2022/06/26 黒髪山(516m) 佐賀県 
竜門山の家P〜後ノ平〜後黒髪東峰〜後ノ平〜黒髪山頂上(天童岩)〜見返坂〜竜門山の家P
アタッック山の会 例会登山
  令和4年6月26日(日)曇り
 ■出発時間:午前6時30分(小倉南区津田付近)
 ■メンバー:13名
 最近は天気予報をやっているサイト(ホームページ)がたくさんあってどれを信じて良いかわからない。各気象予報士の方ががんばって予測をするのだろうけど場合によっては「雨」が「晴れ」になっている場合もある。それだけ予想は難しいと言うことだろう。昨日は天気予報との睨めっこで時間を過ぎたが、夕方、決行と腹を決めたため気持ちは落ち着いた。後はメンバーの神通力あるのみか(笑)。
 
黒髪山は岩場も多く谷間を歩くルートなので大雨や雷はとても危険な山になる。それだけ慎重になるわけである。さて、集合場所に到着すると既にメンバーの大半が集まっていた。そして皆から労いの言葉、私の気苦労をわかってくれていた言葉である。今朝の予報では北九州地方は「曇り時々晴れ」、有田地方は「晴れ一時雨」と私にとって一番都合の良い予報はこうなっている。(中には「曇り時々雨」の予報もあった)九州道から長崎道へ、やはり空の雲は厚くなってきて今にも降りそうである。しかし波佐見有田ICを降りると何と青空が雲の隙間から現れた。そして竜門山の家に着くともうすかっり雨の降る気配はなくなった。意気揚々で準備体操をして出発。ここから登るのは私も初めてなので胸は膨らむ。小屋の入口に「黒髪山の登山はこちらへ」と矢印があるのでその通り進む。地図では駐車場から空地を抜けて行けばすぐなのだが・・・・・。キャンプ場内を抜け、小さな沢を渡渉して橋を渡ると林道に出る。振り返ると駐車場が目の前に。『なぜ空地を歩かせないのか?もしかして私有地?・・・』
 
竜門峡と言われる沢沿いに歩き、砂防ダムの堰堤を渡ると一つ目の窟がある。さらに上流に向かうと赤い鳥居、そして再び大きな窟を見て橋を渡ると滝を目にする。見所満載である。本格的な登山道になると見返峠後黒髪の分岐点である二俣に到着。小休憩をして後黒髪へと急登が始まる。後ノ平から西へ進む。ウロコ岩は、濡れて滑りやすいので慎重に通過。細い尾根を進むと後黒髪西峰の標識がある。樹林の中で展望はなく狭い。ここから急降下して東峰だが、これからの行程を考え、西峰は諦めることに。往路を後ノ平まで戻り東に延びる尾根道を行く。蛇焼山を通過して5年前に歩いた有田ダムへの道との合流点に出る。ここから一登りで黒髪山頂上だ。山頂は天童岩という岩の上にある。上部は狭いので貴重品だけ持ってザックは置いて行くことに。幸い、登山者は少なく、ほぼ私たちで独占。岩の上で集合写真。あとで写真を見ると隠れている人はともかく皆満足そうな笑顔だ。
 ザックを置いた場所に戻るとランチタイム。これもまた楽しいひとときだ。さあこれから難所である。登りは意外に楽だが、降りは雨で濡れて滑りやすい分とても危険だ。足を置く場所などを皆で協力して全員無事にクリア。ほっとすると、何と「面白かったあ」とメンバーの声。
 
見返峠まで一気に降るが、途中で雌岩に立ち寄る。断崖絶壁が皆好きである。
 
見返峠からはしばらく石畳の降り坂、とても滑りやすいので慎重に歩く。巨樹や苔むした高い岩壁などを見ながら後黒髪の分岐点に着く。ここからは往路を戻るが、今朝迂回した道は通らず真っ直ぐ空地を横断して無事駐車場に。着替えをしていると雨粒がポツポツと。まるで私たちが下山するのを持っていたかのように・・・・。今日も自然に山に仲間に感謝!!
 ■コースタイム
  P-(35分)ー二俣-(40分)-後ノ平-(15分)-後黒髪東峰-(18分)-後ノ平-(25分)-蛇焼山-(15分)-山頂-(40分)-雌岩分岐-(往復6分)-雌岩分岐-(3分)-見返峠-(20分)-二俣-(30分)-P。※休憩時間含まず。全行程で約5.5時間でした。
今回のコース(クリックで拡大)
竜門山の家P(9:12)
 「登山道はこちら」とある(9:29)
キャンプ場内へ 小さな沢を渡渉 ちょっと降る
橋を渡る 林道に出る 登山道らしくなる
堰堤を渡る 階段を上がる 大きな窟がある(9:47)
渓谷沿いに石畳を進む 橋が見える 再び窟がある
巨木と岩壁 巨石の間を行く
沢沿いに なかなか良い雰囲気だ 渡渉する
二俣(10:09) どんどん登る こんな標識も
でかい木 梯子もある ガレ場の急登
背の高さくらいの岩 鬼の岩屋(10:46) 結構自然のアスレチック
後ノ平(10:54) うろこ岩 後黒髪東峰(11:10)
露岩のヤセ尾根 うろこ岩、滑りやすい 再び後ノ平(11:34)
きつい登り 滑らないように ツツジが未だ咲いていた
急登が続く 蛇焼山505m(12:00) 蛇を焼くと? 有田ダムからの道と合流点(12:05)
天道岩への入口にザックを置いて(12:13) 高度感ばっちり 鎖場を行く
天道岩の上に立つ、奧は青螺山(12:16) 全員で 南側
有田ダム 山頂標識
ランチタイム(12:30〜13:00) 濡れていて滑りやすい 声をかけながら慎重に
無事クリア 見返峠へ 説明板?
シダが茂る中を降る 露岩は滑る 雌岩へ立ち寄る(13:44)
絶壁 後ろから来たメンバー 石仏がある
コオニユリが咲いていた 北側の展望 分岐点に戻る(13:57)
へんろ道とある(見返峠のちょっと手前) 見返峠から降り始める(14:06) 石畳
岩壁が続く 巨木 癒やされます
渡渉する また渡渉 巨石の間を行く
お疲れ様
帰路に
川登SAと基山PAに立ち寄る
砂防ダムに出る 無事登山口
   
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