2017/10/8 釈迦ヶ岳(1229.5m)・御前岳(1209m) | ||
田代御前岳登山口-御前岳-釈迦岳-田代釈迦ケ岳登山口 | ||
▲エンシュウツリフネソウ(遠州釣舟草) ツリフネソウ科 絶滅危惧IB類 | ||
▲釈迦ケ岳頂上部 | ||
平成29年10月8日(日) 天気曇り時々晴れ ■出発時間:午前6時30分 ■メンバー:男性5人女性7人、計12人 アッタック山の会の10月例会登山は当初計画していた日程が、私の仕事の都合で変更せざる得なくなり同時に行く先も変更となった。臨時山行で予定していた御前岳・釈迦ケ岳 メンバーの植物博士のUさんの希望もあり、希少種のツリフネソウを観に行くことになった。 昨年、たまたま見つけた小さな花は、その数を増していてくれた。メンバー全員初めて見る可愛い花に挨拶のように話かける人、カメラを構える人と説明がなければ、単に「可愛い花があるな」と通過してしまいそうな場面ではあるが、希少だと知ると全然違ってくる。 もっともっと増えることを願い花とお別れをした。 もう一つ、私は何度か目にしたが、笹の花をみることができた。これまた初めて目にする人もいたようだが、何も言われなければ通り過ぎてしまう光景だ。 さて御前岳の頂上は少々込み合っていて若い人たちのグループと高齢者のグループという何とも和やかな雰囲気でランチタイムを過ごした。 釈迦ケ岳頂上までの鎖場は、やはり少々手こずったが全員無事登頂できた。上りよりも下りが心配だったが、慣れると意外に皆スムーズにクリアしてくれた。 往路少し戻り、下山道に取りつくが、昨年私は逆コースを周回したので少々勝手が違う。谷間を降って行くうちに登山道を外れてしまったことに気づき、少し戻って尾根への取りつき地点を探す。なかなか見つからなかったが、何とか見つけ、尾根へ出る。尾根へ出るともう迷うことはない。それにしてもシャクナゲの多い道である。ぜひ開花の時期に歩いてみたいものだ。皆の協力あって予定時間はオーバーしたが、最後にアケビの実を初めて口にする人もいて皆満足そうな笑顔で家路に着いた。今日も山に自然に仲間に感謝!! ■コースタイム 登山口-(80分)-二本杉-(30分)-御前岳頂上-(75分)-釈迦ケ岳-(15分)-下山道取りつき点-(35分)-尾根取りつき点-(60分)-車道-(7分)-登山口※休憩時間含まず。全行程で約6時間でした。距離7.2km、標高差503m |
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今回のコース(クリニックで拡大) | ||
田代登山口にある東屋前の駐車スペースは既に満車 | ||
田代御前岳登山口にて準備体(9:17) | 大きな登山口の案内板 | 川沿いの舗装道を歩く |
瑞々しいツリフネソウ | 登山道らしくなってきた | ハチ注意! |
川原沿いに進む | アキチョウジ(秋丁字)シソ科 | 花びらのようなキノコ |
何度か渡渉する | 左に | 急斜面には手摺が設置 |
ジンジソウ | 大きな倒木はカットされていた | この辺りは巨樹が多い |
笹の茂る登山道 | ニ本杉とある | ママコナ |
大きなブナの木 | 皿のようだ | 枯れ笹の急斜面を進む |
従走路に飛び出る | 御前岳頂上(11:15) | 曇り空で少し残念 |
若い人たちも食事の準備 | ランチを終え出発(11:45) | 笹が多い |
60年度に一度咲くと言われている笹の花 | ツルニンジン(蔓人参)キキョウ科 | 立派なサルノコシカケ |
立ち止まり遠望を楽しむメンバー | ツルリンドウ | ずいぶんと歩いた |
時折、遠望を楽しめる | アキノキリンソウ | シャクナゲが多い |
カエデも多い | 何となく癒される木だ | オオマルバノテンニンソウ |
最初の鎖場 | 巨樹の横を行く | 連続した鎖場 |
振り返ると御前岳 | 釈迦ケ岳にて(13:06) | お釈迦様 |
縦走路を少し戻り下山道に取りつく(13:37) | アジサイが未だ咲いていた | 急斜面を滑りながら |
谷間を降る | 小さな小さな滝 | しばらく休憩 |
谷から尾根に取りつく | シャクナゲ通りと言っても過言ではない | ヤセ尾根を滑らないように |
松の木が多い場所 | アケボノソウ | ツリフネソウ |
車道に出る(15:24) | アケビの実がたくさんあった | 無事出発点(15:35) |
今回の目当てのエンシュウツリフネソウは、九州では珍しくこの地域にしか見られないそうです。 | ||
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