2011/09/23 阿蘇烏帽子岳(1337.2m)・杵島岳(1270m)・往生岳(1238.1m)
 NO2
遊歩道〜杵島岳登山口〜杵島岳頂上〜お鉢廻り〜往生岳〜草千里駐車場
 ▲杵島岳頂上から火口淵を見る
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家内が遅れ気味に階段を上る。振り返ると烏帽子岳にステージのように広がる草千里が面白い。階段は、よくある神社のように真っすぐ続く。景色がなければ、正直上りたくない。ようやくの思いで上りきると阿蘇の荒々しい峰々が目に飛び込む。10時50分杵島岳山頂。記念写真を撮ってお鉢周りの道を探す。家内がすぐに西側への道を見つけたので斜面を降る。ここから火口縁を右回りで進む。男性登山者が一人三脚にカメラを構えて撮影していた。私たちを追い越した登山者が反対回りですれ違った。往生岳への取り付きを過ぎたところで火口跡を眺めながら昼食をとることに。今日はお湯を持ってきたので味噌汁(家内はカップワンタン)と家内の手作り弁当を食べた。のんびりと昼食を済ませて取り付き地点まで戻り、往生岳との鞍部まで急斜面を降る。道はなぜかボコボコしていて歩きづらい。杵島岳の東面にも小さな火口縁がある。その火口縁の一番北に位置する当たりに往生岳への取り付きがテープと踏み跡でわかった。ここから西に戻るように杵島岳の山腹を歩くと往生岳の裾とつながった鞍部に出る。杵島岳を一人降ってくる人がいた。往生岳へと歩を進めるが、牛の糞が多いので避けながら進む。急斜面に取り付くと道はジグザグになり高度を上げてゆく。後ろの下の方に米塚が可愛い姿を見せている。ようやく上りきって山頂標識を探すがない。もう一度持ってきた地図を見る。どうもも少し先の北側のピークのようだ。高さはこちらの方が高いと思うが・・・・・何しろ三角点は高いところにあるとは決まっていない。北へと道を一旦降り、左に穴が開いたような絶壁の縁を過ぎ、平らな広っぱを北へと真っすぐ歩くと山頂標識があった。しばらく展望を楽しみ来た道を戻る。が・・・・杵島岳の山腹の下の方を近道と思い進むが途中で灌木帯に入り込み、動きがとれなくなってしまった。止むなく戻り来た道を戻る。火口縁に戻るとここから縁を右に回る。道には牛の糞がところどころあってしかもデコボコしている。上りになって一旦下るとすぐに舗装された遊歩道に出る。西に歩いてゆくと杵島岳山頂と標識があるT字路に出る。ここからは往路を戻り、草千里へと遊歩道を歩く。駐車場に着いたのは14時15分だった。
<コースタイム>
 草千里P-(60分)-烏帽子岳頂上-(30分)-道路から遊歩道-(20分)-T字路杵島岳山頂への標識-(20分)-杵島岳頂上-(15分)-往生岳取り付き点-(20分)-鞍部-(25分)-往生岳頂上-(20分)-鞍部-(50分)-遊歩道-(15分)-T字路-(20分)-草千里P※休憩時間は含まず。全工程で約6時間かかりました。
<おまけ>
温泉は天然温泉の「南阿蘇村総合福祉温泉センターウィナス」に立ち寄る。入浴料は何と300円。阿蘇郡南阿蘇村河陽4530TEL0967-67-2277
ヤマアジサイがきれに咲いていた
杵島岳登山口へ
右は車道 杵島岳登山歩道とある 先の標識を左に進む
遊歩道をショートカット 杵島岳の火口縁 アキノキリンソウ
烏帽子岳を背にして 階段をひたすら歩く 山頂に着いた 360度の展望
山頂にて 烏帽子岳をバックに 火口縁を歩く
米塚(標高945m でも高さは100m程度) お鉢巡り
 
▲北側から山頂側
お鉢巡り 往生岳が見えた 食事を終えたところ
この黄色い石が往生岳へと降る目印 三つのピークが見える 急斜面を降る
リンドウの花が多い こちらも火口跡が(杵島岳東側) 杵島岳と往生岳の鞍部
杵島岳の山腹を鞍部へと斜めに降る 結構標高差がありそうだ 鞍部に降りた(標高1157m)
 フナバラソウ アキノキリンソウ  米塚を背にジグザクに急斜面を登る 
 着いた!!往生岳の山頂かと思ったら この先みたいだ   杵島岳を背に
 一旦降る(振り返って見たところ)  中岳側 往生岳の山頂標識は一番北にある 
往生岳にて  南に杵島岳が見える 再び往路を降る 
 右側を真っすぐ戻る 印のテープがある  戻ると今度は東に小さな火口縁を歩く 
杵島岳を見ながら火口縁を歩く 見渡す限り草原が続く 西に向かって廻ると
 遊歩道に出る 杵島岳の麓の遊歩道を歩く  道はスキー場へも伸びている 
杵島岳はここから登った  右手は車道  遊歩道終点、火山博物館へと 
たくさんの観光客 火山博物館   烏帽子岳に別れを
 
 ここに停めさせていただいた 帰路に立ち寄った温泉   
     
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