2023/4/23 御前岳(1209.0m)・釈迦岳(1229.5m)
アタック山の会 例会山行 -花見登山-
杣の里渓流公園P〜御前岳〜釈迦岳〜矢部越〜大吊橋〜杣の里渓流公園P
 
 ▲満開のミツバツツジ
  令和5年4月23日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前6時30分(小倉南区津田付近)
■メンバー:15名
 
花の季節到来、山は福岡県最高峰の釈迦岳。県内とは言え、少々遠い。高速道も利用して約3時間かけて登山口である杣の里渓流公園に着いた。昨年歩いた前門岳よりもさらに奥へと九州の中心部へと来たわけである。駐車場は意外に空いていた。先客は少ないと言うことだ。静かな山は我々15名の来客で一気に賑やかになったことと思う。まずは、登山口から御前岳を目指す。何度か渡渉をして林道に出る。すぐに樹林帯に入るが勾配はきつくなり谷から尾根に取付く。岩場を見るとミツバツツジの花が迎えてくれてほっとする。足場の悪い場所をトラバースして短い鎖場をクリアしてようやく御前岳の頂上に立つ。青空にこの眺め、最高だ。時計は11時45分。私が計画した行程表よりなぜか1時間以上遅い、あってはならない計算ミス。登山口までの遅れもあってここで昼食をとることに。(本当は普賢岳で昼食の計画であった)今回は初めての参加者が2名、初心者とのことだが、なかなかしっかりと歩いている。余計な心配を数日前からしていたわけだ。御前岳から釈迦岳の縦走路は、ミツバツツジがたくさん咲いていて新緑も気持ちよく、しかも青空。そして他の登山者で混み合うこともない。この時期に良い山を選んだことだ。鎖場をクリアしてとても狭い釈迦岳の頂上に着く。普賢岳はパスして矢部越に下り、キツネのカミソリの群生地を歩き、林道に出てのんびりとスタート地点へ。最後は大吊橋ではしゃいで無事駐車場に到着。かなり予定よりも遅れたが、文句を言うメンバーはいない。皆、山が好きなんだなあとつくづく思う。そんなメンバーに恵まれて幸せな1日をまた過ごせた。今日も仲間に自然に山に地元の人に感謝!!
■コースタイム
 登山口P-(60分)-林道-(45分)-御前岳頂上-(60分)-釈迦岳-(5分)-普賢岳分岐-(30)-矢部越-(60分)-大吊橋-(5分)-登山口-※休憩時間含まず。全行程で約6時間でした。
 
 
今回のコース(地図上でクリックすると拡大します)
杣の里渓流公園駐車場を出発(9:45)
すぐに登山口にある案内板 階段がある 渡渉する
ヒメレンゲ(姫蓮華)ベンケイソウ科 何度も渡渉する 沢沿いに進む
水量が多いと渡るのに苦労するかも オオキツネノカミソリは、今葉が出ている ラショウモンカズラ(羅生門葛)しそ科
群生していた なかなか上手だ 沢を詰める
少し急になったが 林道に出た(10:46) 再び登山道(10:49)
勾配はきつくなった 木の階段というか梯子 おっ!ミツバツツジ!
尾根にとりついたと思ったら結構悪路をトラバース 巨石群 おっ!ここにも
鎖場をクリア 開けた! 御前岳頂上(11:50)
景行天皇御遺跡碑 眺めは最高 全員で
釈迦岳へ向けて出発(12:20)ちょっと尖ったピークが山頂 他の登山者と遭遇 見事
山で見る花は格別美しい きれいな縦走路 青空と枯木
ミツバツツジがたくさんある 「いいね、いいね」と言いながら歩く 色が濃い
普賢岳のレーダドーム 釈迦岳 鎖場をクリア
頂上までもう一息 鎖場
滑りやすいので注意 御前岳を背に登ってきた 釈迦岳頂上(13:35)
全員で 頂上は狭いのですぐに下山開始(13:42) 普賢岳はパス(13:47)
レーダードームが見える 未だミツバツツジが続く 歩きやすい登山道
新緑がきれい 飽きることがない
大きな樹も多い 道は細くなった スミレ
本日最後のミツバツツジ 矢部越(14:17) コンロンソウ(崑崙草)アブラナ科
オオキツネノカミソリの群生地 すごい ムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科
 ほんとすごい 何度か林道を通過  ユキザサ(雪笹)ユリ科 
イチリンソウ(一輪草)キンポウゲ科  可愛い花だ  足下注意 
 カンアオイの花はイソギンチャクみたい 小さな滝   谷を降ってきたがそれも終わり
 林道に出る(14:58)  おおきな滝 大吊橋 
 コワッ! この方が有名な・・・・・  シャクナゲ満開
この後「杣の里さと」に立ち寄り帰路につく
 釈迦岳の頂上部かな?  無事登山口(15:42)  
     
   
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