2011/09/23 阿蘇烏帽子岳(1337.2m)・杵島岳(1270m)・往生岳(1238.1m)
 NO1
草千里P〜烏帽子岳〜スキー場跡
 ▲草千里駐車場から見た烏帽子岳
2011年9月23日(金)祝日 天気 晴れ
  暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったものでこのところ朝夕は冷え込むようになってきた。今日は秋分の日で明日は土曜日とたくさんの人が3連休を迎えるだろう。私は残念であるが、土曜日は仕事が入っていて休みがとれない。そこで日帰り登山となるが天気がすこぶる良さそうなので未だ歩いてなかった阿蘇烏帽子岳と杵島岳を歩くことにした。
■出発時間: 午前5時半(自宅)
■メンバー: 家内と私の2人
 午前8時15分、高速道を走り草千里に着いた。駐車スペースは限られているが、停めさせていただいた。目の前には、烏帽子岳、背には杵島岳が鎮座している。これから登らせていただく。まずは草千里駐車場から車道を横断し、ヘアピンカーブの手前にある標識を見て取り付く。ちょうど烏帽子岳の右の裾を歩く感じだ。すぐに下田と書かれた分岐標識を見る。左手には池と烏帽子岳が朝陽を浴びて何ともいい感じだ。下を見ると四等三角点がこんなところにある。道はとても歩きやすい。ここで1人若い女性の登山者が降りてきた。この辺りはワレモコウやアキノキリンソウと花々もたくさんあって賑やかである。それにススキが秋を感じさせてくれて空気もおいしい。地獄垂玉との分岐標識を見て道は徐々に勾配がきつくなってくる。烏帽子岳山頂の標識を見ると勾配はよりきつくなり、呼吸が激しくなるが、そう長くはない。上が見えるとすぐに稜線に飛び出る。左に進むと山頂である。9時13分山頂。もちろん360度の展望を楽しめる。阿蘇火口付近の中岳高岳の荒々しい姿と対照的にこちらはやさしく穏やかな印象である。山頂で展望をしばらく味わって下山である。下山は東側へと降る。下山口と標識があるのだが、決して一方通行ではない。急斜面で滑りやすいので注意だ。途中、草千里へと降りれるように道がある。観光客のカップルが1組早くも降りていた。登山者に出会うこともなく道路に出た。すると車が止まっていてここから登れるのか聞かれた。今日は中岳は登山禁止とのことだ。有毒ガスが出ているのだろう。道路を横断して杵島岳の登山口を探す。グラススキー場の辺りと探すがよくわからない。スキー場は閉鎖されており有刺鉄線が張られていた。おそらくリフトを登りつめれば登山道があるはずだが・・・・そこでコンクリーとの遊歩道を草千里駐車場方面へと戻る。杵島岳登山口の標識を見て道路沿いに進む。道路沿いに北に歩いてゆくと杵島岳登山歩道と書かれた大きな木の標柱がある。駐車できそうだが車が入れないようにしてある。舗装された歩道は右にカーブしながら緩やかな上りとなる。目の前に杵島岳が見えてきた。T字路の標識に杵島岳山頂と標識があるので左に曲がる。ここで男性の登山者に追い越される。コンクリートの道が未だ続くが、登山靴では足が痛くなる。斜めに登山道らしき道があったのでショートカットするが、すぐに階段に出る。追い越して行った登山者は階段を軽快に上がっていた。次ページへ
今回のコース(クリックで拡大)
草千里駐車場から杵島岳を見る
道路反対側にある標識 景色は最高 下田との分岐
振り返るとヘアピンカーブの道路が見える アキノキリンソウ うっすらと逆さ烏帽子
こんなところに三角点 軽快に歩く ススキが秋を感じさせる
クサフジの花 地獄垂玉との分岐 ご存じワレモコウ
ホクチアザミ ゲンノウショウコ シモツケ
ウツボグサ ミヤマキリシマも咲いていた
陽にあたるサイヨウシャジン 山頂まで結構急斜面 振り返ると草千里と杵島岳
ヤマアジサイ アザミ 稜線に出る
山頂でバンザイ 顔に見える 山頂から下山路へ
 
▲烏帽子岳頂上から北東側を見る(左は杵島岳・往生岳、右は阿蘇中岳・高岳)
下山口とある ミヤマキリシマが多い  草千里へと降りれる 
 ホソバノヤマハハコ 道路に出た  遊歩道を歩く 
     
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