湯川山

2021/11/13 湯川山（471.4m）福岡県遠賀郡

有料P～黒崎鼻登山口～中原山～湯川山頂上～パラグライダー基地往復～夕日ケ丘～中原登山口～中原山～R300登山口～有料P

▲響灘の湾だが、奧から芦屋海岸、新松原海岸、波津海岸と名がついている

　令和3年11月13日（日）　天気　晴れ
■出発時間：午前7時00分（小倉南区）
■メンバー：単独
　今年の山の会の忘年登山は、宗像市の宗像四塚連山の一番海側に位置する湯川山を予定しているが、周回コースはないものか、ネットで検索しいると四季の風さんが整備されたらしいルートが面白そうなので今日は下見を兼ねて歩いてみることにした。
　登山口まで我が家からだと都市高速を使うと1時間一寸で行ける。登山口は、道路沿いにあるが近くに海水浴のためだと思われる有料駐車場がある。休業中と思いきや海水浴シーズン以外でも、釣り人や登山者が来るので営業中のようだ。しっかりと500円徴収された。
　駐車場から海岸沿いに県道を歩き山手側の登山口より入山。森の中へ入り込むとすぐに展望所。今日は天気予報に反し、すこぶる好天で眺めは最高だ。竹林と雑木林の中を進みマテバシイの森を抜け帰路に使うルートとの分岐点を踏む。そして（仮称）中原山のピークにつくが展望はない。中原登山口への分岐を過ぎて巨木、三叉桜、沖ノ島展望ピークとこのルート丁寧に表示があるので飽きない。そして湯川山直下の急登。これはなかなか手強い。喘ぎながら何度も立ち止まり、目の上にアンテナが見えると稜線に出る。T字路は左に進み山頂を踏むが、先にパラグライダー基地へ立ち寄る。以前訪れたときもそこからの眺めが目に焼き付いていた。
　山頂に戻り、目を懲らすと沖ノ島が見える。案内板には世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と詳しい説明が書かれていた。山頂で眺めを楽しんでいた単独の女性登山者と言葉を少し交わし、写真をいくつか撮って次は四季の風さんのお勧めルートの夕日ケ丘へと降ってみる。案内板の地図は簡易的なものなのでどこをどう歩くかは全くわからないし、距離的なこともわからない。しかしながら中原登山口と明記されていたので地形図を見て予想して歩くことにする。尾根からはずれ急斜面を降り、ずいぶんと大回りしているように思うが、承福寺との分岐でこのルートで間違ってないと確信する。結局迷うこともなく夕日ケ丘に着く。ソーラーパネルが似合わないが、個人の敷地を開放してテーブルもベンチもある。「きっと夕日はきれいだろうなぁ」とつぶやきながら今度は中原登山口を目指す。中原登山口まで900mと道標があり舗装道（林道）を歩く。T字路にぶつかり左に行くと中原登山口である。ここから再び往路で歩いた尾根まで登り返す。今度は谷間を詰めてゆく。野口池を見て杉林の中を登ってゆき尾根道に出ると往路で歩いた道に出てここから下る。そろそろ腹も減ったので中原山頂上の丸太に座りランチタイムをひっそりと過ごした。下山は周回路へと別れて巨木の森、水仙の丘展望所を経て県道に出る。湯川山満喫コースと言えるルートであった。ただ、山頂直下は勾配がかなりきついので用心だ。
今日も山に自然に地元の人に感謝！！
■コースタイム
　P-(6分)-黒崎鼻登山口-(35分)-周回路分岐-(7分)-中原山-(40分)-山頂-(35分)-夕日ケ丘展望所-(12分)-中原登山口-(18分)-中原山-(5分)-周回路分岐-(28分)-R300登山口-(10分)-P　※全行程で約4時間でした。

今回のコース（クリックで拡大）