2011/07/24 福万山(1235.9m)と平家山(1023.0m)
No1 福万山
湯布院スポーツセンターP〜登山口〜山頂〜登山口〜湯布院スポーツセンターP
 
▲ 山頂手前から北に広がる稜線を見る
2011年7月24日 天気 晴れ
 ■出発時間:午前5時40分(自宅)   ※午前7時50分湯布院スポーツセンタ着
 ■メンバー:単独
  「働かざるもの食うべからず」と天の声、仕事をしないと稼げない、稼がないと山に行けない。土曜日も商談があれば優先するしかない。特に8月は北アルプス遠征で1週間休むのでそれまでは仕事優先だ。でも日曜日だけは、山に行くぞー。今回の山は、夏真っ盛りであるのでなるべく標高が高くて日帰りできて初めての山。となると限られる。悩んだ末、結局今まで行きそびれていた福万山に行くことにした。しかし、往復3時間程度とちょっと物足りない。そこでガイドブックを見てみると近くに平家山がある。往復2時間程度のようだ。移動も30分以内なので十分日帰りできる。決まりだ。早起きして早速出かける。「高速道1000円」はもう終わったので現地まで一般道だ。国道10号線から県道50号線を安心院を抜け、国道210号線に出たら水分峠方面へと走る。しばらく行くと右手に湯布院スポーツセンターの看板が見えてきたので右折し、駐車場に停める。駐車場は、マイクロバスが数台停まっていて学生が多い。夏季練習であろう。管理棟に行き、ガードマンらしき人に教えてもらい、発券機で駐車券を購入してノートに登山届けを記入した。登山準備をして8時5分出発した。舗装された車道は照り返しが強く、暑さが一層きびしく感じる。右に由布岳が見えてきた。道路わきの建物は「CANON 湯布院あさぎり館」とあるが、保養所なのか・・正面には福万山の姿が見えてきた。真っ直ぐな舗装道が左に折れるところに仮設パイプでできたゲートのようなものがある。しかし、標識はない。道は真っ直ぐ福万山に向かっているので突き進む。草原の中、風が無いが、多少涼しくなってきた。足元から蝉が逃げ出してゆくのが面白い。かなりこの草原は広い。樹林帯にようやく入るとかなり涼しくなった。すぐに開けると変電所らしきものがある。左側を見ると「福万山登山コース」と書かれている朽ちかけた木の標識があった。どうやらここが登山口のようだ。登山道はすぐに杉林となって徐々に高度を上げてゆく。枯れ沢を横断するとミズナラなどの多い自然林となり、なだらかで爽やかな道をしばらく歩く、急に開けて周りを見ると遠望が見事である。陽に当たるとさすがに暑さが厳しいが、標高が高いせいもあってそんなに不快感はない。オトギリソウやアザミの花が少ないものの姿を現すとカメラを近づけ写真を撮る。ジグザクに急斜面を登り詰め、稜線に立つと時折風が吹き心地よい。山頂手前の北西に伸びる稜線が気になりながら山頂へと遠望を楽しみながら歩く。景色は最高だ。9時48分、石のごろごろとした道となったと思ったら山頂に出た。目の前には由布岳がデーンと鎮座していた。一人で記念写真を撮ってしばらく地図を見ながら山座同定を楽しむ。しかし、一人だと休憩も短い。10分もたたずに下山開始である。帰路は往路を降る。再び気持ちの良い稜線を軽やかに歩き、ジグザグの急斜面になると今日はじめての登山者とすれ違う。下りはどうしても急ぎ足になり、特に往路と同じ道となれば余計だ。遠くから太鼓の音が響く。夏祭りだろうか?。登山口に出て草原の中を歩くが、かなり暑い。車道となると太鼓の音がずいぶんと近くなってきた。スポーツセンターに着くと太鼓の音が最大となった。「なんだぁ、ここで練習をしていたんだ。」・・・・管理棟に立ち寄りノートに下山時刻を記入する。ちょうど11時だった。
 車に乗って次は平家山を目指し移動だ→次ページへ
■コースタイム
  湯布院スポーツセンタP-(10分)-車道から草原の入口-(25分)-登山口−(70分)-山頂-(50分)-登山口-(20分)-車道-(10分)-湯布院スポーツセンタP ※休憩時間は含くまれていません。全行程で約3時間でした。
    
今回のコース(クリックで拡大)
湯布院スポーツセンター
300円で駐車
車道を歩く(登山道の標識) 右手に由布岳 目の前に福万山
ここから真っ直ぐ突き抜ける 福万山を正面にして草原の道を歩く 樹林帯に入る
変電所みたいな場所に出る。左に登山口 登山口(朽ちかけた道標あり) でかいキノコ発見
杉林になる 枯れ沢を横断 爽やかな自然林(ミズナラが多い)
道標がある 勾配がきつくなる 急に開ける
アザミが迎えてくれた ミヤマキリシマと西側の風景 オトギリソウ
素晴らしい青空 変わった形のミヤマキリシマ アザミと蝶(ヒョウモンチョウ)
稜線を歩く あのピークが山頂か? 気持ちの良い稜線歩き
ウツボグサも未だ咲いていた 湯布院側の景色 奥のピークが山頂
山頂まであと少し ニガナ(苦菜) 石ころを歩いて山頂
山頂にて(後ろに由布岳) 歩いてきた稜線を振り返る 下山開始
人の形に見える 1本松 車道に出る

平家山目指し、移動する。
平家山の日記を見る
太鼓の練習中
     
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