2022/10/16 八方ケ岳(1051.8m) 熊本県 
矢谷キャンプ場付近〜登山口〜谷コース登山口〜穴川分岐〜山頂〜カニのハサミ岩分岐〜山の神分岐(林道)〜谷コース登山口〜矢谷キャンプ場付近
アタッック山の会 例会登山
  令和4年10月16日(日)曇り
 ■出発時間:午前6時30分(小倉南区津田付近)
 ■メンバー:11名
 
八方ヶ岳は、ずいぶん前に訪れたことがある。日記を調べたら2009年2月と2011年9月となっている。
コースは今回のコースと同じようだが、季節が違う。
八方ヶ岳と言うとカニのハサミ岩がすぐに頭に浮かぶ。それ以外は特に印象がない、どんな所だったか思い出せずにいた。九州道は広川I.Cで降りると街中(まちなか)の国道3号線をしばらく南に降る。やがて街を抜け、田舎の風景になってくると信号機がないので快適なドライブが楽しめる。国見山登山口の道標を見て車窓から八方ヶ岳とわかる山を見つけ、矢谷キャンプ場へと入り込む。ここまで順調だ。ところが、キャンプ場の駐車場に停めさせていただく予定であったが、チェーンがかけられていて停められない。仕方なくそのまま進むと駐車スペースがあったのでホットする。以前訪れたときは登山口付近に停めたが、3台程度のスペースしかなかった記憶があったため、先客がいたら停められないだろうと予測していた。林道歩きは長いが、皆で話しながら歩けば結構楽しい。矢谷橋の手前に来ると左手に八方ヶ岳登山口の道標がある。道は舗装されていて右手には養殖場が見える。北尾根コース登山口の道標を見てすぐに谷コースの登山口がある。ようやく舗装道とのお別れだ。登山道は沢沿いに高度をあげて行く。水流のある渡渉箇所はない。谷を詰めて鞍部に出るとそこが穴川分岐だ。休憩して今度は山腹から稜線にでるのだが、目の前に「だるま落とし」のような巨岩が現れると思わず歓声があがる。そこからの巨石群はとても面白い。山頂まで700mの道標を見ると勾配は緩やかになり稜線歩きが始まる。下山に歩く山の神への分岐を通り越すと山頂に飛び出す。「飛び出す」と言う表現がぴったりの頂で、広くはないが、草原なので360度の展望だ。少々残念なのは霞んでいてすっきりしないことだ。山頂には祠があって座るにはちょうど良い高さの木の腰掛けが、たくさん用意されていた。地元の人の親切がとてもありがたい。山頂でランチを賑やかに過ごし、下山は山の神方面へと降る。こちらは急斜面を九十九折りに道ができていてとても歩きやすい。カニのハサミ岩への道もあるようだが、ガイドブックにある写真を見るととても団体で歩けそうな場所ではなさそうだ。植林帯の途中でそのそそり立つ岩峰を見ることができた。以前訪れたときは、もっと全体が見えたのだが・・・・・。谷を真っ直ぐに降って行くと目の前は藪だ。キイチゴやアザミ、カラスサンショウなど棘のあるものばかり、しかし、人間が一人歩ける空間を草刈りしていてくれたおかげで歩くことができた。もし、刈ってくれていなかったら傷だらけになっていただろう。刈ってくれた方には本当に感謝だ。林道に出ると山の神への道とお別れだ。荒れた林道を今度は谷コース登山口へと北へ進む。のんびりとした林道歩きだ。谷コース登山口まで来ると後は往路を戻る。結構長丁場となったが、変化のあるルートでとても良い山だと感じた。帰路に道の駅に立ち寄り途中で合流したHさんとお別れをして広川I.Cより九州道を経て帰宅した。道路は混雑して帰宅は少々遅くなったが事故も無くとても楽しい1日を過ごせた。今日も自然に山に地元の方に感謝!!。
 ■コースタイム
  P-(20分)ー谷コース登山口-(60分)-穴川分岐-(75分)-山頂-(30分)-カニのハサミ岩分岐-(60分)-林道出合-(35分)-谷コース登山口-(20分)-P。※休憩時間含まず。全行程で約6時間でした。
今回のコース(クリックで拡大)
出発(9:43)
話が弾む
矢谷橋手前の左手に登山口の標識あり(9:58) 養殖場がある 山頂が見える
ツリフネソウ クサキ 北尾根コース登山口(10:05)
登山口が見えた(10:06) 歩きやすい登山道 よくできている
クマモンだ! 男滝 女滝
沢沿いに進む 梯子がある ダイモンジソウ
だかい木だ 白糸の滝と名がある 面白いケルン
岩下神社とある 水はもう流れていない 大きな石の河原を渡渉
整備された道だ ミカエリソウ でかい!
穴川分岐(11:15) 山腹を進む 展望所
良い眺めだ 石の壁 梯子
だるま落としのような巨石 これもすごい こま石と名がついている
巨石群を楽しむ ここも整備されている 山頂まで700m
稜線に出る 班蛇口分岐(12:15) なぜかこの辺りから手すりが設置されている
気持ちの良い稜線だ 分岐点 もうすぐ山頂
でかいカミキリムシ 山頂(12:30) 霞んでいるが展望良し
マユミの実がきれいだ リンドウ なぜかここにマツムシソウ
楽しいランチタイム 全員で 下山前に(13:04)
分岐点より山の神方面へ 山腹を降る 尾根に出る
植林帯を九十九折りに降る 山の神登山口まで1500mとある 谷へ降りてさらに九十九折り
カニのハサミ岩へとの分岐(13:55) 谷を真っ直ぐに降り始めた 木の間からカニのハサミ岩
開けた場所に出る ミカエリソウ 目の前は藪かな?
林道に出た(14:37) 林道歩き 尖った岩を発見!
さらに林道を歩いて車へ
帰りは道の駅に立ち寄り帰宅する
谷コース登山口に到着(15:19) 養殖場が見えたてきた(15:26)
   
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