われるメンバー
順調に下山 神社に到着(13:12) 無事駐車場に着く(13:27)

干潟よか公園へ(道は渋滞)
干潟よか公園(14:45) 結構、子どもは喜びそうだ
海岸へ なるほど シチメンソウ
アップすると 望遠鏡で見ている 多良岳だ!
   
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