2011/07/24 福万山(1235.9m)と平家山(1023.0m)
No2 平家山
ゲート〜登山口〜山頂〜登山口〜ゲート
2011年7月24日 天気 晴れ
  福万山からの続き(前ページへ
 福万山を無事下山し、湯布院スポーツセンターから車で平家山登山口へと移動する。国道210号線を日田方面へと走る。久しぶりにこの道を走るが、水分峠の交差点では以前賑やかだったレストハウスが閉鎖されていた。そう言えばこの道は、昔結構通っていたがここ数年は通っていない。きっと自分だけではないのだろう。利用客が減ってやっていけなくなったんだろう。そう思うとなんだか胸が痛む。水分峠は右に国道210号線をそのまま行くと平家山入口の橋がある(写真)高速道の下をくぐり平家小地区へと右折し、Y字路に出ると左へと進む。上り坂の川沿いの道となるが右から左手に川が見えると道は平家山林道と分かれる。車を停めて標識を見ると「平家山登山口」とかすかに書かれていた。平家山林道を真っ直ぐ進む。狭い道なので離合のことを考えながらしばらく走るとゲートらしきものが見えてきた。突き当ると右手に尺間神社の鳥居がある。どうも登山者は私一人のようである。手前に車を停め暑いので車中での昼食をすることにした。昼食と言っても調理パンだ。最近は山での食事は簡単が一番と考えるようになった。軽くてすぐに食べられるし、いざとなれば歩きながらでも食べれる。凍らせた紙パックのジュースも機能的で調理パンと一緒に長方形の保冷バックに入れておくと腐らずに澄むし、ジュースはちょうど溶けて飲み頃である。一人寂しく食事を終わらせ、11時50分出発である。暑さは一段と厳しくなってきた。舗装された道が砂利道となって左手にはとんがった山が見える。地図で確かめると996mのピークと思われる。ふと目の前が動いた。ハート型の白いお尻は鹿だ。逃げてしまったが、どうも水路の水を飲みに来ていたようだ。「また会えないかなぁ」と思いながら歩を進める。小さな砂防ダムを右に見て再び舗装道になったと思ったらまた砂利道となる。「予算がなかったのかなぁ」なんて一人つぶやく。林道の脇にオオキツネのカミソリの花が少ないが咲いていた。今日の収穫である。と言っても写真に撮るだけだが・・・・。それにしても林道歩きが長い。30分近く歩いてようやく登山口の道標がある平家山登山口に着いた。階段を上がると自然林の樹林帯となる。蝉の声で賑やかである。蜘蛛の巣があるためストックで掻き分けながら歩くが、そのためか蝉がうるさく飛び回り、時折頭にぶつかってくる。へんな気分である。笹の多い道となってロープのかかった急斜面を一気に登ると笹はなくなり、樹林帯のなだらかな尾根道となった。登りつめるとミズナラが目に付く広い場所に出たので山頂かと思った。が、頂上は未だ奥のようだ。少し明るくなってきたと感じたところで祠が見えた。12時40分平家山頂上に着いた。展望がないのが残念であるが、かと言って切り開かないで欲しいと願う。今日2回目のひとり記念写真を撮って下山開始だ。下山は往路を降る。一人だとやっぱり急ぎ足である。13時に登山口に出た。また長い林道を歩く。道路を横断している水路にはきれいな水が流れていたのでストックを洗い、ついでに顔も洗った。なんとも気持ちの良いもんだ。鹿の気持ちが少しわかったような気がする。13時25分、ようやくゲートが見えてきた。他の登山者には1組にも合わなかった。ちょと寂しい山だった。
 予定よりずいぶんと早い時間だが、暑さで結構疲れたのでどこにも立ち寄らず帰宅することにした。帰路は国道210号線を日田方面へと向かい、玖珠から耶馬溪を抜けるいつものルートで帰宅した。
■コースタイム
 ゲート-(25分)-登山口-(30分)--山頂-(20分)-登山口-(25分)-ゲート
 ※休憩時間は含くまれていません。全行程で約1時間40分でした。
    
今回のコース(クリックで拡大)
国道から入ったところ(振り返る)
高速道の下を行く
ここは右へ ここは左へ 道路わきにキツネノカミソリが咲く
ここから右の林道へと進む 正面にゲートが。この右手駐車 尺間神社鳥居
砂防ダムを見て オオキツネノカミソリ 996mのピークと思われる
砂利道から再び舗装道へ 舗装道からまたまた砂利道 右手が登山口
樹林帯を歩く なだらかな道 笹が多くなると急斜面になる
尾根道を歩く カンアオイが多い 歩きやすい
山頂かと思ったら その奥が頂上 記念に
下山時に気づいた大きな岩 水路の水で顔を洗う ホタルブクロ
終わり
ゲートが見えた
     
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