2015年4月19日 牛ノ峠(918.0m) | ||
林道(通行止め)〜登山口〜牛ノ峠論所跡〜山頂〜牛ノ峠論所跡〜登山口〜林道(通行止め) | ||
2015年4月19日(日) 天気 曇り ■出発時間:6時頃(道の駅山之口) ■メンバー:単独 昨日の鰐塚山は、空は霞んでいたが天候はまずまずで目的のイワザクラの花も見れてとても満足ゆく山行であった。そして温泉に浸かり道の駅で宿泊したわけだが、この時期にしては暖かく、全く寒い思いはせずに過ごせた。しかし、道の駅は深夜でも車の往来があり遠慮のない声もしておかげで朝方になって熟睡してしまい目が覚めると既に5時半となっていた。 もちろん文句を言うつもりはない。それが道の駅である。 幸い、心配していた雨は未だ降っておらず、簡単な朝食を済ませ目的地の牛ノ峠登山口へと向かう。 途中、コンビニへ立ち寄り国道から地方道47号線33号線12号線と進み安藤ストアー手前より左折して民家を抜け川沿いに走るが、途中から離合も困難な細い砂利道となってこれが約4Km続く。たかが4kmだが、対向車に注意してなおかつ底をつかないようにゆっくりと慎重な運転となるのでどうしても時間もかかるし、何しろ神経を使うので疲れる。 正直、よくもこの山を九州百名山にしたもんだと文句を言いたくなるくらいであるが、それが嫌なら歩けば良いということでもあるので横着なことは絶対に言えない。 ようやく通行止めのロープが見えた。横には小屋が建っている。 雨は今にも降りそうなので手際よく支度をして出発だ。 しばらく地図を見ながら林道を歩く。ここからの道は舗装されていて車でも快適に行けそうであるが・・・。 左にカーブする場所に「水源かん養保安林」の標柱があって反対側に登山口がある。 ここから本格的な尾根の登山道となる。 ずいぶんとえぐれた道は昔から人の往来があったのではないだろうか。地形図の牛ノ峠は旧街道上にある。その旧街道は現在通行できないようで途中で入り口らしきところはあったが、藪となっていた。 一旦、工事中の場所に出て再び尾根歩きが続く、、きれいな自然林の尾根で気持ちが良い。 途中で一度だけ開けた場所から旧街道の牛ノ峠方面が見える。 目の前が明るくなると鞍部らしき場所に出るが左手に従是東飫肥領(これよりひがしをびりょう)と刻まれた石柱がある。ここが牛ノ峠論所跡と言う場所らしい。論所とは境界争いがあった場所のことを言うらしい。帰宅して調べたら三股町のウェブサイトに掲載されていた。 ここから山頂までは5分であるが、もっと長く感じる。息を切らせて開けた場所に飛び出る。 大きなコンクリート製?の丸柱(正確には丸ではないが)があるので方位盤かなと思ってよく見ると何と「天測点」と書かれている。これも後で調べると昭和26年〜33年に全国で48点設置されたらしい。天測点と言うと星を観測した場所となるが、この山に申し訳ないが「こんな場所に?・・・」である。当時はどうやってここまで来たのだろうか・・・・・・。 山頂は樹林に囲まれ展望はない。もっとも霧雨で視界が利かないので開けていても同じであるが・・・・。下山は往路を戻る。ここまで来てもったいない気持ちもあるが帰路に着く。 この二日間、山に自然に感謝!! ■参考コースタイム 林道P-(20分)-登山口-(40分)-山頂-(25分)-登山口-(15分)−林道P※休憩時間含まず。全行程で約2時間でした。 |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
道の駅山之口で朝を迎える | ||
結構デコボコの道が続く | ||
「牛の峠」と初めて標識を見る | 車はここまで(07:30) | しばらく林道を歩く) |
サツマイナモリ | コンクリートの道になる | このカーブの左が登山口 |
登山口(07:50) | 尾根道を歩く | ツバキの花が落ちている |
登山道はえぐれている | 工事中の道に出る | 伐採されている |
再び登山道へ | きれいな尾根道である | 旧街道の牛ノ峠方面 |
ギンリョウソウ | ここも根が露出している木が多い | 灌木帯となる |
鞍部が見えた | 牛ノ峠論所跡(8:25) | 人吉のかめさんの残した標識 |
低木の間を抜ける | 山頂には三角点と大きな標柱がある(8:31) | 大きな標柱は何と天測点だった |
山頂にて・・・下山開始(08:40) | 再び登山口へ(09:05) | ノイチゴの季節だ |
アオマムシグサ | ムラサキマムシグサ | イタドリもたくさん |
お疲れ様でした | ||
林道をのんびりと歩く | スタート地点に無事下山(09:30) | |
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