2014/5/11 山犬切 1562m(やまいんぎり) | ||
泉五木トンネル登山口〜山犬切〜七遍巡〜北山犬切〜七遍巡〜山犬切〜石南越〜林道〜泉五木トンネル登山口 | ||
NO1 | ||
▲ヤマシャクヤクの大群落 | ||
2014年5月11日(日)天気晴れ ■出発時間 ■メンバー:家内と私 昨日は積岩山を歩いたが、今日は同じ登山口から積岩山とは反対方向に稜線を歩き山犬切を目指す。 元々の計画では、九州百名山地図帳※でのルートである水上村側から球磨川水源を経て山犬切に登頂することにしていたが、登山口までの林道が全面通行止めとなっているとの情報を得、役場に連絡したところあくまでも自己責任でしかも乗用車では無理かもと言われ、今乗っている借用車では無理と諦め、急遽泉五木トンネルからのルートに変更した。そのため時間的に余裕があるため北山犬切まで足を延ばすことにしたが、それが幸いし、ミツバツツジ、ヤマシャクヤクだけでなくシャクナゲの花も鑑賞でき、また北山犬切の岩峰での素晴らしい景観も楽しむ事ができた。 (情報をいただいた方々にはこの場を借りてお礼を申し上げます。) さて山犬切と言うのも謎めいた名である。「山犬」はニホンオオカミや野犬のことと解釈すればオオカミを切ったと言う意味になる。私が育った街には「足立山」があるが、和気清麻呂が傷ついた足を山水で癒し、足が立ったことが由来となっている。そう考えると何やらここにも伝説がありそうだ。色々と物語を創造してみるのも面白い。 昨夜、お世話になった道の駅「子守唄の里 五木」を早朝、静かに出発し、約1時間かけて泉五木トンネルに。朝食を済ませ準備をしているとワゴン車が隣に止まり、やはり山犬切に登るとの事。一足先に歩き初め、やわらかい朝陽を浴びながら稜線歩きが続く。昨日と同じ風景なのに朝と昼間では雰囲気がまるで違う。 目にする巨木には相変わらず驚く。石楠山、石楠越と順調に進み、尾根を直角に折れて(そのまま進むと支尾根を降ってしまう)稜線を進むとヤマシャクヤクの開花寸前の大群落に歓喜の声を上げる。まだ、花が完全に開いていないが、帰路もここを通るのでその時はきっと全部開いていることであろうと楽しみにして先を行く。 そして山犬切に立つ。標識は南山犬切とある。九州百名山地図帳※にも解説があるが、地元で言う山犬切と国土地理院が示す位置が異なり、これから目指す、北山犬切を地元では「山犬切」と呼ぶようである。それを考慮してかどうかはわからないが、標識(泉・五家荘登山整備プロジェクト※)では、南山犬切と北山犬切と名づけている。何とも平和的な解決ではないか。 次ページへ ※九州百名山地図帳→山と渓谷社発行 ※泉・五家荘登山道整備プロジェクト→日本山岳遺産 |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
道の駅「子守唄の里 五木」には鯉のぼりが | ||
出発(05:30) | 古代の里を通過(06:03) | 泉五木トンネル入口登山口(6:25) |
珈琲を淹れてモーニング | 登山口出発(07:00) | 佐賀から来られたグループが登山準備中 |
稜線に出る | 市房山が見える | 朝陽がやさしい |
高塚山との分岐(07:18) | 石楠山西峰(07:22) | ブナの巨木と |
ミツバツツジもポツポツとある | これもデカイ | バイケソウがたくさんある |
石楠越(07:27) | 石楠山東峰(07:37) | ミツバツツジ満開 |
でかい | でかい | 倒木が多い |
すごい木ばかり | 根が露出している | ここから右(東)に直角に |
ヤマシャクヤクの大群落 | これから開花する | 景色も最高 |
真っ白な枯木はちょっと不気味 | 斜めに山腹を登る | 面白いと言うか可愛いと言うか |
コブだらけの老木 | 自然のオブジェは飽きない | 山頂まで五分 |
ドリーネか? | 山犬切にて(08:30) | 展望は多少あり |
七遍巡を目指す | 青空にホオノキが芽吹いている | バイケソウの畑のようだ |
ブナの多い平坦な道 | 七遍巡りと標識 | 七遍巡りに到着(8:52) |
水上越への表示 | 記念に(北山犬切はここを右に進む) | 倒木の間で |
緩やかな斜面を降る | 相変わらず巨木が多い | ジロボウエンゴサク |
え?またヤマシャクヤクの群落だ! | しばらく鑑賞 | |
振り返る | やはり石灰岩を好むようだ | |
イチリンソウも咲いていた | 倒木をくぐる | ドリーネがある |
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