2023/9/26〜29 涸沢カール
三日目・四日目
涸沢ヒュッテ〜横尾〜徳沢〜小梨平(キャンプ場宿泊)〜上高地バスセンター
 ▲穂高岳と明神岳(中央が奥穂高岳)
  令和5年9月28日(木) 天気 雨のち曇り
 涸沢ヒュッテで朝を迎える。残念ながら今日も一日雨模様の予報。もう1泊して明日まで滞在できれば良いが仕事の都合もあるし、予約を今から変更するのも無理な話だ。残念だが今回の「青空に紅葉」は諦めることにした。さて、起きてすぐに朝食だが、まだ頭がボーッとしていて食欲もない。とりあえず、がんばって食べ終え、しばらく部屋でゴロゴロしていると既に掃除が始まった。山小屋のチェックアウトは早い。小雨の中、下山開始。往路を降る。沢は昨日と比べて騒がしく勢いよく水が流れている。本谷橋でも川の水量がかなり増えていることがわかる。横尾に着くとトイレ休憩をして徳沢を目指す。平坦で広い道を森林浴を楽しみながら歩く。徳沢に着くと大勢の登山者や観光客を目にする。私たちは徳澤園の隣の「MICHKUSA SHOKUDO」でランチをとることに。私は先客がとても美味しそうに食べているカレーライスを注文したが予想通りでとても美味しかった。食べ終えて、ここで記念写真を撮ろうとしていると、何と昨日涸沢ヒュッテで一緒に飲んで山談議で盛り上がった方と再会する。写真を撮ってもらい、一緒に歩くわけではないが、方向は一緒なので時折話しかけたりして明神館まで歩く。明神館で休憩して今夜の宿泊地である小梨平キャンプ場へ。チェックインの時間には少々早かったのでザックを置いて上高地バスセンターの預り所に荷物を回収しに行く。帰りにビジターセンターに立ち寄る。自然に関する展示や映像の上映があるが、展示されている写真には、とても感動させられた。しばらくここで時間を過ごし、キャンプ場に戻りチェックイン。まずは風呂に入る。そして鍋を囲んでのこの旅、最後の酒宴が始まる。夜は長い。
 ところで、私たちが上高地に訪れた日に観光客がクマに襲われ重体となったらしい。キャンプ場も幕営は禁止となったようで深夜トイレに行くのも少々怖かった。
 ■コースタイム
  涸沢ヒュッテ-(45分)-青ガレ-(35分)-本谷橋-(60分)-横尾-(50分)-徳沢-(55分)-明神館-(30分)-小梨平キャンプ場  ※休憩時間は含まず。

 令和5年9月29日(金) 天気 晴れ
 
ケビンのカーテンを開けると青空が広がっている。昨日までの天候が嘘のようで、恨めしく思う。バスの時間には早いが、チェックアウトを済ませて外に出る。梓川沿いから穂高を見ると三日前に訪れた時から今が一番の姿である。何度も何度もカメラのシャッターを切る。河童橋付近でお土産を購入し、バスセンター(観光センター)へ。時間もあるので2Fの食堂で珈琲をいただく。そして別れを惜しんでバスに乗車。車窓から焼岳を見ながらこの数日間を振り返る。この旅で山友がいなかったらきっと楽しくはなかったであろう。改めて感謝!!
 
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涸沢ヒュッテの食堂
朝食(5:10)
昨日より少し紅葉が進んだように思える
カールを見上げるが・・・・ 奇峰がわずかに 自慢のテラスだが・・・・
昨日は売店前の屋根の下で時を過ごした 紅葉は始まっている 諦めて下山開始(7:35)
昨日と比べ水量が多い 結構登山者がたくさん ここは速やかに
本谷橋(8:50) 昨日はなかった水が、今日はこんなに でかい樹だ
横大橋(9:55) 水位が上がってる 横尾山荘
徳沢目指しゆったりと歩く 屏風も見えない 護岸工事中
黒くて背の高い樹木が立ち並ぶ 徳沢に着いて記念に(13:05) 美味しかったカレーライス
徳沢を後に トリカブト 明神館(12:38)
この景色とももうすぐお別れだ キャンプ場へ キャンプ場に到着(13:17)
ケビンへ ケビン キャンプ場が準備してくれた寄せ鍋
翌朝は快晴
キャンプ場から家路につく
キャンプ場をチェックアウ(7:46)ト この天候が昨日だったら・・・・・
何度も 何度も カメラのシャッターを押す
上高地バスセンター バスに乗車(9:30) 車窓から逆さ焼岳
松本駅から特急で名古屋駅まで
名古屋駅から新幹線で帰宅
飲んで食べての山旅でした。
新島々駅から電車に乗る(10:50)
   
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