2012/04/08十種ケ峰(988.8m) | ||
神角〜ヤマシャクヤク群生地〜山頂〜神角(周回コース) | ||
2012年4月8日 天気 晴れ ■出発時間:6時30分(Hさんの会社) ■メンバー:男性2名、女性4名 「自然観察とボランティアの山の会」の5月例会登山は、山口県と島根県の境にある十種ケ峰の計画である。登山口は山口県側の神角からであるが、近くに徳佐と言う名の地名がある。十種と書いて「とくさ」と読むが、山名の由来は御食主命が十種神宝(とくさのかんだから)を当山に埋めたという伝説からとのこと。 九州道から中国道で徳地I.Cで降りて国道489号線を北上し、国道9号線に出て長沢交差点より国道315号線に出て山陰へ向かい神角(十種ケ峰とある)への標識があるので右折。しばらく行くと右手に登山口の案内板があって駐車場は少し通り過ぎたところにあった。時計を見ると8時50分。本番のマイクロバスを駐車するところを考えながら登山準備をして出発する。案内板がある神社まで車道を歩くが途中で地元の人親切に色々と教えてくれた。大きな案内板には、ヤマシャクヤクの鑑賞登山案内とあって一方通行とのことで神社側から上り始める。民家の間を歩くが枝垂れ桜やかなり古い桜の木など花が咲けば見事であろう。植林帯を過ぎると勾配はきつくなりさらに進むと谷間の涸れ沢になる。石の上を歩いて高度を上げる。足元には、小さなヤマルリソウの花がやさしく微笑んでくれている。堰堤が見えると沢が終わり、急に景色が変わる。目の前にヤマシャクヤクの株がある。歩きながら上に目を向けると「こりゃすごい!!」と思わず声が出た。花が咲いた映像を瞼の中に想像してみる。本番が楽しみだ。ロープが張られて保護されている。一方通行の意味が良くわかった。この光景は稜線まで続いた。稜線に出ると左に尾根を歩く。樹林帯を抜けると360度の展望で狭い尾根道の先に山頂が見えた。11時ちょうど山頂に着く。山頂には山座同定を楽しめるよう山名が書かれた立体方位盤がある。(勝手に名前を付けた)景色と空気を味わいながら昼食を済ませ11時30分下山開始。下山は北側から回り込んで降る。すぐに小さな赤い鳥居が見える。熊野権現とある。鞍部まで草原で振り返ると鍋ブタのような山頂が見える。松の木の多い樹林を抜け、割と新しい大きな鳥居が見え、神角への標識をみて進む。林道のような道からまたまた標識があって植林帯の中を歩く。往路とは全く違う景観のコースである。フェンスを過ぎると民家が見えて登山口に無事下山。 帰りは、温泉の下見と道の駅「長門峡」に立ち寄り無事帰宅。今日も山に自然に仲間に感謝である。 <コースタイム> 神角登山口-(60分)-ヤマシャクヤク群生地の始まり-(20分)-稜線-(20分)-山頂-(80分)-神角登山口※休憩時間含まず。全行程で3.5時間でした。 |
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長門のマッターホルン | ||
登山者用駐車場 | 地元の人に話を聞く とても親切だ(感謝) | りっぱな案内板 一方通行とある |
神社の鳥居を左に見て | 民家を抜ける 見事な枝垂れ桜 | 生木地蔵とある |
杉林を歩く | ミツマタの花が咲いている | 水が澄んでいる |
歩きやすい登山道 | 勾配がきつくなる | ふきのとうがたくさんある |
谷間を行く | ミヤマカタバミ(花が開いていない) | ヤマルリソウ |
涸れ沢も終わりか | ヤマシャクヤク(蕾がついている) | こりゃすごい! |
シロキツネノサカズキモドキ(きのこです) | まだまだ続く | 勾配はかなりきつきなる |
落石注意 | 稜線に出た | 急に開けて |
登山口付近の景色 | 山頂が見えた | 結構狭い尾根 |
山頂 | 青野山が見える | 山頂から伸びる肩 |
なかなか面白い | 下山は北側から | 熊野権現 |
右から降りてきたが、左にも登山道がある | 枯れ木 | 山頂を振り返る |
りっぱな鳥居がある | 神角(こうづの)方面へ | 林道のような道 |
ここから降る | 植林帯 | 沢を横断 |
フェンスがある | 民家が見えてきた | キケマン |
福寿草が植えられている | 下山口 | 山頂が遠くに見える |
道の駅「願成就温泉」 | 道の駅「長門峡」に寄る | |
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