多良岳 996m (佐賀県)
 2020/3/22 
中山キャンプ場〜金泉寺〜多良岳頂上〜前岳〜鞍部〜六体地蔵〜中山キャンプ場
   令和2年3月22日(日) 天気 曇り
 ■出発時間:7時00分(小倉南区津田付近) 
 ■メンバー:12名(女性5名、男性7名)
 天気予報では「曇り時々雨]、ポツポツとフロントガラスに水滴がぶつかる。これはもう雨具を着ての山行になるなと諦めて
基山PAでメンバーのHさんと合流して中山キャンプ場へと走る。幸い、未だ雨は降っていない。ストレッチを済ませ出発。私は2007年と2008年にこのルートを歩いたが記憶があまりない。地形図では谷筋を行く道のはずだが、なぜか尾根に取り付く。12年前は中山越経由で登って下山で谷ルートを降った。その時は沢をずっと降ったと言う微かな記憶がある。尾根から山腹を巻きながら歩くとキツネノカミソリの群落に出会う。そして地形図にある谷の道に合流する。見上げると多良岳頂上部が見える。登山道の周りは相変わらずキツネノカミソリが群生している。花期に訪れれば、おそらく感動ものだろう。2007年に花期の時に歩いたが、それよりも増えている気がする。鞍部に着くと金泉寺を目指す。車道を合流すると建物が見えてくる。「んん?何か違う・・・・」そう、金泉寺は、新しく建て変わっていた。昔の記憶ではほとんど原型がない状態だったはず。山小屋に入って小屋番の人と話す。昨日まではたくさんの登山者だったが今日は雨模様なので少ないとのこと。トイレを済ませ、分岐点まで往路を戻る。石段を歩き、ロープ場、鎖場とクリアして山頂に立つ。他の登山者は全くいない。貸切だ。マンサクの花も近くで見れて賑やかにランチタイムを過ごす。そしてこれから岩稜歩きが始まる。急斜面を降下し、巨石群が現れると梯子があったりする。座禅岩で記念写真をそれぞれ写す。前岳では狭いにもかかわらず集合写真を撮り、椿の花が咲く斜面を降る。鞍部に降りると南に進路をとり、縦走路と合流する。山腹を歩く途中で右へ登り返す分岐点がある。そのまま真っ直ぐ行くと道は下ってしまう。それに気がついて戻る。道標は「多良岳」となっているので再び頂上に行くと思ってしまうが、これが六体地蔵への道だ。大きな門のような四角な石を通過し、平坦になると六体地蔵菩薩を拝める岩壁に出会う。ちゃんと六体あることを確認して再び山腹を歩き分岐点に着くと往路を戻る。この間、雨に全く遭わず、とても快適な歩きができた。無事下山して基山PAでHさんとお別れして無事集合場所へ。今日も山に自然に仲間に感謝!!
 ■コースタイム

 中山キャンプ場-(70分)-分岐点-(5分)-金泉寺-(5分)-分岐点-(25分)-多良岳頂上-(35分)-前岳-(20分)-鞍部-(5分)-縦走路-(15分)-間違えやすい分岐点-(12分)-六体地蔵-(15分)-分岐点-(65分)-中山キャンプ場※休憩時間含まず。全行程で6時間でした。距離8.12km 、標高差448m
 (追記) 今回の山行も新型コロナウィルス感染拡大防止のため、車での移動中のマスク装着と換気、乗車前のアルコール消毒を徹底しました。また、できる限り2m以上の間隔で歩行し、接近した会話時はマスク装着をお願いしました。
今回のコース(クリックで拡大)
 中山キャンプ場に到着(09:40)
広い駐車場とトイレがある
登山者は私たちだけのよう 案内板がある 出発(10:03)
谷間を進む 尾根に取り付く 山腹を巻きながら進む
炭焼窯跡が点在している 倒れた巨木 キツネノカミソリだ!
岩が多くなってきた 見下ろすと沢の周りにキツネノカミソリ 沢を横断
道の周りはキツネノカミソリ ずっとこんな感じ 石段を進む
川原のような登山道 苔の岩だらけ 頂上部が見えてきた
相変わらずキツネノカミソリ ホソバナコバイモ(ユリ科バイモ属)絶滅危惧種 ハルトラノオ(タデ科タデ属)
分岐点到着()ここから右、金泉寺へ(11:16) 見えてきた 金泉寺(11:22)おお!新しくなっている
広い敷地はテントも張れる 小屋で雑談 来た道を戻る(左)
分岐点に戻り石段を進む(11:35) 役行者様 歴史を感じる石段だ
 レスキューポイント 巨石が現れてきた   巨木も
 でかい!  石仏がたくさんある きつい登りだ 
 色々と注意書きなど ロープ場が続く  鎖場もある 
 石の間をよじ登る  石仏が迎えてくれる 石段 
 多良岳頂上(12:02)  これから行く前岳 マンサクの花は終わりに近い 
 ランチタイム  全員集合  急斜面を慎重に降る(12:36)
 面白い岩だ  巨石  周りはマンサクの木が多い
 巨石群の間をよじ登る  積み上げたような石 マンサクの花 
 梯子もある  岩稜を楽しむ  慎重に
 座禅岩にて  尾根歩きは続く  平坦になる
 前岳にて(13:20)  ツクシシャクナゲが群生しているが花芽がない  どんどん降る
 椿の落花の上を歩く 急斜面にはしっかりしたロープがあって助かった   鞍部から縦走路に出る(13:53)
 ここにも炭焼窯跡 奇木  巨石がバラバラとある 
これを登る(14:08)左に真っ直ぐ降る道があるので注意  しばらく登る  でけぇ!(14:15)
 休憩 山腹を歩く   六体地蔵菩薩(14:23)
六体あることを確かめるメンバー  分岐点に戻る(14:43) 往路を戻る 
基山PAでHさんとお別れして解散
お疲れ様でした
 順調に降ってきた  無事下山(15:46)  
     
   
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