2010/07/17〜18 燕岳(2762.9m)&表銀座体験
2日目(No1)
燕山荘〜大天井岳麓〜燕山荘〜中房温泉
 
▲朝焼けの峰々(左に槍ケ岳) 
▲大天井岳(おてんしょうだけ)       
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 山荘に戻った私たちは、すぐに反省会と言いうことで喫茶コーナーで有明山を眺めながら大ジョッキーで乾杯。その後、夕食まで仮眠をしたが、時計を見てびっくり5時半を過ぎていたので慌てて食堂に向う。今夜は登山者が多く食事は4回に分けて行うとのこと。食事が終わる頃を見計らってオーナーの赤沼氏のホルン演奏が始まり、続けて山についての談話だが、その中でコマクサの花が咲くまで10年かかると言われたことが記憶に残る。午後8時、多くの登山者が未だ賑にしていたが、明日のために床につくことにした。朝は4時に目が覚めSUMさんから鼾がうるさかったと叱られる。どうもアルコールの飲んだ上に疲れているときは鼾を掻くようだ。自分ではわからないし、人の鼾も聞こえなかった。熟睡していたようだ。予定通り素晴らしい天気の朝でご来光を拝むことができた。朝食を済ませ午前6時出発である。朝はガスがなく眺めは最高で槍ケ岳までの稜線を見ながら気持ちの良い山行である。ハイマツとコマクサ、そして数々の高山植物も咲いていて春の北アルプスを官能しながら歩く。巨岩が目の前に現れ蛙岩を通り過ぎると大下りの標識がある。その名のとおり、急坂を下る。しばらく東側を歩く。こちらは風がないので暑い。上りを終えると為右衛門吊岩で今度は西側を歩く。こちらは風が心地よい。大天井岳もずいぶん近くなる。2699mのピークを過ぎた辺りで今回は引き返すことに。時間的にも体力的にも大天井岳の山頂をクリアできたかも知れないが、山荘からの下山の距離を考え勇気を持って諦めた。帰路はそのまま戻るが、大下りの頭で早い昼食(山荘で作ってもらった弁当)をし、ホシガラスに遊ばれて楽しく山荘まで戻った。荷物を預けていたので取りに行き、しばらく休憩し、名残惜しむが、温泉を楽しみに下山することに。下山は、上りも下りも登山者が多く渋滞気味になる。ガスがないので上りの時に見れなかった景色が見れてそれも楽しい。合戦小屋でのスイカの売れ行きも順調のようでたくさんの登山者で犇めき合っていた。暑さはピークで陽のあたるところはたまらない。ベンチ毎に休憩をとり、無事下山。中房温泉で汗を流し、駐車場まで歩く。駐車場に着いたのは午後3時半だった。
日の出前(東北側)
 
ピンクに染まる槍ケ岳(西南側)
 整いました!夏山登山とかけて山荘で見た雪渓と解く、その心は「いやーどちらもアツカった。」
<コースタイム>
★1日目:中房温泉登山口ー(40分)-第一ベンチ-(25分)-第二ベンチ-(35分)-第三ベンチ-(45分)-富士見ベンチ-(30分)-合戦小屋-(20分)-合戦沢ノ頭-(50分)-燕山荘-(35分)-燕岳-(20分)-北燕岳-(35分)-燕山荘 
★2日目:燕山荘-(30分)-蛙岩-(30分)-大下りの頭-(80分)-2699mのピークの先-(80分)-大下りの頭-(60分)-燕山荘-(50分)-合戦小屋-(130分)-中房温泉登山口
※1日目は約7時間、2日目は約8時間半(昼食休憩含んで)の山行でした。
 登山口まで我家から12時間の道程でしたが、SUMさんのおかげで運転が楽でした。また、楽しい旅になったのもSUMさんのおかげです感謝です。
 
ご来光 
槍ケ岳が赤く染まる 朝食 これに味噌汁とご飯 AM6時出発
これから銀ブラだ 槍ケ岳を見ながら稜線歩き ミニ槍だ!
ハエマツのきれいな稜線だ 槍が徐々に近づく 巨岩群が続く
   
この麓を歩く  SUMさんも今日は快調のよう いやー何とも言えませんね
蛙岩(げえろいわ)を振り返る コマクサが結構ある 大天井岳までの稜線
大下りの頭にある標識 このコース一番の下り 溶けてなくなりそうな
上り返す 振り返る(東斜面) 超えて北峰々を振り返る
この先は正面に大天井岳 東斜面に走る登山道 2699mのピーク
雪の縞がきれいだ 振り返る これが大天井岳(ここで引き返す)
帰路につく 飛行機雲でも感動してしまう 有明山側
大天井岳と槍ヶ岳 これは像に見える 大下りの
頭で弁当(山荘で作ってもらった) 記念に 再び奇岩群
これが蛙岩のようだ(クリックで拡大) SUMさんも大満足だって 山荘に到着
かなり暑い 雪も厚い 見納めに 槍ヶ岳も
     
 山荘が小さく見える  槍ヶ岳も小さく見える 合戦小屋 
     
 中房温泉登山口に無事下山  わさび漬けを仕入れる  駒ケ岳SAで食べたソースカツ丼
★★★ 今回のお土産(自分が食べるためだが・・・・・)  ★★★
     
 穂高の老舗で買ったわさび漬け  こちらはSAで買ったお土産  これがなかなか良かったSAで購入
   
   
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